ダーリンはフランス人シェフ

フランス人シェフのロロさんと練馬で営んだフレンチレストランが、金沢市に移転しました。『マルシェロロ金沢』としてスタートします!

アニバーサリーのパウンドケーキ

ティーセット杏

 10月11日のブログでフランス人の結婚式のことについて書きました。そのときの引き出物のひとつが、このアニバーサリーのパウンドケーキセット。杏のマシェリ、イチジクのマシェリとイチゴのマシェリの三種です。

 せっかくのケーキですから、ちょっとこだわりのお茶の時間にしました。
ちょっとイギリスっぽいですが、紅茶はディムブラ。紅茶の権威の磯淵猛さんに以前取材させていただいたときに頂いた貴重な紅茶です。そして紅茶に入れるミルクは牧成舎低温殺菌牛乳白の命」。65度で30分殺菌で、イギリスと同じ低温殺菌牛乳です。日本の牛乳は高温殺菌なので、ミルクティーには実は向かないのです。低温殺菌牛乳だと、クリームたっぷりのお菓子と合わせても、クレンジングオイルで顔を洗うように、ミルクティーにしてもクリームがさらりと口の中で流れて、実にさっぱりと食べられるのです。そして、杏のマシェリ。トッピングはアーモンドやがシューナッツなど、ナッツ類がたっぷり。ミルクティーとパウンドケーキ。う〜ん、トレビア〜ンです。

 贅沢なお茶の時間はたとえ一人でも充実したときが過ごせるのですね。
でも、やっぱりダーリンことロロさんと一緒の方がうれしいなあ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

アニバーサリー 南青山店 東京都港区南青山6−1−3
             電話 03−3797−7894

サーカス出身のフランス人パフォーマー

フランス人パフォーマー
サーカス出身のフランス人パフォーマーの作品『隠された面』を東京・森下スタジオで観ました。サーカスというと、日本では芸術というよりは、どちらかというと見世物小屋の延長のような雰囲気があり、人によってはレトロな郷愁を呼び起こすものでもあるようです。しかし、この26歳のパフォーマーは、アートとしてのサーカスとモダンダンスを融合させているのです。

 ジャン・バティスト・アンドレは1979年フランス・ランス地方で生まれました。シャロン国立サーカス芸術学校を卒業し、アートとサーカス、またはニューテクノロジーと現代美術を横断する舞台の研究、創作を行います。フランスで国立のサーカス芸術学校が存在するように、フランスではサーカスはあくまでアートなのですね。日本のように悪さをした子供に「サーカスに売り飛ばすよ!」と折檻するような、ナマハゲの代用にも江戸川乱歩の世界にも絶対なりえないのです。

 私がジャン・バティスト・アンドレの舞台を観にいこうと思ったのは、やはりサーカス学校出身という経歴からアクロバティックな舞台を期待したこともありますが、サーカスと芸術をどう体現してくれるか、に非常に興味があったからです。彼は白いシンプルな舞台の上で、シャツとジーンズという姿にエンジェルの羽を小道具にして踊ります。高い身体能力を発揮して倒立や側転など取り入れてはいるのですが、それらが流れるような一連の動きの中で表現されているので、ことさら大げさなアクロバットには見えません。青木孝充のミステリアスで繊細な音楽と松本典子のステージをキャンパスに見立てた映像効果もあり、悩める青年の苦悩や二面性のようなものを見事に表現していたと思います。

 今回の来日はフランス外務省のアーティスト支援活動「ヴィラ・メディシス海外派遣プログラム」において、サーカス分野で初めて奨学生に選ばれ、実現しました。山口に一ヶ月滞在制作し、その成果を山口と東京でトータル4日間の公演で発表しました。

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フランス人のウェディング

ロロさんと入り口ガーデン・ウェディング
 ダーリンことフランス人シェフのロロさんのお友達の結婚式に参加しました。ロロさんのお友達はフランス人の銀行家。奥様は日本人です。会場は渋谷のマノワール・ディノ
一軒家のレストランスタイルです。目玉は樹齢100年の楠がそびえる庭。木の周りで写真撮影をしたり、ケーキカットをしたり、談笑したりと、ガーデンウェディングにぴったりです。また、木から素敵なエネルギーをもらえそうで、新たな旅立ちによいですね。

 やはり、招待客は新郎側はほとんどが外国人で、新婦側は日本人。新郎はフランスからご両親と弟さんが参加。招待客の中で印象に残った装いの方が三名いました。一人は新郎の弟さんで、金髪の長髪をひとつに後ろで束ねて、あごひげを三編みにしているのです。ちょうどエジプトのミイラツタンカーメンのお面のようです。そして、衣装はカーデガンにジーンズ。でもとっても似合っていて素敵でした。パリの芸術家風スタイルです。日本人にはとても真似できないし、似合わないですよね。もう一人の方はスコットランドの正装。あのタータンチェックのスカート姿です。スカートなのに、男っぽくてセクシーに見えるのです。つまり、スカートから覗く足の筋肉(特にふくらはぎ)が強調されて見え、それがマッチョに見えるのです。最後のお一人は日本人のご年配のご婦人。白髪と見事に着こなした着物がぴったりマッチ。着物を肌の一部のように着こなし、動くたびに、ほんわかとした和風の色気が漂ってきました。着物歴の年季を感じさせます。若い方で着物姿の方もいらっしゃいましたが、普段着慣れていない感じで、やっぱりしっくりしていないのです。着物の着こなしって難しいですね。

■料理
 フォアグラオマールいよいよ料理です。シェフはシェ・イノのオーナーシェフで有名な井上旭氏。オードブル二種。フォアグラのフラン、ポルト酒風味オマールえびのガトー仕立て、コートドール。フォアグラとトリフがプディング状になっていて、滑らかな食感です。私はおいしい、と思ったのですが、ロロさん曰く「フォアグラの味があまりしない」とのこと。オマール海老のガトー仕立ては野菜とシーフードのコンビネーション。シンプルな味付けで、海老やホタテの本来のおいしさが引き立っていました。しかし、ここでサービスに問題が・・・。
食べている最中にビデオ上映があり、私たちのテーブル(なんと新郎の家族席)からは見えなかったので、みんなで席をたち、見えるところまで移動。私は最後のホタテの一口とソースがたっぷり残った状態で、フランス風に後でソースをパンにつけて食べるのを楽しみに(もちろんナイフとフォークはまだ終わっていないよ、という意味で八の字に開いた状態)、席を立ちました。しかし、戻ってみるとミミの皿だけ片付けられているのです!
楽しみにしていたのに!! お祝いの席なのでクレームは遠慮しようと思ったのですが、皿を戻してもらおうと、怖いワイフキャラのミミはウエイターに「途中だったのに、下げられてしまった」と説明。しかし、そのウエイターは謝りもせず、スーッとどこかへ。ますます頭にきたので、別の少し格上っぽいウエイターに再度説明。ようやく「すみませんでした」と言ってくれたので、皿は戻らなかったけれど少し溜飲は下がりました。

魚 気を取り直して、魚のメインに集中。しかし、魚が来たタイミングで白ワインではなく、赤ワインのサービスが始まったのには閉口しました。魚が鯖やウナギなど脂が多い魚なら理解できますが、さっぱりフィッシュの代表スズキですもの。でも、乾杯のときにはシャンパンを何度もついでくれたのだからと、気を取り直して料理を楽しむことに。スズキの薄切り、バジリコ風味という料理です。サービスはともあれ、料理はソースの味もよく、さっぱりとして非常においしかったです。ロロさんも「おいしい」とにっこり。
ステーキ グラニテ(箸休めのシャーベットのようなもの)を挟んで、いよいよお肉のメイン、牛フィレのソテー、シェフ好み。お肉がとってもやわらかく、これまた美味でした。
デザート 
写真は新郎用のデザートの盛り合わせ。魚の図柄がかわいかったので、思わずパチリ。

 結婚式はビデオで新郎と新婦の子供時代から現在までをいろいろと工夫を凝らして紹介したり、新郎が一所懸命日本語で通訳し、詰まると客席から「がんばれ〜」と声援があったりと、とても和やかで楽しいものでした。素敵な結婚式に招待していただき、本当にありがとう! 末永くお幸せに。

 しかし、ここで終わらないのがフランス式。本場では朝までパーティが常識で、朝、新婚さんがオニオンスープを飲んでそれがシメとなり終了するのです。案の定今回もフランス人仲間たちは場所を移して夜中の3時4時までパーティ。ロロさんのご帰宅も午前4時半くらいでした。ダーリン、午前様のお疲れ様、でも仮眠をとってすぐ仕事。シェフの代わりはいないから大変ね〜、と思いながら朝のダーリンへのお見送りもベッドから決してです、やっと手首だけ微震動させ「バイバイ」と呟いたのみのミミでした。

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アラン・デュカスの料理教室

アラン・デュカスの料理教室に参加しました。べスラ・ド・ベルフォンというシャンパンの会社とのコラボレーションで、シャンパンに合う料理を学ぼうというクラスです。講師はシェフ・プロフェッサーのクリスチャン・ジュリヤール。モナコでデュカス・プロデュースによるレストランのシェフを経験した後、パリのプラザ・アテネの「アラン・デュカス」のオープンに貢献した36歳のシェフです。

 スクールは東京の半蔵門線・水天宮から徒歩5分のところにあり、中世のワイン倉にあるような重い木の扉を開くと、そこにはアラン・デュカスの世界が広がっています。ドアから一歩足を踏み出すと、まずロマネコンティでいっぱいのケースに蹴躓きそうになるほど、ロビーはフランスの代表的なワインで埋め尽くされています。もうこの段階でフランスの三ツ星気分でいっぱいになります。そしてキッチンと世界のデュカス関連のレストランのメニューや、本がおかれているダイニングがあるメインルームへと導かれます。キッチンはプロ用の本物のレストラン仕様。デュカスのレストランの厨房が再現されているといっても良いくらいです。つまりデュカスの舞台裏を実体験できる、というわけです。

 クラスは3時間なので、一緒に料理を作るというよりは、クリスチャンが作っている様子を見ながら、説明を聞いたり、デュカスの料理への考え方やアイデアを学ぶ、といった感じです。しかし、ただ聞いているだけではなく、スプーンを持ち歩いて、調味料やブヨンなど自由に味見できるので、厨房を宝探しのようにキョロキョロしながら受講することになります。そして、メニューは「アラン・デュカスのリビエラ料理」でアミューズ三種とメインとリゾットです。リビエラ料理とは南仏からイタリアにかけて食される庶民的料理のことです。庶民料理といってデュカスの冠がつけば当然三ツ星の味になります。それらの料理はすべて実際にデュカスのレストランで出されたもので、それぞれシャンパンと供に試食できるので、超贅沢クラス、というわけです。

アミューズ三種シーザーサラダのサンド魚のジュレ
 アミューズ1:魚のスープとザリガニ
スープといっても魚のニコゴリのためにジェリー状になっています。色々な魚を使って味を複雑にしています。それにザリガニをトッピングし、生クリームとコライユ(ザリガニのメスの卵巣のようなもの)を加えたものです。
 アミューズ2:海老のロワイヤル
海老のすり身に海老の頭などから作ったソースをかけ、海老を丸ごとつかったもの。
 アミューズ3:シーザーサラダのサンドイッチ
レタスにパルメザンチーズと特製ソースをトッピングして一口タイプにしたもの。

 もう、全部トレビア〜ンです。特に魚のスープが個人的にはお気に入り。

■「ヴィテッロ・トンナート」、まぐろの腹身、薄切りのセロリメイン1(肉)盛り付け 肉を切る
 






いよいよメイン。ヴィッテロとは子牛のことで、トンナートとはマグロのことです。子牛をロゼ(肉に完全に火を通さないで、中をピンク色の半生焼き状態にする)にオーブンで焼き、薄くスライスして、マグロと特製ソースを合わせたもの。
 まず、シェフ・プロフェッサーのクリスチャンの言葉で印象に残ったことがいくつか。1、パスタでよく聞く「アルデンテ」という言葉があるように、食材に完全に火を通さない方が、エネルギーが蓄積される前に消化されるので、体に良い、とのこと。2、トッピングのセロリを切っていたとき、セロリの小さな芽を大事そうに切り取り「小さくて可愛いものは取っておきましょう」と言った事。フランスでは「プチ」つまり小さい、という事は可愛くて美しいことなのです。ということは、ミミは背が低い、つまりプチ。つまり、可愛い、てこと? 誰?そこで横に大きい、といったのは! 今度からミミではなく、ミニと言う名前に変えようかしら。クリスチャンはセロリの芽を飾り付けに後で有効に使っていました

乾燥かつおのコポー、ガンベローニのリゾットリゾット
 ガンベローニとはジェノバ産の海老のことです。乾燥かつおとは鰹節のこと。リゾット一つ作るにしても、本当に手間がかかっているのには脱帽します。オマールのヒュメだとか、白い鳥のブイヨンだとか、見えない隠し味がたっぷり。そしてビックリしたのが写真の甲殻バター。澄ましバターに海老の頭などでだしを取ったエキスを混ぜたもの。初めて見たので、甲殻バターをパクリと味見。う〜ん、海老の風味がします。当然ながら。

 美しく盛り付けられ、美味しい料理とシャンパンをたっぷり楽しんでいる間、厨房では片付けが。何本もある包丁を一本一本シェフ・プロフェッサーが自ら磨いで、大事そうにアタッシュケースにしまっているのが印象的でした。やっぱり職人さんであり、アーチストなんだなあ、と思った瞬間でした。

 ウチに帰ってさっそくダーリンことフランス人シェフのロロさんに報告。もらったレシピを熱心に見て、「良い経験をしたね」といってくれました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました

シャンパンとアラン・デュカス

フルーツとシャンパン

 あのフランス料理界の巨匠、アラン・デュカスの料理教室に今日の午後7時から10時まで参加します。べスラ・ド・ベルフォンというシャンパンの会社とのコラボレーションで、シャンパンに合う料理をテーマにアラン・デュカスの技を受け継ぐ一流フランス人シェフが8人限定クラスで直接指導してくれます。ダーリンことフランス人シェフのロロさんも、以前プロ用の2日間のクラスに参加しました。そのときの受講料がナント9万円! 実はミミが冬のボーナスをはたいてクリスマス・プレゼントとしてロロさんにプレゼントしたものです。ああ、糟糠の妻とはミミのことをいうんだわ(完全に自分に酔っているモード)。ロロさん曰く「受講して本当によかった。アイディアや哲学に刺激されたし、シェフとして新たな野心がわいたよ」とのこと。物は無くなるけど、身につけた芸や技は一生ものですものね。プレゼントのしがいがあって、よかった!

 今日のクラスはアマチュア用で、3時間で1万8千円。この金額を高いとみるか安いとみるか、意見が別れるところですが、ミミ的にはとってもリーズナブル。デュカスのクラスの半日コースは通常2万5千円。今回はべスラ・ド・ベルフォンの協力があるので、1万8千円にディスカウントの上、ベスラ・ド・フォンのキュベ・デ・モワン・ロゼのフルボトル一本(通常価格6,500円)とクリスタル・シャンパングラス2脚もついている超お得セットプランですもの。それに、三ツ星レストランの味をこの手で再現できるようになれるのですから! フランス人シェフのワイフとして当然このチャンスに飛びつきました。

 ということで、プレゼントのシャンパンを早速ロロさんと試飲しました。ロゼのシャンパンは色が淡いピンクできれいですね。シャンパンのお供はメロンピーチ。映画『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアジュリア・ロバーツがシャンパンと合わせたのはストロベリーでしたが、「今の季節はピーチとあうよ」とのロロさんのアドヴァイスでピーチを購入。当然ロロさんがシャンパンの栓を抜いて、フルーツも盛り付けます。フランスではワインやシャンパンは男性が開け、女性にサーブするのが基本です。そして、いよいよ試飲!グルメ・ランキングへ
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フランス人シェフ・ロロさんの料理:牛ほほ肉の赤ワインソース

牛ほほ肉牛ほほ肉の赤ワイン







■牛ほほ肉の赤ワインソース

 ダーリンことフランス人シェフ・ロロの料理のご紹介です。ロロさん得意の赤ワインソースを使った「牛ほほ肉の赤ワインソース・手打ちパスタ添え」。ロロさんがヘッドシェフを務めるフレンチレストラン「ブラン・ド・ミュゲ」でも人気メニューです。
 
 柔らか〜い牛ほほ肉に特製赤ワインソース。当たり前のことですが、科学調味料やインスタントのフォンド・ボー(信じられない話ですが、使っているお店が以外と多い)は使用せず、仔牛の骨などをぐずぐず長時間煮て作ったロロさん特別フォンド・ボーをベースに力強く繊細な味の赤ワインソースに仕上げています。そして魔法のトッピング。ビンの中に入っている不思議な赤いディップはレシピ秘密厳守の隠し味の元です。パスタはロロさん自ら粉を練って作るお手製パスタ。モチモチして美味しい。ジューシーな牛ほほ肉とスペシャル赤ワインソースにお手製パスタ、そして隠し味の赤いディップを口の中で合体させると、本当にトレビア〜ン!!!

 荻窪にお寄りの際はぜひ、一度はロロさんに牛ほほ肉の赤ワインソースを食べにブラン・ド・ミュゲにお立ち寄りくださいませ。

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参考:ブラン・ド・ミュゲ JR荻窪駅西口すずらん通りをまっすぐ徒歩5分
             電話03−3220・5448
             東京都杉並区荻窪5−14−4



 

ダーリンはやっぱり猫が好き! その3

ロロさんと猫 ダーリンことフランス人シェフのロロさんは猫が大好き! パオーン(フランスでは猫はニャオーンではなく、パオーンと鳴く)と言いながら猫に近づき、ナデナデするのです。猫もロロさんだとなぜか逃げないで、甘えてくるので不思議です。もしかしたらロロさんの先祖は猫族だったのかもしれません。

シャロット 写真はカナダ時代にルームメイトが飼っていて、一緒に暮らしていた猫のムーに似た猫。フランス・ブルターニュ地方の良くレースが行われる海岸に行った時(ロロさんの実家から車で1時間のところ)、パブにいた猫です。ムーは交通事故でなくなってしまいましたが、今でもたまに一緒に散歩したことを思い出します。だからムーに似た猫を見つけたとき、とても懐かしかったのです。
少女と猫 猫が大好きなロロさんは通りで猫に会うと、決して無視できないのです。写真の猫は道端で猫を抱えていた見ず知らずの少女に頼んでパチリ。いつもデジカメを持ち歩いているミミがロロさんのために猫を見かけたら写真を撮ろうと思うのですが、なぜかいつも逃げられてしまうのです。ロロさんだったら逃げないのに・・・。猫って本能で怖いワイフを見抜けるのかも・・・。やさしくならなくちゃ。オニババと呼ばれないうちに。
 
 オニババといえば、三砂ちづる著『オニババ化する女たち』(光文社新書)が面白そう。女性の皆様、オニババ化現象にはお互いくれぐれも気をつけましょう!

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フランス人シェフ・ロロさんのお友達

 フランス人シェフことロロさんとの出会いがストーリー・テリング(御伽噺の話し方教室)のクラスだったことは10月3日のブログで書きました。御伽噺教室ですから、最終的に各自割り振られた御伽噺を本を見ないで、ロウソクだけの灯火の中で表現たっぷりに朗読できるようになる、というのが目的です。生徒は若い人よりはどちらかというと年配の方が多く、ロロさんは最初から目立つ存在ではありましたが、一緒に飲みに行ったり、お話ししたりするきっかけは、一緒にクラスに参加していたロロさんの親友シリアのおかげでした。

 シリアは当時50歳くらいのオランダ人で、ロロさんの親友兼、ルームメイトでした。ルームメイトは3人いて、シリアとそのボーイフレンドのブライアン、そしてキャロルです。ちなみにブライアンとキャロルはカナダ人です。シリアは好奇心たっぷりの女性で、ストーリーテリングのクラスでも唯一の日本人である私に非常に興味を持っていて、「ミカドって何?」とか質問してきたくらいです。それで一緒に三人でクラスの近くのパブに飲みに行こう、となったのです。そのときのアッパー・カナダ・ラガーの美味しかったこと。カナダにはたくさんの種類のビールがあり(確か一般の人がビールの醸造をすることが法律で認められていたはず)、中には蜂蜜入りのビールもあるくらいです。

 シリアはオランダでボートの上で家族と生活し、結婚してからビリヤードバーなど経営し、オーストラリアで暮らしたりしていましたが、ブライアンと出会ってカナダに来たようです。しかし、もう結婚という形式はとりたくないようで、住宅をカナダで購入するために一時的にブライアンと結婚し、すぐに離婚しましたが、二人は相変わらず仲良く一緒に暮らしています。便宜上行った結婚でしたが、その結婚式は神父に出張してもらって丘の上の原っぱで行い、シリアはブレザー姿、ブライアンはスーツ、という簡素ですが、とても素敵なものでした。

 ロロさんと私もシリアたちを見習って、新宿御苑で結婚式を行おうとしたのですが、神父さんに断られて実現しませんでした。シリアとは今も電話やメールで連絡をとりあっており、私が勤める会社で落語の会を催した話にはとても興味がわいたみたいで「日本人のコメディアンがクッションの上に座って一人で話をする伝統芸能」という説明に好奇心たっぷりでした。カナダにいるオランダ人にとって、日本はまだまだ神秘的な国のようですね。

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ノーベル賞とフランス料理

たんけん 文化の秋、食欲の秋、そして受賞の秋ですね〜。ということで、ノーベル賞の発表が始まりました。
 
 仕事がらみでもうれしいことがありました。私が勤めている会社の顧問で、また、編集を担当している季刊誌探健(たんけん)』の発行元でもあるNPO法人免疫抗体食品研究協会の名誉顧問でもあるバリー・マーシャル博士がノーベル生理医学賞を受賞したのです。マーシャル博士は胃がんや胃潰瘍の原因といわれるピロリ菌を発見したことで有名です。しかもその方法が、自らピロリ菌を飲んで実験した、というのですから、まさに身体を張った勇気ある学者です。

『探健』では直接インタビューしたこともあり、ピロリ菌の味を「腐ったチキンの味がする」と言っていました。偉い方なのにとても素朴で、素敵な方だった、と覚えています。ちなみにそのときのカメラマンはあの加納典明氏でした。マーシャル博士はパソコンが大好きで、来日すると必ず秋葉原に行くくらい。また、自宅のあるオーストラリアでは牧場も持っていて、その牧場にカメラを取り付け、自宅でも、旅先でもパソコンで牧場の動物たちを見ることができるようにセッティングしていました。インタビューしたときも「さっき動物をみたばかりだよ」と言っていたくらい、動物たちに愛情をもっていたようです。

 ノーベル賞といえば、フランス人シェフのロロさん的に気になるのが晩餐会でのメニュー。やはり世界的な権威ある賞や正式なパーティのメニューは世界の料理の王様、フランス料理ですね。2002年と2003年の晩餐会メニューは下記の参考欄に記しました。今年はどういうメニューなのか今から楽しみです。毎年12月10日に開催されるノーベル賞授賞式晩餐会で、スウェーデン国王一家や受賞者に供する料理を担当しているレストランがスターズフースヘーラレンというところ。市庁舎の一角にあるこのレストランでは、飲み物も含めて晩餐会と同じメニューを、同じ食器を使って楽しむことができるそうです。スウェーデンに行ったら、ぜひノーベルメニューをロロさんと試してみたいと思います。

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参考:
■ノーベルメニュー2002年
Tartelett med getost och rödbeta samt marinerade pilgrimsmusslor och havskräftor med tryffelvinaigrette. Nobelbröd.山羊チーズのタルト、赤カブソース、帆立貝とエビのサラダ、ノーベル・パン


Kryddstekt svensk hjortfilé med rostade rotfrukter, lingonchutney och kanelsky, serveras med rosade rattepotatisar
鹿のロースト、桃とシナモン・ソース、根野菜ソテー、ラッテ・ポテト

Nobelglassparfait
洋梨とシャンパンのシャーベット、洋ナシをのせたチョコレート・バニラ風味のババロア、洋ナシ・ナシ・キャラメル・ソース

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Corte Giara Amarone Dell Valpolicella 1999
コルト・ギアラ・アマローネ

Moscatel de Setubal
ムスカテル・ド・サチュバル


■ノーベルメニュー2003
Löjroms cheese cake, Kräftströmming, Gravlax med gurka, salladslök och senap, Inkokt havskräfta med jordärtskockscréme, Kvibillemousse på kavring
コイ科の魚卵チーズ・ケーキ、バルト海ニシンを焼いたものとトマトとディル、マリネード・サーモンときゅうり、玉ねぎとマスタード、軽く茹でた冷たい伊勢エビとキクイモ・クリーム、甘い黒パンに載せたブルー・チーズ

Murkelfärserad pärlhöna med ragu på Karl-Johansvamp, bondbönor, pumpa och haricots verts, serveras med potatisterrin och svampsås
イヌホオズキを詰めたギニア産鶏肉、ソラ豆とかぼちゃとインゲン豆の煮込み、ポテト・テリーヌ、マッシュルーム・ソース

Kaffe bavaroise på mandel- och kaffebotten, med punsch- och likörpralin samt citrussallad
アーモンド、コーヒー・ビスケットに載せたコーヒー・クリーム・ババロア、パンチ・リカー・チョコレート、レモンとオレンジのサラダ

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Château Cordet 2000 Margaux
シャトー・コルデ

L´etoile select vieux 1985 Banyuls
レトワールセレクト

フレンチ VS チャイニーズ

ダーリンことフランス人シェフロロさん と初めて出会ったのは7年前の秋。カナダはトロントでのことです。ロロさんはフランス人シェフとして、私は共同通信や日加タイムスなどに寄稿するライター兼学生として滞在していました。そんな二人がどこで出会ったか? のんべえで食いしん坊の二人だからバーかレストランで? いえいえ、ナント、ストーリーテリングのクラス(要するに御伽噺を上手に話せるようになりましょう、というクラスのこと)で出会ったのです。ジョージ・ブラウン私立大学の夜のコースで見つけました。なんだかカワイイでしょう? 

 一方で、私にはもう一つの出会いが同時期にありました。トロント生まれのチャイニーズのWさんです。そのころ、ロロさんともWさんとも単なる男友達で、どちらも同じスタートラインに立っていたのです。Wさんは両親が離婚したので中国生まれの英語があまり話せないお母さんの細腕で育てられました。幼いころは貧しく、電車賃が払えないので、妹と一緒に30分の道のりを歩いて学校に通ったそうです。しかし、がんばってアグネスチャンも通った名門トロント大学を大変優秀な成績で卒業し(学部内11番目の成績で)、出会ったころは某有名ソフトウェア会社のシニア・エンジニアをしていました。ですから、若いのに苦労人で、お母さん自慢の一人息子です。トロントで生まれましたが、中国とカナダの両方の要素をたっぷりもった人でした。性格も優しい、純情で背も180センチはあり、頭もいい。

 では、なぜ同じスタートラインに立っていた二人なのに、ロロさんとはステディなボーイフレンドになり、Wさんとは単たる男友達で終わったのでしょうか?
 
 それは食文化の違いです。つまり、フレンチ VS チャイニースのグルメ対決で、ロロさんが勝利したからです。グルメ対決といっても料理の腕を競ったわけではなく、食べ物に対する認識がロロさんとは合い、Wさんとは合わなかったからです。

 下記の会話を読んでいただければ、誰もが納得するはず。
ミミ「犬と猫とどっちが好き? 」
W 「ボクは動物を食べるのが好き」
同じ質問をロロさんにすると
ロロパオーン、猫が大好き! 」Wさんにある日「私、トンボが好きなの」とミミが思わず呟いてしまったとき
W「おいしいの?」・・・絶句するミミ。

 フランス人もカエルとかカタツムリ(エスカルゴ)とか食べるけど、やっぱり中国人にはかなわない! 中国人は脚がついているものは机以外は何でも食べる、といいますが、Wさんとトロントで会ってから、妙に納得したのでした。
 
 やはり、人間は胃袋で考え、判断し、男も決めるのですね。

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マルシェロロ金沢情報

●ディナーは紹介制でしたが、1年半営業し、必要を感じなくなりましたので、紹介制をとりやめました(ランチとディナーは完全予約制)。

●キャンセル料について:ご予約を受けてから食材を調達しますので、キャンセル料が下記のようにかかります。よろしくお願い致します。
  〇ご予約3日前から前日前までのキャンセル:コース料金の30%
  〇ご予約日当日のキャンセル:コース料金100%

●メニュー:ご予約制コース料理をご提供致します。
     ランチ:5000円&8000円(税別)
     ディナー:8000円&10000円(税別)
    (6名様以上ディナー5000円より)
 *2名様以上のご予約をお願い致します。

**1週間前のご予約だとありがたいですが、お急ぎの場合はご相談くださいませ。

  

●住所:金沢市寺町4-12-20

●☎050-7515-9175

・駐車場:沼田町交差点スーパー「ひまわりチェーン」駐車場2台
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。故郷の金沢でフレンチレストランを再オープン!
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