ダーリンはフランス人シェフ

フランス人シェフのロロさんと練馬で営んだフレンチレストランが、金沢市に移転しました。『マルシェロロ金沢』としてスタートします!

フランス人シェフ・妻の宿命2

デブへの道

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 フランス人シェフのロロさん と結婚してから、ナント10キロも太ってしまいました。
美食という愛のオリの中でぬくぬくブロイラーされている気分。
将来、フランス人シェフの妻として、食材という形で殉職するような予感を持つのはちょっと狂気の沙汰かしら・・・。

 そう、「デブへの道」もフランス人シェフ・妻の宿命その2なのです。

結婚したばかりのころは「おいしいものを食べて太るのはショウガナイ」と体重より美食に価値があるくらいに思っていました。しかし、忍び寄る成人病の影・・・。

フレンチパラドックス」という言葉があるように
フランス人はバターたっぷりの食事を取りつづけていながら、比較的長生きの種族として有名です。通説ではフランス人がよく飲む赤ワインのポリフェノールのせいだ、といわれています。

 しかし、フランス人がアルコール分解酵素を沢山持っているように、
動物性脂肪分解酵素」を持っているから、だと思うのです。
フランス人が長い狩猟民族としての歴史のなかで勝ち取った賜物で、
農耕民族の日本人が持ち得ない酵素なのです。
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フランス人シェフの妻・宿命 その1

美食の絵


フランス人シェフの妻 宿命その1 ブログランキング応援してね!

ダーリンがフランス人シェフなの」という一言を発すると何が起こるか?
フランス人」に反応する人と「シェフ」に反応する人
の二種類の反応に分かれます。

「フランス人」に反応する方は「フランス人? まあ、金髪で青い目でいいわねー」と勝手に想像がどんどん膨らんでいくようです。ちなみにダーリンことロロさん 
茶髪に茶色い目です。鼻は著しく高いけど・・・。
さらに「フランス人? 最近フランスリネンが流行ってるから、いいわねー
と話が一方的に流れます。ちなみに我が家ではそのような高級品は残念ながら存在しておりません。
少し年配の方になると「おフランス?まあ、お上品でいいわねー」と
「お」がついた丁寧語に昇格するのです。まあ、悪い気はしないけど・・・。

 一方、「シェフ」に反応する方は
1「毎日おいしいものが食べれていいわねー」
OR
2「ダーリン、お家で作ってくれるのー?」というパターンです。

さて、答えは?
答えその1:毎日おいしいものは食べないけれど、フレンチレストランに行く回数がどうしても多くなります。
 
 なぜならば理由は二つ。ダーリンは日本食も好きだけれど、
やっぱりフランス人はフレンス料理が大好き(当たり前?)。
テーブルがあってワインをゆったりと傾けながらバケットをかじりつつ、
フランス料理を食するのが「料理を堪能している」と思うらしく、
その時間が本当にリラックスするようなのです。
 
 もう一つの理由は、やはりシェフとしてのフィールドワーク
いろいろなお店の味やメニューをトライして、自分のレシピに応用したり、
シェフとしてのセンスを高めるためです。
 
 確かにシェフとして大切なことですよねー。しかし、お金がかかるのです!
 パリに行ったとき三ツ星レストランのル・サンクで二人で10万円!
も使ったことは例外としても(その話は後日ゆっくり)、
リーズナブルなビストロでもかなり散財してしまいます(特にフランス人は!)。
お財布が痛いよー
 
 しかし、これもフランス人シェフ・妻の宿命その1です。
ここでは「おフランス、いいわねー」の世界ではなく
演歌「芸のためな〜ら、女房も泣かす〜」の
コブシが回る世界なのです!
 でも、しょうがないよね、ダーリンのためだもの。

宿命その2

 答えその2:ダーリンはたまに家でも料理を作ってくれます。
 
 東京のアパートの厨房が狭いので、あまり頻繁ではありませんが、
たま〜に作ってくれます。ポトフとかスープとか・・・。
  
 カナダのトロントに住んでいた頃はよく作ってくれました。
庭付きの2K家具付きで家賃が4万5千円という格安物件に住んでいる頃は、フランス人シェフの妻の幸せにドップリと浸かっていました(ぬくぬく)。
 厨房が広い上に巨大な収納抜群の冷蔵庫に4つも口のあるレンジ、そして何よりもフランス料理に大切な大きなオーブンと設備も整っていたし(カナダではしごく平均的な設備ですが・・・)、時間にも余裕があったので、ダーリンはよく作ってくれたのだと思います。
 チャイナタウンのそばに住んでいたので、そこのスーパーには
毛皮を剥いだウサギ一匹丸ごと売っていたりしました。
ロロさんは丸ごとウサギを買ってきて、家でさばき(もう魚をさばく位の気軽さで)、ウサギのシチューを作ってくれたり、チキンのオーブン焼きなど
あっというまに作ってくれました。

 ここで「いいわねー」という声が聞こえてきそうですね。
確かにまさにおいしい思いをしましたが、
世の中バランスがちゃんと取れているもので、
いいこともあれば、悪いこともある。

 そう、待っていたのは「デブへの道」だったのです!
(私の頭の中ではブルース・リーの「ドラゴンへの道」のサントラが鳴っている)。
 ナント体重が10キロもふとってしまったのでした。
 
 デブへの道もフランス人シェフ・妻の宿命その2ですね!

 デブへの道は明日の日記をお楽しみに。
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南仏風のカフェ 

bistro347
347 Cafe

 フランス人シェフの妻であり、かつ渋谷のOLでもある私ことミミが見つけた
南仏風カフェ「347Cafe」。

 渋谷の新名所PICASSO 347 ビルの3階と4階の吹き抜けを使ったなんとも豪華な
カフェ。なんたって、テラスにプールがあるんですもの! 気分は南仏リゾート
ですよね。

 なんともいえないフランスの香り漂うカフェに、早速ダーリンことロロさん
を連れて行きました。ロロさんも大喜び。ミミも大喜び。だって、そのカフェの
ウエイターさんはイケメン揃いなんですもの。もちろんダーリンにはそんなことは
オクビにも出さず、「ダーリンが喜ぶと思って、一生懸命見つけたの」風の振る舞い。

 ビールやカクテルのほかにオリジナルジュースやお茶など、ドリンクメニューも
幅広く揃えています。ちなみに生ビール700円で、ドリンクは600円から。ミミの
お勧めは柚子ソーダ(700円)で、本物の柚子の皮ピールを蜜に漬け込んだものが
たっぷりはいていて、美容にも健康にも良さげ。さらにソーダと相性がよく、ほどよい
甘さに仕上がっています。ロロさんはビールを飲んでいました。

 最近のフランス人の若者はワインよりビールを趣向する傾向があるそうです。
食事のときはワインですが、カフェではもっぱらビールを頼んでいるようです。
ロロさんも例外ではなく、カフェではもっぱらビールを飲んでいるのです。
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フランス人とカフェ
 フランス人にとって、カフェとは日本のように純粋にお茶を飲みにいくところ、と
いうよりはバーと喫茶店の中間のような存在。

 ロロさんが友達に「カフェに行こうよ」という場合は、
ほとんど「飲みに行こうよ」という意味です。ちなみにオランダで
「カフェに行こうよ」とは「マリファナやりに行こう」という意味もあるそうです。

 ロロさんがカフェでお酒を飲み始めたのは、何と14歳のこと! でもちっとも
特別なことではないらしい。家でワインを飲み始めるのはもっと早い・・・。
さすが、特別なアルコール分解酵素を持っている種族、日本人とは違いますねえ。
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Oh! ジパングのフランス人たち 2

フランス人のたすけあい精神

 ダーリンことロロさん 歓迎会の後、「ロロのワイフはタフ!」といった人たち。
つまりフランス語で「○玉がついている女」(タフという意味)
と表現したフランス人たちは、
その口の悪さに似合わず、実は助け合いの精神の持ち主でした。

 先週の月曜日(9月5日)、東京の杉並区と世田谷区は台風の影響で、洪水に
みまわれました。ロロさんがヘッドシェフをしているレストランの
系列店のデリカテッセンの工場も杉並区荻窪にあります。なので、一階にある工場は
洪水の影響をモロに受けて水浸しになってしまったのです。

 そこで十数人のフランス人が工場に集まって、復旧作業をしたのですが、ナント、
みんな自主的に手伝いに来たのです。丁度その日はオーナーのRはフランスにいて、
だれも声をかけたわけではないのですが、オーナーの友達、従業員がそれぞれ自分の
意志で集まってきたのです。

 これが本当のボランティア(自由意志)ですね。

 ロロさんもその日は週に一度だけの休日でしたが、
普段工場で働いている友人のEに「助けがいる?」と自分から電話して、
お手伝いに行ったようです。

 なぜ?
 日本人が失った大和魂にあこがれている合気道野郎たちだから?
 フランス人だから?
 クリスチャンだから?

 多分どれも当たっているのだろうけど、ロロさんは一言
「当たり前だから」という返事。

 当たり前と言われれば、確かに困っている人がいたら助けるのは当たり前です。
しかし、自分の目の前で誰か困っていれば、手を差しのばすけれど・・・
沢山の人間が工場にいることが分かっていて、さらに自分の仕事と関係なければ
日本人ならば「誰かやってくれるさ」と思いがちなのでは?

 ただ言えることは、9月10日のホワイトバンド2の日記にも書いたけど、キリスト教圏
のフランスで育った人々は子どものころからチャリティ(慈愛)について学ぶ機会が
圧倒的に日本人より多いので、その心が自然に身についているかもしれない、
ということです。

 それにしても、フランス人が十数人、あくせく(なんだか似合わない気がするけど)
荻窪の工場ので働いていた姿はチョット見物だったかも。 ○玉女呼ばわりしたことも
なんだか許せる気がします(さすが〜太っ腹!)。

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Oh! ジパングのフランス人たち

ダーリンの歓迎会

 ダーリンことロロさん は今年の1月に現在ヘッドシェフをしている
荻窪のフレンチレストラン「ブラン・ド・ミュゲ」に転職しました。
(ちなみにブラン・ド・ミュゲとはフランス語で、白いスズランという意味です)。

 ロロさんの歓迎会兼元シェフ送迎会にワイフの私も西洋の慣習に従って招かれたのです。
フレンチレストランのパーティだもの。当然期待するじゃない? ワインにプロが作った
パテなどのオードブルや凝ったソースのかかった絶妙の焼け具合の肉や魚の数々・・・。
もしかしたらシャンパンも・・・。

 ところが、パーティ会場は和風居酒屋の座敷。もちろん畳敷きで、
テーブルの上にすでに用意されているのは、刺身盛り合わせ、鍋セットなどの居酒屋メニューの数々・・・。しかも、日本酒の一升瓶がところどころにドーンと置いてある。

なんだかとっても異様な風景。だって、宴会場の上座は全員ズラ〜リとフランス人。
しかも、黒澤明の『7人の侍』のように、眼光鋭くて、姿勢がよくって、アグラがとっても
様になっている! ど、どうして?

 気を取り直して宴会場を見まわすと、まあ、日本人といろいろな国の方々の比率が
半々くらい。やはり、姿勢が良い外国人もチラホラいる。

 いよいよ宴会スタート。上座のオーナーのRの挨拶。とっても流暢な日本語に、
日本酒の一升瓶を注いでいるその姿は、なんだか日本人より日本人らしい。
日本人が遠い昔に忘れてしまった、大和魂のようなものすら感じてしまう。

 ダーリンの新しい職場の関係の人たちだもの。賢妻ミミは一所懸命感じ良くするよう
に努めたのでした。ニコヤカにいろいろな人々の話に耳を傾けているうちに、
謎が解けてきました。

 オーナーのRはそもそも日本に合気道の修業に来たらしいのです。そして、
人間関係も合気道仲間が多く、ウエイターのMも合気道青年、デリカテッセンの方の
パートナーも、レストランの内装を手伝ってくれた人も合気道仲間なのです。
だから、宴会場には合気道をしているフランス人がゴロゴロいて、その中には
日本にいる外国人の中で最高位の七段の取得者もいたらしい。

 道理で、みなさん、ビシッとした雰囲気でいらっしゃる。そして、合気道を
通して、日本のよき武道の精神を学び、尊敬し、日本人より日本人らしくなった
のでした。

 ちなみに、二次会もお座敷に日本酒でした。ブログランキング応援してね!

恐いワイフ パート2

 ロロさんの歓迎会の次の日。ロロさんが帰宅すると開口一番、
「みんな、ミミのこと、とっても印象的だったようだよ」。

 そうでしょう、そうでしょう。なんたって、ダーリンの新職場、気を遣いましたよ。
評判がいいのも当たり前だよね、と得意げにルンルンしていると、

「フランス語で○玉がついている女性、っていうんだけど。つまりタフな
日本人女性だってことで、とてもインパクトがあったみたい」

 なに! 一体私が何をしたっていうのよ? ただニコニコして、人の話を
よ〜く聞いていただけじゃない。アイリッシュパブみたいに、誰かと
取っ組み合いの喧嘩をしたわけでもないのに。

 一通りロロさんに悪態をついた後、冷静になってよ〜く考えてみました。
だって、大和撫子にとって、恐く見えるというのは恥ですもの。

 理由その1:大方のフランス人はブリブリぶりっ子の日本人女性を見なれているので、
ナチュラルな態度のミミが新鮮で、西洋人風のタフな女性に見えた。
(チョット無理のある好意的解釈)

 理由その2:彼らは合気道の達人、つまり武道家なので、目にみえない殺気を感じる
ことができる。そしてミミには本人が気づいていない、スゴ〜イ殺気を身につけている
天性の武道家、もしくは先祖に武道家がいて、そのDNAを受け継いでいて、その
DNAが殺気を放っている。

 理由その3:本当に恐い!(酔っ払っているミミ本人が覚えていない恐い振る舞い、
言動をした)しかし、ロロさんは否定してくれている(もしかしたら、ミミが恐くて
本当のことがいえないだけ?

 ウ〜ム、理由を考えたが、依然謎のままだ〜。ミミの世界の不思議辞典に加えて
おこう。

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ホワイトバンド 2

ホワイトバンド
ホワイトバンド・デー

 9月10日はホワイト・バンドデー

 「ほっとけない 世界の貧しさ」キャンペーンの金字塔ともいえる日です。

 東京・芝公園では3500人以上の人々が集まり、大盛り上りだったよう。

 ダーリンことロロさん と私は仕事のため参加できなかったので、
二人でホワイトバンドを身につけ、自宅で静かに「ほっとけない 世界の貧しさ」
について、考えました。

 ホワイトバンドのWEBサイトでは

「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、チャリティではなく
“ジャスティス”。お金を寄付するのではなく自国の政策に働きかけて、
根本的に解決しようとする日本ではめずらしいアドボカシー(政策提言)型
のムーブメント。

 を訴えています。確かにチャリティだけでは焼け石に水になることが多く、
政治を動かすことはなかなか難しいかもしれません。

 政治を動かすには、冷徹な策略や政策が必要になってきます。

 しかし、チャリティは大切で、チャリティ(慈愛)の心から
ムーブメントは推進力を持つのだと思います。

 ホワイバンドは、チャリティの心をキリスト教圏ではない、日本の若者に
植付け、浸透させるのに、とても効果があるように思います。

チャリティ精神
 
フランス人のロロさんはキリスト教徒なので、チャリティ精神が子どものころ
から植え付けられています。

 クリスマスに寒そうにしているホームレスがいると、自分が来ているコートを脱いで、
あげるくらいです。本当に迷うことなく、サラリとやってのけ、とっても
驚きました。

 現在の日本はほぼ無宗教という家庭が多いので、なかなか子どもたちはチャリティの
心というものを教わるチャンスが残念ながら少ないのでは、と思うのです。

 ですから、中田英寿藤原紀香などのような有名人も協力し、
国際的なムーブメントであるホワイトバンドは
「ほっとけない 世界の貧しさ」を実に分かりやすく、日本の若者に教えている
のではないか、と思います。

 楽しみながら、国民の精神性を高めることに、とても貢献していて、よいなあ、
と思います。

 9月10日ホワイトバンドの日はロロさんとミミにとって
マジメに色々考えるチャンスをくれた日でした。

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ポール(PAUL)のケーキ

シュー

■ポール(PAUL)のケーキ

 ダーリンことロロさん がフランス産の小麦粉を使ったポールのパン
気に入ったので、今度はケーキに挑戦!

サントノーレ
 
 まず、サントノーレ(写真上)。

 サントノーレは19世紀に生まれたフランスの伝統菓子。
パイ生地の上にシュー生地をリング状に絞り、飴を付けた小さいシューを飾り、
その中にクリームを詰めます。パリのサントノーレ通りにあったケーキ屋さん
が作ったといわれています。

 ポールのサントノーレは、底がパイ状の平べったいシュークリームのお皿
にさらに小さいチョコレートクリームのシュークリームと
モカのシュークリームがのっている、という感じです。

 シューの上にシュー、そしてそのシュークリームの間に生クリームをたっぷり
トッピングしたナントも贅沢なお菓子です。

 ロロさんの美味しそうにパクリ! 口の周りにいっぱい生クリームをくっつけて、
こういうときは、すぐに子どもに帰っちゃうのですね。

 ところで、フランス人って、シュークリームを積み重ねたお菓子が好きなのかしら。

 フランスの結婚式では、小さいシュークリームを重ねて重ねて、クリスマスツリーの
ような形にしたものが出されます(シュークリームのビエス・モンテ)。

 そういえば、ロロさんと私が結婚したとき、まだロロさんがメルシーボクーという銀座あけぼの 系列のWedding & レストランに勤めていて、
あけぼののケーキ職人さんが
シュークリームのビエス・モンテをプレゼントしてくれたっけ。

 また、私たちの結婚パーティのときもロロさんの親友のフランス人シェフEも
シュークリームのビエス・モンテを作ってくれました。

 ロロさんと私はカナダや日本でかなり長く一緒に暮らしてから、日本でビザの必要
から結婚という形式を選びました。後藤久美子とアレジもそうだけど、フランス人は
結婚という形式にはこだわらないのです。この話は長くなるので、また後日ね。

 タルト

タルト・フリュイ・ルージュ

 次のポールのケーキはタルト・フリュイ・ルージュ。 

 タルト・フリュイ・ルージュは真っ赤な木の実を詰めた贅沢なタルトです。

 フランラズベリー、ブラックラズベリー、ブルーラズベリー、レッドカラント
をたっぷり使っています。

 甘酸っぱい4つの木の実の味とサクッとしたタルト生地にカスタードの味の
ハーモニーが見事。そして、木の実のツブツブ感も味わえ、木の実そのものの
美味しさもしっかり味わえます。

 ロロさんも「おいしいとにっこり。

 また、見た目が美しい。やはり、赤ってなんともインパクトが強い色で
その中にブラックベリーの黒がはいっていたり、なんだかきれいな赤いビロード
のドレスをお菓子にしたような感じ。

 ポールのケーキもパンと同様おいしいのはもちろん、雰囲気も味も
とってもフレンチなテイストでした。

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ポール(PAUL) アトレ四谷店 電話 03−5368−8823 

メルシー・ボクー

ムムット写真はムムット

奇跡の人 智ちゃん

 「(愛猫)ムムットはいつもそっけないけど、私が悲しんでいたり、泣いたりしていると、ムムットは近寄ってきて慰めてくれるの」と、カナダのトロントで一緒に暮らしていたカナダ人のルームメイトCが言っていた(9月6日の日記にも書きました)。
 
このCの言葉が頭を過ぎるたびに、ある一人の女性のことを思い出します。

その女性は「智ちゃん」です。智ちゃんは、ダウン症の女性です。

確かに障害は持っているけれども、心がきれいで、感受性が豊かな女性です。

そして、智ちゃんもムムットと同じように、涙を流している人や心が傷ついた人が
いると、例え知らない人でもそばに寄っていって、その人を抱きしめてあげるのです。

 智ちゃんはダーリンことロロさん が今年の1月まで働いていたレストランのマネージャー
のお姉さんです。

 智ちゃんのことが『奇跡の人 智ちゃんの光』(鈴木秀子著、講談社)という本になったので、マネージャーがロロさんを通して本を貸してくれたのです。その本を通して智ちゃんを知りました(残念ながら実際お会いするチャンスはありませんでした)。

 ―「この子は宝物です」―ダウン症の智ちゃんが生まれたとき医師は言った。
余命1年と言われた少女は、人を癒す無限大の力を授かっていたー

 この本の紹介文です。さらに本の中で、船上パーティに参加したとき、
智ちゃんが突然、知らない女の人のところに駆け寄り、抱きしめてあげる、という
記述があります。その女性は実は深刻な心の傷を抱えていて、智ちゃんが慰めてくれたことで、本当に癒された、という話です(ずいぶん前に読んだので、細かいニュアンスが
違うかもしれません。そのときはごめんなさい)。表面だけ見ていては、だれもその女性が傷ついている、とは分からないはずなのに・・・。智ちゃんはそれがわかるのです。

 私は決して、智ちゃんが猫のようだ、といっている訳でも、猫と同じレベルだといっている訳でもありません。人間と猫はもちろん違います。

 言いたいのは、もしかしたら、現代に生きる私たちは、情報や余計な知識といった
重い鎧をまとって生きているのではないか? ということです。

 本来ならみんな、もっと鋭い感覚や勘といったものを、本能として(神から授かった美点として)持ち合わせているのが、情報や知識、さらには欲望などの重い鎧のために、感じることができなくなってしまったのではないか、という気がするのです。

 そして、人は心が悲しむと、オーラだか、波動だか分かりませんが、
何か信号のようなものを発するのではないでしょうか?

 智ちゃんはその重い鎧を着ていないので、その信号、
つまり人の心が分かるのかもしれません。

 また、ムムットは猫ですが、純粋さゆえに信号をやはり感じることができるのではないかしら。

 もしかしたら、人間は進化していると思っていながら、実は
退化しているのかもしれませんね。

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メルシーボクー

 ロロさんが今年の1月までスーシェフ(セカンドシェフ)として働いていたレストランは
メルシー・ボクー(Merci Beaucoup)という和菓子の老舗「銀座あけぼの」系列のWedding & レストランです。そして、智ちゃんの弟である、ロロさんの元マネージャーは和菓子の老舗「銀座あけぼの」のオーナーの長男です。

 1984年、智ちゃんのご両親は お菓子の家「愛の鈴」 をつくり、養護学校の高等部を卒業した智ちゃんをはじめ7家族8人の子供達が力をあわせ、お菓子の製造を始めました。

 残念ながらお母さんの澄子さんは2001年、癌にかかり、天国に旅立ってしまいましたが、智ちゃんは福祉作業所「愛の鈴」で、元気に働いているそうです。

「弱者と呼ばれる人々が、自然な形で、楽しく輝いて生活できるスペースを作りたい」
という澄子さんの思いが生かされています。

 メルシー・ボクーはロロさんが日本に来てはじめて、社員の形で働かせていただいたレストランです。ロロさん以外はみんな日本人という環境でしたが、マネージャーはじめ、みなさんにとても良くしていただいたようです。3年ほどお世話になり、円満退社しました。マネージャーとは今でも良い友人で、相談相手です(実は30歳前半の超イケメンなのです、ロロさん、ゴメン!!)。

 

ダーリンはやっぱり猫が好き その2

ポストと猫
トロントの二匹の猫「ムー」と「ムムット」その2
 昨夜、ダーリンことロロさん がレストランから帰ってきたので、
「ブログでムーとムムットの事、書いたよ−」というと、
ロロさんの目は急にユルユルとなり、懐かしさでいっぱいになったのでした。

 思わず二人で深夜の猫談義。
ロロさんはどちらかというとムムット派で、私はムー派
 
 私がなぜ、ムーが好きか?
ムーと散歩をした話を昨日書きましたが、猫とは勝って気ままな生き物で、
人間と散歩する猫はとっても珍しい、と思います。ちゃんとムーは私の後を
ついてきたのですから(途中見ず知らずの人の庭に入ったりと、たまに寄り道はしますが)。

 それだけ、人間が大好きなのです。また、冬の寒さが厳しいカナダのトロント
のアパートでは、私の仕事机の下がムーの居場所で、よく足をムーのお腹の下に
突っ込んでは暖めていたことを思い出します。ムーはデブ猫だったので、お腹も
ドーンと出ていて、とっても暖かかった。

 どうも、ダーリンといい、お腹が出ている生き物に魅せられる傾向にあるようです。

 昨日も書きましたが、ダーリンとの寝室に部屋のドアがしっかり閉まっているのにもかかわらず、自分でドアを空けて(どうやったのか今だ謎です)、入ってきます。

 あるときは静かに入ってきて、巨体にもかかわらずポーンとベッドに飛び乗り、
いつのまにか、ロロさんと私の間で何食わぬ顔をして、寝ていたりするのです。
 
 またあるときは、アピールするように音を立てて入ってきて、「遊んで」と
人に飛び乗ったりします。

 ああ、ムーの体温を思い出して、懐かしくなりました。

 しかし、ロロさんは「僕はムムットの方が好きだったな。とってもフェミニンで
きれいな猫だったからね」と言います。

 きれいで女っぽいのが好き、という意味ね、と少し意地悪な気持ちになって、
「でも、ムムットは最後までなつかなかったね」と言うと、
ロロさんは待ってました、とばかりに、急に優越感に浸ったような表情をして
「僕にはなついていたよー」と大威張り。

 ゲッ、あんなに気位の高いムムットでさえ、手なずけていたなんて、いったいどんなテクを使ったのだろう? やっぱりムムットはメス猫だから男が好きなのかしら。

 「その猫その猫で、それぞれ扱い方があるんだよ。だからそれを見つけてあげて、
あとは愛情を注ぐだけでいいんだ」。

 さすが愛と美食の国フランスから来た男。

 トロントのアパートには猫じゃらし(つり竿式で、たれた糸の先に擬似マウスがついた
もの)があって、ルームメイトのCも私もノーマルな使い方しかしませんでした。

 つまり、つり竿部分を小刻みに上下させて、マウスを生きているかのように見せて
猫と遊ぶ方法です。

 確かに、ムムットはそうやって遊んであげても「フン!」という感じで見向きも
しなかったっけ・・・。

 でも、ロロさんはノーマルな方法ではなく、そのふわふわマウスの部分だけを
使って、ムムットの顔やボディを愛撫したらしい。

 「もう狂ったように喜んでいたよー」とまた自慢げ。

 確かに、ムムットとしては「私は大人よ。子どもみたいに遊ばないで、ちゃんと
愛して」ということだったのかもしれない。

 もう一度、さすが愛と美食の国、フランスから来た男。人間も猫の女性には細かく気遣い!。
ですね。

 でも、意地悪なのは、その方法をCにも、私にもわざと秘密にしていたこと。
ムムットの愛を独り占めしたかったんだー。

 そしてこの言葉。「ムムットは今でも僕のことを懐かしく思っていると思うよ。
だって、唯一僕が彼女を満足させてあげられるんだから」。

 はいはい、さらにもう一度いわせていただきます! さすが愛と美食の国、フランス
から来た男。さ・す・がです! これで満足した? ねえ、ダーリン。

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ダーリンはやっぱり猫が好き!

neko

ダーリンはやっぱり猫が好き!

 ダーリンことロロさん は猫が大好き! 

 街で猫を見つけると「パオ−ン」と言いながら忍び足で近づき、
ある程度近づくと、「ムムット」と呼びながら愛情たっぷりに愛撫するのです。そう、フランスでは猫は「ニャー」ではなく、「パオ−ン」と鳴くのです。そして、猫のことを
「ムムット」と呼ぶのです。日本語でいうと「おい、ニャン子」という感じでしょうか。

 猫もロロさんが好き。私が「パオ−ン」と言って近づいても、ほぼ100%の確率で
猫が逃げてしまいます。でも、ロロさんだと逃げないのです。

 なぜ? ロロさん曰く「そんなに牛みたいにドタドタ近づくと
逃げるにきまってるよー」。
 
 普通に歩いているつもりなのに・・・。まるで私が牛みたいに太っているみたいな言い方して。いったい、誰のせいで10キロ太ったとおもってるのよー。絶対やせてやるー!

 ロロさんは猫を見つけるのも得意。一緒に歩いていて、いつも先に猫を見つけるのは
ロロさん。ロロさんが「あ、猫」といって指さす方向を見たら、もう時すでに遅しで、逃げた後だったり、がほとんど。

■ダーリンはやっぱり犬年!
 

 実はロロさんは目がとっても良いのです。視力がいいことは言うまでもなく、
視野がとっても広いのです。
だから、猫だけでなく、よく物を見つけては拾ってきます。使いかけの100円ライターとか、現金とか(最高2万円)。 
 
イヌイットがアザラシを捕ってきて、妻に「さあ、どうだ」と男ぶりを発揮するのと違って、ロロさんは「誉めてもらいたい」、という感じで、私に拾ったものを
持ってくるのです。その辺は猫というより、やっぱり犬年生まれっぽいけど・・・。
(交番に届けられるものだったら届けるけど、現金や使いかけの100円ライターは無理だよね)。

 カナダのトロントにいるときは、フィットネスマシーンやレンガやガラス板(レンガとガラス板を使ってサイドボードを作ってくれました)なんかも拾ってきてくれたっけ。そういえば。

トロントの二匹の猫「ムー」と「ムムット」 

 トロントでは、猫に思い出があります。ルームメイトが猫を二匹飼っていて、当時フリーのライターだった私は部屋に缶詰状態のことも多く、猫とよく遊んだり、散歩したり、
していました。「ムー」と「ムムット」です。ムムットは多分他のちゃんとした名前があったのだと思いますが、ロロさんがいつも「ムムット」と呼んでいたので、ムムットになったわけです。
 
 ムーは甘えん坊のデブのオス猫。
 黒色だけど、足が靴下を履いているように白いで猫でした。
人間が大好きで、ロロさんと朝まだ寝ていると、「早くかまって」と、
ベットルームに自分でドアを空けて入ってくるくらい。そのくせ恐いもの知らず。
一緒に散歩したとき、公園で巨大な犬に「ウー」と背中を弓なりに
湾曲させ、今にも飛びかかりそうな姿勢で威嚇するのです。猫はすばしっこいので
「猫パンチ」で勝ったかもしれませんが、さすがに心配になったので、戦いたいムーを
無理やり胸に抱いて帰りました。

 ムムットは白くて美しいメス猫。気位が高く、あまりなつきませんでしたが、
ルームメイト曰く「彼女はいつもは知らん振りだけど、私が泣いていたり、悲しい気持ちでいると、近くに寄ってきてなぐさめてくれる」。そんな猫らしい気配りができる猫でした。

 ムーは去年交通事故でなくなったそうです。今でも街でロロさんが黒と白の混じった色の猫を見ると「ムー」と呼んで懐かしんでいます。

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マルシェロロ金沢情報

●ディナーは紹介制でしたが、1年半営業し、必要を感じなくなりましたので、紹介制をとりやめました(ランチとディナーは完全予約制。

●キャンセル料について:ご予約を受けてから食材を調達しますので、キャンセル料が下記のようにかかります。よろしくお願い致します。
  〇ご予約3日前から前日前までのキャンセル:コース料金の30%
  〇ご予約日当日のキャンセル:コース料金100%

●メニュー:ご予約制コース料理をご提供致します。
     ランチ:5000円&8000円(税別)
     ディナー:8000円&10000円(税別)
    (6名様以上ディナー5000円より)
 *2名様以上のご予約をお願い致します。

**1週間前のご予約だとありがたいですが、お急ぎの場合はご相談くださいませ。

  

●住所:金沢市寺町4-12-20

●☎050-7515-9175

・駐車場:沼田町交差点スーパー「ひまわりチェーン」駐車場 4番、12番
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。故郷の金沢でフレンチレストランを再オープン!
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