ダーリンはフランス人シェフ

フランス人シェフのロロさんと練馬で営んだフレンチレストランが、金沢市に移転しました。『マルシェロロ金沢』としてスタートします!

フランス人シェフ・ロロさんのお友達

 フランス人シェフことロロさんとの出会いがストーリー・テリング(御伽噺の話し方教室)のクラスだったことは10月3日のブログで書きました。御伽噺教室ですから、最終的に各自割り振られた御伽噺を本を見ないで、ロウソクだけの灯火の中で表現たっぷりに朗読できるようになる、というのが目的です。生徒は若い人よりはどちらかというと年配の方が多く、ロロさんは最初から目立つ存在ではありましたが、一緒に飲みに行ったり、お話ししたりするきっかけは、一緒にクラスに参加していたロロさんの親友シリアのおかげでした。

 シリアは当時50歳くらいのオランダ人で、ロロさんの親友兼、ルームメイトでした。ルームメイトは3人いて、シリアとそのボーイフレンドのブライアン、そしてキャロルです。ちなみにブライアンとキャロルはカナダ人です。シリアは好奇心たっぷりの女性で、ストーリーテリングのクラスでも唯一の日本人である私に非常に興味を持っていて、「ミカドって何?」とか質問してきたくらいです。それで一緒に三人でクラスの近くのパブに飲みに行こう、となったのです。そのときのアッパー・カナダ・ラガーの美味しかったこと。カナダにはたくさんの種類のビールがあり(確か一般の人がビールの醸造をすることが法律で認められていたはず)、中には蜂蜜入りのビールもあるくらいです。

 シリアはオランダでボートの上で家族と生活し、結婚してからビリヤードバーなど経営し、オーストラリアで暮らしたりしていましたが、ブライアンと出会ってカナダに来たようです。しかし、もう結婚という形式はとりたくないようで、住宅をカナダで購入するために一時的にブライアンと結婚し、すぐに離婚しましたが、二人は相変わらず仲良く一緒に暮らしています。便宜上行った結婚でしたが、その結婚式は神父に出張してもらって丘の上の原っぱで行い、シリアはブレザー姿、ブライアンはスーツ、という簡素ですが、とても素敵なものでした。

 ロロさんと私もシリアたちを見習って、新宿御苑で結婚式を行おうとしたのですが、神父さんに断られて実現しませんでした。シリアとは今も電話やメールで連絡をとりあっており、私が勤める会社で落語の会を催した話にはとても興味がわいたみたいで「日本人のコメディアンがクッションの上に座って一人で話をする伝統芸能」という説明に好奇心たっぷりでした。カナダにいるオランダ人にとって、日本はまだまだ神秘的な国のようですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

ノーベル賞とフランス料理

たんけん 文化の秋、食欲の秋、そして受賞の秋ですね〜。ということで、ノーベル賞の発表が始まりました。
 
 仕事がらみでもうれしいことがありました。私が勤めている会社の顧問で、また、編集を担当している季刊誌探健(たんけん)』の発行元でもあるNPO法人免疫抗体食品研究協会の名誉顧問でもあるバリー・マーシャル博士がノーベル生理医学賞を受賞したのです。マーシャル博士は胃がんや胃潰瘍の原因といわれるピロリ菌を発見したことで有名です。しかもその方法が、自らピロリ菌を飲んで実験した、というのですから、まさに身体を張った勇気ある学者です。

『探健』では直接インタビューしたこともあり、ピロリ菌の味を「腐ったチキンの味がする」と言っていました。偉い方なのにとても素朴で、素敵な方だった、と覚えています。ちなみにそのときのカメラマンはあの加納典明氏でした。マーシャル博士はパソコンが大好きで、来日すると必ず秋葉原に行くくらい。また、自宅のあるオーストラリアでは牧場も持っていて、その牧場にカメラを取り付け、自宅でも、旅先でもパソコンで牧場の動物たちを見ることができるようにセッティングしていました。インタビューしたときも「さっき動物をみたばかりだよ」と言っていたくらい、動物たちに愛情をもっていたようです。

 ノーベル賞といえば、フランス人シェフのロロさん的に気になるのが晩餐会でのメニュー。やはり世界的な権威ある賞や正式なパーティのメニューは世界の料理の王様、フランス料理ですね。2002年と2003年の晩餐会メニューは下記の参考欄に記しました。今年はどういうメニューなのか今から楽しみです。毎年12月10日に開催されるノーベル賞授賞式晩餐会で、スウェーデン国王一家や受賞者に供する料理を担当しているレストランがスターズフースヘーラレンというところ。市庁舎の一角にあるこのレストランでは、飲み物も含めて晩餐会と同じメニューを、同じ食器を使って楽しむことができるそうです。スウェーデンに行ったら、ぜひノーベルメニューをロロさんと試してみたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

参考:
■ノーベルメニュー2002年
Tartelett med getost och rödbeta samt marinerade pilgrimsmusslor och havskräftor med tryffelvinaigrette. Nobelbröd.山羊チーズのタルト、赤カブソース、帆立貝とエビのサラダ、ノーベル・パン


Kryddstekt svensk hjortfilé med rostade rotfrukter, lingonchutney och kanelsky, serveras med rosade rattepotatisar
鹿のロースト、桃とシナモン・ソース、根野菜ソテー、ラッテ・ポテト

Nobelglassparfait
洋梨とシャンパンのシャーベット、洋ナシをのせたチョコレート・バニラ風味のババロア、洋ナシ・ナシ・キャラメル・ソース

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Corte Giara Amarone Dell Valpolicella 1999
コルト・ギアラ・アマローネ

Moscatel de Setubal
ムスカテル・ド・サチュバル


■ノーベルメニュー2003
Löjroms cheese cake, Kräftströmming, Gravlax med gurka, salladslök och senap, Inkokt havskräfta med jordärtskockscréme, Kvibillemousse på kavring
コイ科の魚卵チーズ・ケーキ、バルト海ニシンを焼いたものとトマトとディル、マリネード・サーモンときゅうり、玉ねぎとマスタード、軽く茹でた冷たい伊勢エビとキクイモ・クリーム、甘い黒パンに載せたブルー・チーズ

Murkelfärserad pärlhöna med ragu på Karl-Johansvamp, bondbönor, pumpa och haricots verts, serveras med potatisterrin och svampsås
イヌホオズキを詰めたギニア産鶏肉、ソラ豆とかぼちゃとインゲン豆の煮込み、ポテト・テリーヌ、マッシュルーム・ソース

Kaffe bavaroise på mandel- och kaffebotten, med punsch- och likörpralin samt citrussallad
アーモンド、コーヒー・ビスケットに載せたコーヒー・クリーム・ババロア、パンチ・リカー・チョコレート、レモンとオレンジのサラダ

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Château Cordet 2000 Margaux
シャトー・コルデ

L´etoile select vieux 1985 Banyuls
レトワールセレクト

フレンチ VS チャイニーズ

ダーリンことフランス人シェフロロさん と初めて出会ったのは7年前の秋。カナダはトロントでのことです。ロロさんはフランス人シェフとして、私は共同通信や日加タイムスなどに寄稿するライター兼学生として滞在していました。そんな二人がどこで出会ったか? のんべえで食いしん坊の二人だからバーかレストランで? いえいえ、ナント、ストーリーテリングのクラス(要するに御伽噺を上手に話せるようになりましょう、というクラスのこと)で出会ったのです。ジョージ・ブラウン私立大学の夜のコースで見つけました。なんだかカワイイでしょう? 

 一方で、私にはもう一つの出会いが同時期にありました。トロント生まれのチャイニーズのWさんです。そのころ、ロロさんともWさんとも単なる男友達で、どちらも同じスタートラインに立っていたのです。Wさんは両親が離婚したので中国生まれの英語があまり話せないお母さんの細腕で育てられました。幼いころは貧しく、電車賃が払えないので、妹と一緒に30分の道のりを歩いて学校に通ったそうです。しかし、がんばってアグネスチャンも通った名門トロント大学を大変優秀な成績で卒業し(学部内11番目の成績で)、出会ったころは某有名ソフトウェア会社のシニア・エンジニアをしていました。ですから、若いのに苦労人で、お母さん自慢の一人息子です。トロントで生まれましたが、中国とカナダの両方の要素をたっぷりもった人でした。性格も優しい、純情で背も180センチはあり、頭もいい。

 では、なぜ同じスタートラインに立っていた二人なのに、ロロさんとはステディなボーイフレンドになり、Wさんとは単たる男友達で終わったのでしょうか?
 
 それは食文化の違いです。つまり、フレンチ VS チャイニースのグルメ対決で、ロロさんが勝利したからです。グルメ対決といっても料理の腕を競ったわけではなく、食べ物に対する認識がロロさんとは合い、Wさんとは合わなかったからです。

 下記の会話を読んでいただければ、誰もが納得するはず。
ミミ「犬と猫とどっちが好き? 」
W 「ボクは動物を食べるのが好き」
同じ質問をロロさんにすると
ロロパオーン、猫が大好き! 」Wさんにある日「私、トンボが好きなの」とミミが思わず呟いてしまったとき
W「おいしいの?」・・・絶句するミミ。

 フランス人もカエルとかカタツムリ(エスカルゴ)とか食べるけど、やっぱり中国人にはかなわない! 中国人は脚がついているものは机以外は何でも食べる、といいますが、Wさんとトロントで会ってから、妙に納得したのでした。
 
 やはり、人間は胃袋で考え、判断し、男も決めるのですね。

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ワインと『ピアノマン』

南フランスワイン 作家の嵐山光三郎氏プロデュースのコンサート『ピアノマン』が10月1日(土)東京都国立市せきやホールで行われました。ピアニスト青井彰氏とフルート奏者海冶洋一氏によるコンサートです。嵐山氏には、私が編集をしている季刊誌『探健(たんけん)』にレギュラーで対談や紀行文などでご協力いただいていることもあり、コンサートにご縁ができました(ラッキー)。ちなみに青井彰氏はカプスーチンというロシアのピアニストにえにしがあり、また嵐山氏のいとこだそうです(びっくり)!

 さすが独創的で楽しい発想で不良定年のリーダーとして活躍の嵐山氏。並みのコンサートではありませんでした。会場がナントいってもシュール。演奏者を境に椅子の席(普通のホール)と畳敷きの座敷に分かれているのです。普段はホールと和室と別々に使用されているのを、仕切りを外して特別仕様にしたのだと思います。私は座敷で座布団に座り音楽鑑賞をしました。

 子供のころに金沢ヘルスセンターというところで、だだっ広い座敷で時代劇の芝居や三善英史ショーを観たことがありますが、クラシックは初めてです。畳の上でのクラシックはリラックスして聴けてナントも贅沢な気持ちでした。ダーリンのロロさん にも聴かせてあげたかった・・・。
 
 青井氏も海治氏も元々クラシックの世界の方々ですが、クラシックはもちろんのこと、ジャズや童話やアニメーションの主題歌まで幅広いジャンルの音楽で楽しませてくれました。例えば、バッハのシャコンヌから浜辺の歌荒城の月千と千尋の神隠しハウルの動く城の人気主題歌、そして鉄腕アトムの編曲バージョンまで、といった具合です。とくにフルート独演のジャズは生まれて初めてのヴァージン体験でしたが、意外とよかったです。スウイングや情感が息とともに伝わってくる感じです。

 目を閉じて聴いていると、曲によって様々なシーン思い出が蘇ってきます。例えばフランス・ブルターニュの石畳や港の風景が浮かんだかと思うと、子供のころ遊んだ広場や田んぼの風景など。それが決して曲のイメージと脳裏に浮かぶシーンとは必ずしもイメージが合うわけではないのです。たぶん音楽って特別な周波を持っていて、曲や奏でられる楽器やそして演奏者によって微妙にその周波が変化し、人間の脳に影響を与えるのではないかしら。例えばラジオのチューニングを合わせるように、その周波が人間の脳のいろいろな思い出のアクセス・ポイントにマッチして、様々なシーンを思い出させるのではないかしら、と思ってしまいました。そして、そのアクセス・ポイントにアクセスするには機械音より人間が奏でた昔からある楽器による音からでる周波のほうが効果的なのではないかしら。つまり、アナログにはアナログが、生ものには生ものとの相性がいいように。

 そして生ものの人間には生もののワインがぴったり(話が飛ぶ!)。このコンサートがさらに粋なのは、なんと休憩時間にロゼワインがサービスされたこと。これは嵐山氏が応援しているガンテーワインを販売しているセキヤという酒屋さんのご好意です。ちなみにせきやホールの地下一階に店舗があります。やはりコンサートやお芝居の休憩時間はワイングラスを傾けるにかぎります。これぞ大人の社交場、エンターテイメントという感じになるではありませんか。私もしっかりいただいて後半のコンサートはお座敷でほろ酔い気分で素敵な音楽を楽しみました。

 写真は打ち上げで出された南フランスの赤ワイン。デビッド・トーマスというソムリエが選んだ97年もの(La Bastide Dalmeran)です。コンサートのシメもおいしい赤で極楽気分でした。

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フランス人シェフのお取り寄せ:ヴァイオレット・マスタード

ヴァイオレット・マスタードモンマルトルの丘で出会ったヴァイオレット・マスタード

 ドゥノワ社ヴァイオレット・マスタードとの出会いはフランスはパリモンマルトルの丘でした。昨年の夏休みにダーリンことフランス人シェフロロさん とフランスに行ったときです。ロロさんのお母さんの60歳のお祝い(フランスでも還暦のお祝いをするのですね〜)に家族が全員集まるというので、里帰りした際にパリに寄ったのです。

 モンマルトルの丘はもともと有名な観光地ですが、映画『アメリ』の大ヒットでさらに人気スポットになりました。アメリのカフェなど新名所ができているくらいです。私たちが行ったのは9月末で、ハイシーズンは終わっていましたが、それでもテルトル広場などは観光客で大賑わいでした。宿泊先のホテルエルミタージュのマダムにおすすめレストラン情報をすでにゲットしていたので、探したのですが、そのレストランがどうしても見つかりません。お腹の虫に負けてしまった私たちはしょうがなくその辺のレストランに入りました。店内は観光客で満員。流しのシャンソン歌手も観光客のチップ目当てで、懐かしのシャンソンの名曲を披露し、雰囲気はまさにパリ観光。でもナツメロはメロディーだけ知っている曲も多く、歌詞を知らなくても「ルルル〜」で歌えたり、それなりに楽しくエンジョイしていました。

 そして、いよいよ料理。野菜スープを頼んだのですが、今までの人生の中で食べたスープの中で、ダントツ一番まずい。だってお湯ですもの、味が! 残念を通り越して怒りの境地になってしまいました。強面キャラのミミの迫力は自慢じゃないけど、合気道の強者達を恐れさせるほど(9月11日のブログ参照)。ウエイターに殺気を送りながら、ロロさんに「シェフは味付けを忘れたみたい」と言ってもらって、当然の返品。他の料理も推してしかるべくで、まず〜い。堪りかねた私はメイン料理をパス。ロロさんはステーキを注文。ステーキは塩コショーで味付けして焼いただけの肉にフレンチフライの付け合せと、ウエイターが乱暴にテーブルに置いて行った何やら紫色の小ビンのみ。ここはアメリカのステーキハウス? と思ったほどでした。しかし、この紫色の小ビンがナント魔法の小ビンだったのです。ブログランキングへ続きを読む

フランスのリキュール・オードヴィ

ディジェスティブ オードヴィとはフランス語で「命の水」という意味ですが、一方で「ブランデー」という意味もあります。さすが大人の国フランス、命の水イコール強い酒なのですね。
 
 ダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフを努めるブラン・ド・ミュゲで7周年記念特別メニューのシメで飲んだディジェスティブ(食後酒)もオードヴィです(写真)。コニャックアルマニャックもオードヴィの一種で、特定地域のブランド酒です。

 写真右はシャルトリュ−ズ・ヴェールです。ブランデーをベースに130種類の薬草が調合されていて、フレンチアルプスの中のラ・グランド・シャルトリューズ修道院で作られています。いわゆるモンク・リキュールの代表格です。ホームページにはフードがついた修道士服を身にまとったモンクが樽を世話している写真など紹介されています。現在では民間の会社で製造されていますが、今でもなお、ハーブの調合のレシピついては選ばれた3人の修道士以外は知り得ない秘密となっているそうです。もともとの歴史は19世紀初頭のアンリ4世の時代にさかのぼり、当時不老不死の薬と呼ばれたある薬がベースだとか。味は甘めの味に複雑な薬草の味が苦味のアクセントになっている感じ。ヘヴィなフレンチを食べた後に胃がすっきりしてよいかもしれません。しかしアルコール度数が55度と高めなので、飲みすぎには注意しましょう。

写真左は、レストランのオーナーのお父さんが作った自家製オードヴィ(だからボトルは無視してね)。ものすごく強い! アルコール度数も多分かなり高い。シャルトリュ−ズの55度よりは少なくとも高いと思う。そしてハーブがきつい。でも美味しかった〜。おかげで翌日は二日酔いでしたが・・・。

実はフランスではワインはOKですが、オードヴィを民間人が作ることは法律で禁止されているのです。だから、フォーマルにいうと密輸された密造酒をミミは飲んだ、という恐ろしい記述になります。しかし実際は黙認状態で、特に田舎では広く作られていて、○○さんちのオードヴィ、といってよくプレゼントされているようです。実際ロロさんの田舎に行っても、友人たちとの食卓での会話の主役として、自家製のお酒の自慢大会が始まることがよくあります。日本だと「今度○○ブランドのニューモデルのゴルフクラブ買ったんだ〜」とか「新車買ったんだ〜」とかいう自慢話が主流だとしたら、フランスの田舎では「今度の自家製ワイン、出来がいいんだ」とか「オレのオードヴィは村一番だぜ」となる訳です。そして本当にその酒の出来がよいと、みんなで尊敬の眼をそのつくり手に注ぎ、口口に賞賛の嵐となります。そして、そのつくり手の自慢な満足げな表情はこの世の幸せのクリームを頂いた、という風になるのです。

やっぱり、フランス人にとってまさに生きがい、オードヴィ(命の水)なのですね。

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フランス人シェフ・ロロさんの料理!

 ダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフをしているBrin de Muguet(ブラン・ド・ミュゲ)の7周年記念パーティに参加しました。ということで、いよいよロロさんの料理のご紹介です。

 シェフもオーナーもウエイターもフランス人という、フランス人だらけのブラン・ド・ミュゲが7周年記念で選んだ特別料理は食の都リヨンを擁するブルゴーニュの料理。日頃のお客様への感謝をこめて本物のブルゴーニュ料理(食前酒、アミューズ、オードブル、お魚料理、肉料理、デザート、エスプレッソがつく)がナント4500円(税、サービス込み)。超リーズナブルな価格設定になっています。リーズナブルだからといって安上がりの素材を使うのではなく、メインの肉も魚もフランスからわざわざ取り寄せるほどのこだわりようです。そのせいか店内は満員御礼の賑わいで、ロロさんも忙しく立ち働いていました。

普通は、夫が働いている姿ってなかなか妻は見れないもの。しかし夫がシェフだと夫婦からお客様とシェフという関係に変化し、普段の視点とは違う位置から夫を観察できて面白い。ロロさんもレストランで見ると、普段のやさ男風から威厳さえ感じさせるフレンチシェフに変身するからびっくり。でも、その姿を眺めるのは、まんざらでもない気分です。

 いよいよお料理の紹介です。。グルメランキングに!続きを読む

フランス人シェフ・ロロさんのレストラン

 今夜はいよいよダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフを務めるお店Brin de Muguet(ブラン・ド・ミュゲ、フランス語で「すずらん」という意味)で7周年特別メニューにトライします。グルメ友達の長谷川六さんとその友人と3名で8時に予約しました。
 
 ブラン・ド・ミュゲはシェフもオーナーもウエイターもフランス人という、本物のフレンチレストランです。9月25日で7周年を迎えました。 今から7年前にオーナーのリシャーが合気道仲間と、内装から全て自分達で作り上げた「手作りのお店」です。ちなみにウエイターのミケさんも二段の腕前をもつ合気道仲間です。お店の完成には4ヶ月かかったそうです。合気道仲間が丁寧に仕上げた店内は木を多く使っていて、暖かい雰囲気を感じさせます。壁にかけられた木製の絵も手作りだそうです。ロロさん曰く「フランスの田舎の
オーベルジュの感じ」とのこと。

 オーベルジュ(Auberge)とは、フランスの地方の村々にある、宿泊つきのレストランのことです。オーベルジュというと、地元の肉や乳製品を活かした家庭的な雰囲気のものが主流ですが、中にはミュシュランやゴー・ミヨで星を取得した高級オーベルジュまであり、一口にオーベルジュといってもさまざまなイメージがあるようです。

ロロさんは今年の2月にヘッドシェフとしてブラン・ド・ミュゲに迎えられました。本物のフレンチ・レストランということで、味付けも日本人向けにアレンジしていません。一般的に本場のフランス料理は塩味がきつい、と言われていますが、ロロさんの持ち味は豪快かつ繊細なので、塩味はそんなにきつくないと思います。では、今夜の7周年特別メニューリポートは明日のブログでご紹介させていただきますね。

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ブラン・ド・ミュゲ 東京都杉並区荻窪5−14−4(JR荻窪駅西口から徒歩5分)
          TEL 03-3220-5448 月休

フランス人シェフのグルメ探訪:ボンシュマン

久しぶりのデート

 ダーリンことフランス人シェフのロロさん となかなかお休みが合わないので、私が会社からもらえる最後の夏休みを使って、久しぶりのデートをすることができました。

 ゴミゴミした都心ではなくて、自然があるところがいいね〜、と思いついたのが等々力渓谷から多摩川に及ぶ散歩コースです。等々力渓谷は都内唯一の渓谷で、ゴルフ橋の階段を降りるとそこは静謐な別世界が広がっています。緑のトンネルの中の小川のせせらぎの音を聞きながら遊歩道を歩くと本当にリラックスできます。鳥もたくさんいて、視力も良く、視野も広いロロさんは鳥を見つけては大喜び。特に休日でもシェフ魂が抜けなくてはいち早く見つけます。そして見つけるたびに「ディナー」とか「ロースト」とか呟くのですから・・・。しかし、リラックスムードもここまで。川べりに座って、水の流れを見つめながらロロさんと佇んでいると、藪蚊が襲ってきたのです。しかも、サンダル履きの私だけ。ロロさんなんか「蚊も今日はフランス料理にしようか、日本料理にしようか悩んでいて、日本料理にしたんだよ」と呑気に言っているし、刺されるほうの身になってみてよ〜。

 等々力渓谷を抜けて多摩川堤へ。背の高い草で覆われた川原に作られた細い道をしばらく散策。せっかちな私はクネクネ歩くロロさんより、いつも前に歩いてしまいます。写真を撮りながらゆっくりペースのロロさんが後ろから「マイ・スィート・ハーフ」と呼びかけるではありませんか。「ロロさん、マイ・スィートハートの間違いじゃないの?」と
ロマンチックな気分に浸る前に意地悪にもミスの追及をすると「違うよ。僕が生まれたエリアでは自分の半分という意味は、君なしでは生きられない、という意味なんだよ」との返事。なんでこんなこと照れないでいえるのかな〜。さすが、フランス人は愛と美食の種族だ、と改めて思いました。

 多摩川沿いを散歩した後は再び歩いて東急大井町線の上野毛駅へ。もう陽が暮れていたので、最後の散歩コース上野毛自然公園はパスしました。

 そして、デートのしめのディナーは東急東横線祐天寺駅にあるフレンチ・レストランの名店Bon Chemin (ボンシュマン)へ。グルメランキングへ続きを読む

フランス人シェフのお取り寄せ:菊池牧場

いよいよフランス人シェフロロさん のグルメ・お取り寄せ第二弾です。前回は定番だったので、今回はこだわりの菊池牧場のご紹介です。

菊池牧場のソーセージ〜血も滴るレバーケーゼ〜

レバーケーゼバケットとレバーケーゼ 写真でお分かりになるでしょうか? 真空パックにレバーケーゼが血も滴る姿で入っていたのです。手に取った瞬間に「これから動物を食べるんだ」と実感が沸きました。
狩猟民族系のロロさんも血の滴りを見てニヤリ。そんなロロさんはちょっとキモイかも。

 菊池牧場は盛岡から50キロ離れた山の中にある牧場で、家族で牛や豚を育てています。ソーセージ類は30種類くらいあるそうですが、牛や豚を丸ごと使いきるため、いつも同じものがあるとは限らず、カタログもないようです。送られてきたソーセージ類と一緒に同封されていた手書きの手紙に「野生的でクセのあるソーセージとよく言われます」と書いてありました。う〜ん、野性的な味、楽しみ。

 レバーケーゼに合わせるバケットはBoulangerie Burdigala(パン屋ボルドーという意味です)。17種類のフランス産小麦と国産小麦をミックスして焼いているそうです。
レバーケーゼの味が強そうなので、バケットの中でもよく焦げ目がついたものをチョイス。そして、血も滴る系の肉やソーセージを食べるときの必需品ヴァイオレット・マスタードを用意します。ヴァイオレット・マスタードはもともとブラッド・ソーセージやジビエに合うので、血も滴るレバーケーゼにも合うはず(ヴァイオレットマスタードのお取り寄せは後日のブログで)。

 いよいよ試食。レバーケーゼを厚めに切って(あ、ロロさんなんか1センチ厚に切ってるー、ずるい!)、スライスしたバケットにのせ、ヴァイオレット・マスタードをさらにその上にのせて、パクリ。うーん、最高! レバーケーゼは確かにレバーの臭みがありますが、それをヴァイオレット・マスタードのホンノリした酸味と甘みがうまい具合に相殺して、なんとも絶妙な味になっています。もちろん、レバーケーゼだけでも肉の複雑な味が堪能できておいしいですよ。あー、ロロさんのペースが異常にはやい、おいしいからって一人で食べないでねー。
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マルシェロロ金沢情報

●ディナーは紹介制でしたが、1年半営業し、必要を感じなくなりましたので、紹介制をとりやめました(ランチとディナーは完全予約制。

●キャンセル料について:ご予約を受けてから食材を調達しますので、キャンセル料が下記のようにかかります。よろしくお願い致します。
  〇ご予約3日前から前日前までのキャンセル:コース料金の30%
  〇ご予約日当日のキャンセル:コース料金100%

●メニュー:ご予約制コース料理をご提供致します。
     ランチ:5000円&8000円(税別)
     ディナー:8000円&10000円(税別)
    (6名様以上ディナー5000円より)
 *2名様以上のご予約をお願い致します。

**1週間前のご予約だとありがたいですが、お急ぎの場合はご相談くださいませ。

  

●住所:金沢市寺町4-12-20

●☎050-7515-9175

・駐車場:沼田町交差点スーパー「ひまわりチェーン」駐車場 4番、12番
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。故郷の金沢でフレンチレストランを再オープン!
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