ダーリンはフランス人シェフ

私のダーリンは年下のフランス人シェフ・ロロさん。外国人にも飲食業にもトンと縁のなかったはずの私が、ロロさんとフレンチデリカ&レストランをオープンすることに!

2005年09月

フランスのリキュール・オードヴィ

ディジェスティブ オードヴィとはフランス語で「命の水」という意味ですが、一方で「ブランデー」という意味もあります。さすが大人の国フランス、命の水イコール強い酒なのですね。
 
 ダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフを努めるブラン・ド・ミュゲで7周年記念特別メニューのシメで飲んだディジェスティブ(食後酒)もオードヴィです(写真)。コニャックアルマニャックもオードヴィの一種で、特定地域のブランド酒です。

 写真右はシャルトリュ−ズ・ヴェールです。ブランデーをベースに130種類の薬草が調合されていて、フレンチアルプスの中のラ・グランド・シャルトリューズ修道院で作られています。いわゆるモンク・リキュールの代表格です。ホームページにはフードがついた修道士服を身にまとったモンクが樽を世話している写真など紹介されています。現在では民間の会社で製造されていますが、今でもなお、ハーブの調合のレシピついては選ばれた3人の修道士以外は知り得ない秘密となっているそうです。もともとの歴史は19世紀初頭のアンリ4世の時代にさかのぼり、当時不老不死の薬と呼ばれたある薬がベースだとか。味は甘めの味に複雑な薬草の味が苦味のアクセントになっている感じ。ヘヴィなフレンチを食べた後に胃がすっきりしてよいかもしれません。しかしアルコール度数が55度と高めなので、飲みすぎには注意しましょう。

写真左は、レストランのオーナーのお父さんが作った自家製オードヴィ(だからボトルは無視してね)。ものすごく強い! アルコール度数も多分かなり高い。シャルトリュ−ズの55度よりは少なくとも高いと思う。そしてハーブがきつい。でも美味しかった〜。おかげで翌日は二日酔いでしたが・・・。

実はフランスではワインはOKですが、オードヴィを民間人が作ることは法律で禁止されているのです。だから、フォーマルにいうと密輸された密造酒をミミは飲んだ、という恐ろしい記述になります。しかし実際は黙認状態で、特に田舎では広く作られていて、○○さんちのオードヴィ、といってよくプレゼントされているようです。実際ロロさんの田舎に行っても、友人たちとの食卓での会話の主役として、自家製のお酒の自慢大会が始まることがよくあります。日本だと「今度○○ブランドのニューモデルのゴルフクラブ買ったんだ〜」とか「新車買ったんだ〜」とかいう自慢話が主流だとしたら、フランスの田舎では「今度の自家製ワイン、出来がいいんだ」とか「オレのオードヴィは村一番だぜ」となる訳です。そして本当にその酒の出来がよいと、みんなで尊敬の眼をそのつくり手に注ぎ、口口に賞賛の嵐となります。そして、そのつくり手の自慢な満足げな表情はこの世の幸せのクリームを頂いた、という風になるのです。

やっぱり、フランス人にとってまさに生きがい、オードヴィ(命の水)なのですね。

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フランス人シェフ・ロロさんの料理!

 ダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフをしているBrin de Muguet(ブラン・ド・ミュゲ)の7周年記念パーティに参加しました。ということで、いよいよロロさんの料理のご紹介です。

 シェフもオーナーもウエイターもフランス人という、フランス人だらけのブラン・ド・ミュゲが7周年記念で選んだ特別料理は食の都リヨンを擁するブルゴーニュの料理。日頃のお客様への感謝をこめて本物のブルゴーニュ料理(食前酒、アミューズ、オードブル、お魚料理、肉料理、デザート、エスプレッソがつく)がナント4500円(税、サービス込み)。超リーズナブルな価格設定になっています。リーズナブルだからといって安上がりの素材を使うのではなく、メインの肉も魚もフランスからわざわざ取り寄せるほどのこだわりようです。そのせいか店内は満員御礼の賑わいで、ロロさんも忙しく立ち働いていました。

普通は、夫が働いている姿ってなかなか妻は見れないもの。しかし夫がシェフだと夫婦からお客様とシェフという関係に変化し、普段の視点とは違う位置から夫を観察できて面白い。ロロさんもレストランで見ると、普段のやさ男風から威厳さえ感じさせるフレンチシェフに変身するからびっくり。でも、その姿を眺めるのは、まんざらでもない気分です。

 いよいよお料理の紹介です。。グルメランキングに!続きを読む

フランス人シェフ・ロロさんのレストラン

 今夜はいよいよダーリンことフランス人シェフのロロさん がヘッド・シェフを務めるお店Brin de Muguet(ブラン・ド・ミュゲ、フランス語で「すずらん」という意味)で7周年特別メニューにトライします。グルメ友達の長谷川六さんとその友人と3名で8時に予約しました。
 
 ブラン・ド・ミュゲはシェフもオーナーもウエイターもフランス人という、本物のフレンチレストランです。9月25日で7周年を迎えました。 今から7年前にオーナーのリシャーが合気道仲間と、内装から全て自分達で作り上げた「手作りのお店」です。ちなみにウエイターのミケさんも二段の腕前をもつ合気道仲間です。お店の完成には4ヶ月かかったそうです。合気道仲間が丁寧に仕上げた店内は木を多く使っていて、暖かい雰囲気を感じさせます。壁にかけられた木製の絵も手作りだそうです。ロロさん曰く「フランスの田舎の
オーベルジュの感じ」とのこと。

 オーベルジュ(Auberge)とは、フランスの地方の村々にある、宿泊つきのレストランのことです。オーベルジュというと、地元の肉や乳製品を活かした家庭的な雰囲気のものが主流ですが、中にはミュシュランやゴー・ミヨで星を取得した高級オーベルジュまであり、一口にオーベルジュといってもさまざまなイメージがあるようです。

ロロさんは今年の2月にヘッドシェフとしてブラン・ド・ミュゲに迎えられました。本物のフレンチ・レストランということで、味付けも日本人向けにアレンジしていません。一般的に本場のフランス料理は塩味がきつい、と言われていますが、ロロさんの持ち味は豪快かつ繊細なので、塩味はそんなにきつくないと思います。では、今夜の7周年特別メニューリポートは明日のブログでご紹介させていただきますね。

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ブラン・ド・ミュゲ 東京都杉並区荻窪5−14−4(JR荻窪駅西口から徒歩5分)
          TEL 03-3220-5448 月休

フランス人シェフのグルメ探訪:ボンシュマン

久しぶりのデート

 ダーリンことフランス人シェフのロロさん となかなかお休みが合わないので、私が会社からもらえる最後の夏休みを使って、久しぶりのデートをすることができました。

 ゴミゴミした都心ではなくて、自然があるところがいいね〜、と思いついたのが等々力渓谷から多摩川に及ぶ散歩コースです。等々力渓谷は都内唯一の渓谷で、ゴルフ橋の階段を降りるとそこは静謐な別世界が広がっています。緑のトンネルの中の小川のせせらぎの音を聞きながら遊歩道を歩くと本当にリラックスできます。鳥もたくさんいて、視力も良く、視野も広いロロさんは鳥を見つけては大喜び。特に休日でもシェフ魂が抜けなくてはいち早く見つけます。そして見つけるたびに「ディナー」とか「ロースト」とか呟くのですから・・・。しかし、リラックスムードもここまで。川べりに座って、水の流れを見つめながらロロさんと佇んでいると、藪蚊が襲ってきたのです。しかも、サンダル履きの私だけ。ロロさんなんか「蚊も今日はフランス料理にしようか、日本料理にしようか悩んでいて、日本料理にしたんだよ」と呑気に言っているし、刺されるほうの身になってみてよ〜。

 等々力渓谷を抜けて多摩川堤へ。背の高い草で覆われた川原に作られた細い道をしばらく散策。せっかちな私はクネクネ歩くロロさんより、いつも前に歩いてしまいます。写真を撮りながらゆっくりペースのロロさんが後ろから「マイ・スィート・ハーフ」と呼びかけるではありませんか。「ロロさん、マイ・スィートハートの間違いじゃないの?」と
ロマンチックな気分に浸る前に意地悪にもミスの追及をすると「違うよ。僕が生まれたエリアでは自分の半分という意味は、君なしでは生きられない、という意味なんだよ」との返事。なんでこんなこと照れないでいえるのかな〜。さすが、フランス人は愛と美食の種族だ、と改めて思いました。

 多摩川沿いを散歩した後は再び歩いて東急大井町線の上野毛駅へ。もう陽が暮れていたので、最後の散歩コース上野毛自然公園はパスしました。

 そして、デートのしめのディナーは東急東横線祐天寺駅にあるフレンチ・レストランの名店Bon Chemin (ボンシュマン)へ。グルメランキングへ続きを読む

フランス人シェフのお取り寄せ:菊池牧場

いよいよフランス人シェフロロさん のグルメ・お取り寄せ第二弾です。前回は定番だったので、今回はこだわりの菊池牧場のご紹介です。

菊池牧場のソーセージ〜血も滴るレバーケーゼ〜

レバーケーゼバケットとレバーケーゼ 写真でお分かりになるでしょうか? 真空パックにレバーケーゼが血も滴る姿で入っていたのです。手に取った瞬間に「これから動物を食べるんだ」と実感が沸きました。
狩猟民族系のロロさんも血の滴りを見てニヤリ。そんなロロさんはちょっとキモイかも。

 菊池牧場は盛岡から50キロ離れた山の中にある牧場で、家族で牛や豚を育てています。ソーセージ類は30種類くらいあるそうですが、牛や豚を丸ごと使いきるため、いつも同じものがあるとは限らず、カタログもないようです。送られてきたソーセージ類と一緒に同封されていた手書きの手紙に「野生的でクセのあるソーセージとよく言われます」と書いてありました。う〜ん、野性的な味、楽しみ。

 レバーケーゼに合わせるバケットはBoulangerie Burdigala(パン屋ボルドーという意味です)。17種類のフランス産小麦と国産小麦をミックスして焼いているそうです。
レバーケーゼの味が強そうなので、バケットの中でもよく焦げ目がついたものをチョイス。そして、血も滴る系の肉やソーセージを食べるときの必需品ヴァイオレット・マスタードを用意します。ヴァイオレット・マスタードはもともとブラッド・ソーセージやジビエに合うので、血も滴るレバーケーゼにも合うはず(ヴァイオレットマスタードのお取り寄せは後日のブログで)。

 いよいよ試食。レバーケーゼを厚めに切って(あ、ロロさんなんか1センチ厚に切ってるー、ずるい!)、スライスしたバケットにのせ、ヴァイオレット・マスタードをさらにその上にのせて、パクリ。うーん、最高! レバーケーゼは確かにレバーの臭みがありますが、それをヴァイオレット・マスタードのホンノリした酸味と甘みがうまい具合に相殺して、なんとも絶妙な味になっています。もちろん、レバーケーゼだけでも肉の複雑な味が堪能できておいしいですよ。あー、ロロさんのペースが異常にはやい、おいしいからって一人で食べないでねー。
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新宿のビーフシチュー

ビーフシチュー 本日友人と新宿へ。新宿での待ち合わせ場所はいつも新宿東口にある紀伊国屋の1階の本売り場。元祖オヤジギャルとして20歳くらいからゴールデン街を徘徊していたころの待ち合わせ場所も同じです。しかし、当時は1階に本屋が無かったような気がします。だから今は便利。待ち人が遅刻しても本を読みながら待っていられます。

 紀伊国屋といえば、その地下1階にある「珈穂音(カポネ)」にもオヤジギャル時代に良く行きました。20歳そこそこのオヤジギャルの私にとって、洋食とは珈穂音のビーフシチュー以外に考えられませんでした。そして、将来フランス人シェフの
ロロさん と結婚して洋食の王様、フランス料理を極めよう、だなんてコレッポッチも想像だにしていませんでした。
 
 そこで、ミミの洋食の原点である珈穂音のビーフシチューをご紹介したく思い、久しぶりに食してみました。珈穂音はビーフシチューをはじめエビフライやパスタもあるのですが、基本的には魚を食べさせる居酒屋風のお店です。だから「おじさん、ビーフシチューとチュウハイと枝豆お願い」とか変なオーダー模様になってしまいます。

 フランス人シェフのワイフとして、フランスの三ツ星レストランをはじめ、あちらこちらでグルメのセレブ修業を重ね十分肥えた舌で、ほぼ15年ぶりのビーフシチューを味わう。その結果は?
「やっぱり、うまい!」
あっさりしていて、すこし和風の味でした。もしかしたら隠し味に醤油を使っているかもしれません。柔らかく煮込んだ牛肉の塊がごろごろ。ユニークなのは沖縄の紅芋が入っているところ。サツマイモと違ってさっぱりとした甘さがシチューの味と調和しています。それに紅芋はポリフェノールが入っているので体にもよさそう。その後の新宿徘徊(飲み歩き)に耐えられる丈夫な体になれそう?ビーフシチューはご飯と合わせた定食(ビーフシチュー、ご飯、お味噌汁、サラダ、お新香)の形で1200円。ご飯とも良く合います。

 新宿で飲む前に、ショッピングの合間に、待ち合わせをして待ち人来ず、の日のやけ食いに、新宿紀伊国屋(東口の方)の地下1階のビーフシチューをどうぞ、お試しあれ。

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珈穂音(カポネ) 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋ビルB1
TEL 03-3352-1539

アズナブールって知ってる?

アズナブール+ペールギュント

 9月22日に市村正親のワン・アクターズ・ショー『ペール・ギュントの旅』をサントリーホール小ホールに観に行きました。フランス・シャンソン界の大御所であるアズナブールの曲を使った市村正親の一人芝居です。

 台本・作詞・演出を担当した鈴木理雄がアズナブールの長年の大ファンで、彼のヒット曲でミュージカル形式のショーが作りたい、との思いから実現したようです。『世界の果てへ』は、少年時代のペール・ギュントが南の島に憧れる歌、そして『ラ・マンマ』は母親の死ぬシーンの歌、というようにイプセンの『ペール・ギュント』のストーリーと自然に発想はつながっていったようです。また、グリークの曲も効果的に6人のバンドヴァージョンに編曲して活かされていました。

 シャルル・アズナブールは1924年生まれ。フランスパリ出身ですが、両親はアルメニア人です。アルメニア人としての自覚が高く、88年にアルメニア大地震が起こったとき、率先して行ったチャリティーコンサートやアルバムは大ヒットし、その収益を難民のために寄付したほどです。『愛の賛歌』で有名なエディット・ピアフに認められ、スターの座をつかみました。ピアフは恋と歌に生きただけではなく、イブ・モンタンを始め多くのスターを育て上げた非常に懐の深い大人の女性でしたよね。まさにフランス的いい女の代表です。

 実は、私はアズナブールを知りませんでした。足を運んだのも、子どものころ劇団四季の『青い鳥』を観てから市村正親が好きで、四季退団後の舞台を一度観てみたい、と思ったのがキッカケでした。だから、ダーリンことロロさん 
「アズナブールって知ってる〜?」と気軽にたずねたら、
「知ってて当たり前」という、あきらかな軽蔑の眼。
 ロロさんとしては軽い感情表現のつもりでも、ナンセ顔の彫りが深いもんだから、とっても深刻に見えてしまって、ミミは傷ついてしまうのです。ペッソっとした反応に気づいたのか、ロロさんは急にアズナブールの代表作『ラ・ボエーム』を表情たっぷりに歌ってくれて「ほら、歌えるほど知ってるよ」と言ってくれたのですが、気持ちはうれしいけど、そのウルトラ音痴なこと! ブログランキングへ続きを読む

フランスの徴兵制度

 昨日(9月22日)のブログで書いたリヨンの郵便屋さんことLさんはなぜ、カナダはトロントにやってきたのか?

 フランス人にとってカナダはフランス語圏のケベック州独立問題を抱えているため、移民としてビザが取得しやすい、という背景はあります。

 しかし、ダーリンことロロさん曰く「徴兵制度から逃げたかったんじゃない?」とのこと。

 フランスの徴兵制度は2001年に廃止され、現在は仏軍改革の一環で志願兵制度(職業軍人化)になっています。 Lさんは廃止前の最後の徴兵制度対象ジェネレーションだったのです。志願兵制度に移行しても、いざ戦争が始まると、徴兵制度時代に1年間軍事訓練を受けた人々は参戦する可能性が非常に高くなります。

 と、いう訳で運悪く徴兵最後のジェネレーションのLさんはトロントに来たわけだけれど、逃げ切れず、レストランでは盛大なお別れ会を催されて、とうとう軍事訓練のためフランスに行ってしまいました。しかし、その後風の便りで、Lさんはすぐにトロントに戻ってきてフェデラルエキスプレスに就職した、と聞いたので、もしかしたラフランスでがんばって交渉して徴兵を逃れたのかもしれません。その辺は謎です。しかし、フェデックスは民間企業だから国営のフランスの郵便局時代のように、もう犬を使ってバーに飲みに行ったりはできませんね。


 ロロさんも海外にいましたが、呼び戻されて1年間フランスで軍事訓練を受けました。厳しい歩行訓練を受けても、まっすぐ歩けず、クネクネ行進していたので、後ろの人にいつも笑われていたらしい。さらに、その後ろの人がロロさんの歩き方を冗談で真似るので、ロロさんを境にクネクネ軍団が出来上がっていたとか・・・?
また、教官に探し物をしてこい、と言われたのに、実際は寮の部屋で寝ていて、「探したけどありませんでした」と顔に枕の跡をつけながら言ったものだから、こっぴどく怒られたとか。

 戦争が起こったときのことを考えると悲しいけれど、怒られたり、クネクネしながらも義務を終了したロロさんは「若いころに乱れていた生活がこの1年間でビシッと直ったので良かった」と今では思っているようです。

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フランスの郵便屋さん その2

 ダーリンことフランス人シェフのロロさん との会話。
9月20日のブログにフランスの郵便屋さんについて書いたんだよ」
「アル中が多い、っていう話? 友人のLのことも当然書いたよね」
「えっ、Lさんは郵便屋さんだったの?」

 Lさんとはカナダのトロントでロロさんと一緒に働いていた金髪で青い目のかなりのイケメン・ウエイターのことです、これまでの私の記憶では。ヨークヴィルのフレンチレストランでヘッドシェフをしていたときの同僚です。ちなみにヨークヴィルは、トロントの銀座?といえるブランド品のお店や高級レストランの集まる場所です。
 
 カナダのフランス語圏であるケベック州のおかげでフランス人はカナダに移住しやすく、カナダで働いているフランス生まれのフランス人はたくさんいます。冒険野郎のロロさんもヨーロッパ各国でのシェフ修業のあと、カナダに渡りました。5年間のカナダ滞在の間に市民権までとってしまって、ロロさんはフランスパスポートとカナダパスポート両方持てるまでにいたったのです。つまり、フランスとカナダの二重国籍を持っているのです。二重国籍が取れない日本人にとっては、ナントもうらやましい話ですね。

 話を戻します。そう、イケメン・ウエイターのLさんは、フランスはリヨンの郵便屋さんだったのです。しかも例に漏れず、アル中郵便屋さん。職場では愛犬家として知られていたらしいのですが、その裏には陰謀が隠されていたのです。犬を利用しまくっていたのです。例えば、リヨンの郵便局のオフィスで交わされる次のような会話。

「ボス、犬が病気になっちゃって、心配で。ちょっと見てきます」
「ボス、犬に餌をやるのを忘れちゃって。ちょっと行ってきます」などなど。

実はそういう手を使って、バーに飲みに行っていたのです!! さすが、郵便局が国営でなければできない、のどかな芸当ですね!

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加賀のフレンチ

古都金沢

 私ことミミの実家は古都金沢にあります。森の都や小京都と呼ばれる金沢はダーリンことフランス人シェフのロロさん も大好きです。今回の帰省ではロロさんはレストランでの仕事があるため、ミミ一人でした。少し寂しいけど、1日2回は必ず電話をくれるので大丈夫です。ちなみに金沢とフランスのつながりとして、姉妹都市がフランスのナンシー市で、バレエや芸能の交流を行っているようです。

加賀野菜を使う!

 ロロさんがいないので、今回は母とフレンチ。前から行きたいと思っていた
恵是瑠へ。恵是瑠は1976年に開業した老舗レストラン。金沢のダウンタウン片町にあります。

金沢といえば近江町市場という庶民の台所が有名なように、魚介類の宝庫。メインが旬の魚というラピスディナー(3600円)を注文。アミューズ、前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーか紅茶がついてこのお値段は東京に比べてかなり格安です。ではレッツ・トライ! グルメランキングへ続きを読む

フランスの郵便屋さん

フランスの郵便屋さんはアル中?

 日本では、最近選挙などで郵政民営化について話題になっていますね。テレビのニュースなどで、その話題が出るたびに、以前、ダーリンことフランス人シェフのロロさんが郵便屋さんについて言っていたことを思い出します。

 最近はさすが数は減ったそうですが、フランスではかつて郵便屋さんのかなりの数がナントアルコール中毒だったとか! ちなみにフランスの郵便局は国営です。

 国営ということは郵便屋さんは国家公務員じゃない? つまり給料が血税から出ている、ってことじゃない? フランスでは酒を浴びるほど飲まなければならないほど、ストレスが溜まる仕事なの? 郵便配達するだけではなく、もしかして年金の取り立てもしているとか・・・? 疑問がゾクゾク。

 どうもその原因はアルコール分解酵素を多く持つフランス人独特のホスピタリティーにあるようです。郵便屋さんは配達エリアの担当が決まっていて、毎日郵便物を配達するうちに地域の人々と仲良くなるようです。そして以下のような会話が生まれるようになるのです。

 「はい、今日の郵便ですよ〜」
 「いつも配達ご苦労さん。のど乾いたでしょ? 休んでってよ」

 フランスでは「のどが渇いた」ということは「酒が飲みたい」ということらしいのです。ですからお茶ではなく、ワインやビールなどが振舞われるのです。ですから、一軒一軒、配達に回っているうちに、何件もの家から酒を振舞われることになり、アル中の道へ・・・。

 日本人のミミはつい「もう、ラテン民族は明るいだけで仕事しないんだから〜(すごい偏見!)」とか思ってしまうのですが、考えようによっては、世間話をしながら酒を飲み、地域のコミュニケーション作りに役立っているのかも。だって、田舎に行くと、両隣が何百メートルも離れていて、お年寄りの一人暮らしもあるわけだから、定期的訪問者の機械的ではない人間関係も大切かもしれませんね(老人の孤独死も防止できるかも)。ブログランキングへ


大自然の中で突然始まる酒盛り
 
 そういえば、ロロさんの田舎に行ったときのこと。ロロさんの田舎はナントから車1時間いったところで、牛用の草を栽培している農家が多い地域です。ロロさんと、ロロさんのお父さん、私で車で農道を走っていて、ちょうどお父さんの友人の農場に通りかかったところ、その友人が大きなトラクターの上からあるポーズをしているではありませんか。そうしたら、ロロさんのお父さんも頷きながら同じポーズで返事をしているのです。

 そのポーズとは? のどボトケのあたりを指でつまんで引っ張るポーズのことです。ロロさんに「何してるの?」と聞くと「のどが乾いてないか?」もしくは「のどが渇いてるよ〜」という意味なのだそうです。

 「のどが渇いてるよ〜」と答えたロロさんのお父さんが車を止め、その農場に向かって歩いている間に、その友人は酒の用意万端! 農場の車の荷台にはしっかりとワインとビールとグラスのセットが常備されているのです。
仕事中だというのにみんなで談笑しながらの酒盛りスタート。なんとも、
のどかな風景ですよね。

 大自然の中で草がこびりついたグラスでビールを飲みながら「フランスって本当に豊かなんだ!」と思いました。

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魚屋さんのフォアグラ?

魚屋さんのフォアグラ

 魚屋さんが経営している居酒屋「七井の月」にダーリンことロロさんと行ってみました。
魚屋さんが経営しているので、カルパッチョの品揃えが豊富で安く、しかもフォアグラやフランスワインまである、というので興味がわいたのです。

 お店の雰囲気はオープンテラスもあり、椅子が白いソファでこの季節はかなり快適。
ちょうどいい風に頬を撫でられながら和風のメニューを紐解くを、さすが魚屋さん。
魚の名前がずら〜り。マグロ、イカ、うに、いくらなど定番は当たり前、この季節限定の白魚やイサキもあります。すべて刺身にもカルパッチョにもできる、というからうれしいではありませんか。しかも全品498円(ぐるなびのクーポンを使うと398円)という安さ。私たちはサーモンイサキのカルパッチョを注文。

 さて、お味は? 「う〜ん、サーモンもイサキも脂がのってます!」。ロロさんもにっこり。いろいろな魚のカルパッチョが試せるので、カルパッチョがお好きな方にはお勧めです。
フォアグラ
 そして、いよいよフォアグラソテー。ナント798円という安さです! フォアグラのお皿がサーブされた途端、ロロさんがすばやく動き出した! さっとナイフを入れて二つに分け、その一つをパクリ。
「ミミ、これはすぐに食べなきゃダメだよ。早く!」とせかされ、私も一口でパクリ。
トレビアーンとやっぱり思わずフランス人になってしまう。フォアグラはやっぱりうまい! ブログランキングに参加しています。応援(クリック)してね!
 
 しかし、ここで問題が・・・。メインのお料理を何にしようかとメニューとニラメッコをするのですが、やっぱりこのお店はカテゴリーとしては居酒屋なので、西洋料理のメイン料理に相当するものがないのです。だからフレンチ狙いとしては、スナックやオードブル代わりにカルパッチョやフォアグラを頼むつもりでこのお店に行くのはOK。しっかりフレンチしたい場合はやはりフレンチレストランに行きませう。でも、たまにフォアグラだけ食べたい、って思うときがあるんですよね。そんなときはどうぞ「七井の月」へ。

七井の月
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-10 1F
TEL 0422-72-1123

フランス人シェフ・はじめてのお取り寄せ

■お取り寄せ

 もしかして今ってお取り寄せブーム? 書店に行くとお取り寄せの本がずらりと並んでいます。『田崎真也の絶品お取り寄せ手帳』や『岸朝子のおいしいお取寄せ』など有名人が紹介する本から、はたまた『マクロビオティックお取り寄せ』や『極上!お取り寄せブランド野菜&フルーツ』など、かなり嗜好やターゲットを絞った本まで。

 ダーリンことフランス人シェフのロロさんと私は、
よりよいシェフになるためのフィールドワーク」として食べ歩き を実行しています。しかし、夫婦共働きで、しかもロロさんのお休みが月曜日、私のお休みが土日祝なので、唯一の一緒ディナーのチャンスが月曜日しかありません。しかも他の用事が入ったりしていつも食べ歩きができるとも限らないので、チャンスは非常に限られてきます。

そこで、目をつけたのが「お取り寄せ」です。お取り寄せだったら電話やパソコンで時間がなくてもすぐに注文できるし、しかも自宅で食べられます。ロロさんが「チカレタ(疲れた、と言っているつもり!)」と言いながら夜中に帰ってきても、スーツに着替える必要もなく、電車に乗る必要もなく、気軽に試食できるのでよいですね。

そしてはじめてのお取り寄せ! 第一弾は? ブログランキングへ続きを読む

フランス的いい女

■ フランス的いい女 

16日午後8時から友人の長谷川六さんのパフォーマンス『夏の花隅田川』第一部公演を観に出かけました。
長谷川六さんはナント70歳の現役ダンサーで、今年3月の国際ダンスコンクールで
堂々の3位に入った偉大な方。
ダーリンことロロさんとも大の仲良しで、ロロさん曰く「六さんはフランス人がとっても好きなタイプの女性。日本人では珍しいね」とのこと。

そう言えば、先日ジャンヌ・モローがNHKテレビに出ていて、少し六さんに似ていると思いました。アメリカの番組で有名人をアクターズスタジオに招いてインタビューし、その後、演劇関係希望の学生からの質問を受ける、という主旨の番組。

 ジャンヌ・モロ−はかなりの年だと思うが、一目でまったく整形手術をしていないことがわかる。つまりかなり皺がある(六さんが皺だらけ、という意味ではまったくありません)。ハリウッド女優だったらまずリフティング手術は当たり前だろう。しかし、ジャンヌ・モローはとってもナチュラル。見た目だけではなく、飾らない正直な語り口など自然で、しかもとってもかわいいのです。好奇心たっぷりにランランと輝く目。そしてユーモア。時には強さも垣間見せます。女性として人間として魅力を感じました。

 フランス人って女性をワインに例えて「熟成すればするほどおいしく、魅力的になる」という表現をするほど、年齢を美しく重ねた女性を尊敬しているようです。

 六さんはまさにそんな女性。ときにとっても豪快になるけど、とてもかわいい女性です。

■ 六さんのパフォーマンス

 元麻布ギャラリーで行われたパフォーマンスはまず、映像からスタート。公演でダンスをする六さんや隅田川のシーン。ゆったりと流れる時間と空間を感じさせる映像で、独特の長谷川六ワールドを徐々に盛り上げていきます。そしてギャラリーの中で場所を少し移動して六さんのダンスがスタート。

 静の踊りというのか、空間と時間を身体を使って操っているような感じなのです。そしてとても神秘的。以前あるプロジャズダンサーが「ゆっくりとした動きのダンスはとてもむずかしい」と言っていたのを思い出しましたが、まさに年季の賜物だと思いました。

 ダンサーとしても女性としてもますます熟成され芳醇の域に達していく六さん。ミミもしっかり見習わなくっちゃ。だって、フランス人のダーリンのワイフとしてフランス人好みの女性にならなくっちゃ。やっぱり。

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恵比寿のビストロEbitei

ロクさんとシェフ長谷川六さん推薦! ブログランキングへ

 尊敬する人生の師であり、また友人でもある長谷川六さん(ナント70歳の現役ダンサーなのです!ゴメン、六さん、また年ばらしちゃった)ご推薦の恵比寿のビストロEbiteiに行ってみました。

 六さんはダーリンのフランス人シェフことロロさんとも大の仲良しで、しかも食通。
恵比寿の住人として、グルメ激戦区といわれている恵比寿のお店の盛衰興亡を長年見てきているので、お店をジャッジするその眼はかなり厳しい。そのグルメ審美眼に適ったビストロがとうとう誕生!というわけです。

 舞劇『覇王別姫』を観た後、六さんとEbiteiに。観劇中も永久の愛を誓う純愛に感動しつつ、頭の中では予約してあると聞いていた鴨のコンフィの肉汁がジルジル音を立てておりました。

ビストロEbitei
 Ebiteiは恵比寿駅から徒歩7〜8分。大通りを抜けて少し静かになったなあ、という丁度良いころあいの場所にあります。少し重いドアを軽々と開けて案内してくれたのは、飯野通典さん。笑顔がステキで、力持ちそうなところがとっても好感が持てます。10キロ増の私でもお姫様ダッコができるくらい力持ちかしら・・・とバカなことを考えながら中に入ると、テーブル席の先がオープンキッチンになっていて、キッチンに面してカウンターが設置されています。

 だからカウンターに座ると、オーナーシェフの海老子川永ニさんと会話をしながら食事を楽しむことができるし、オーダーに迷っても気軽に相談にのってくれるのです。また、一人時間を過ごすのにもカウンターだといいですよね(以外と一人フレンチできる雰囲気のお店って少ないから)。
モンタス メインが鴨のコンフィなので、ワインはモンタス・マディラン(Montus Madiran)2000(5300円)。ロロさんも大好きな赤ワインです。
しかしロロさん曰く「トム・クルーズが買い占めているほど好きなワインとして認知されてから、値段が上がったような気がするし、つまらない」とのこと。

 アミューズは鳥のムースとにんじんのラペル、ラディッシュと葉っぱのピューレ添え。
鳥のムースはしっかり味のついたつくね風で、親しみやすい味。
白レバー 前菜は地鶏白レバーのムース(600円安い!)と六さんおすすめの
1個丸ごとトマトのロースト、バジルソース(これも500円と超リーズナブル!)。
 実は私は白レバーが大好物!色々食べたけど、Ebite白レバーはブルーベリーと
見事なハーモニーを奏でていておいしい
 丸ごとトマトもあっさりとしていて、相性抜群のバジルのスープ状ソースがまた美味。夏バテで食欲がないときでも、丸ごと1個スルリとお腹に入っちゃう感じです。

 そして、待ちに待った肉汁ジルジル生唾ゴクゴクもののメイン、鴨のコンフィ登場(1800円)。 ブログランキングへ続きを読む

フランス人シェフ・妻の宿命2

デブへの道

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 フランス人シェフのロロさん と結婚してから、ナント10キロも太ってしまいました。
美食という愛のオリの中でぬくぬくブロイラーされている気分。
将来、フランス人シェフの妻として、食材という形で殉職するような予感を持つのはちょっと狂気の沙汰かしら・・・。

 そう、「デブへの道」もフランス人シェフ・妻の宿命その2なのです。

結婚したばかりのころは「おいしいものを食べて太るのはショウガナイ」と体重より美食に価値があるくらいに思っていました。しかし、忍び寄る成人病の影・・・。

フレンチパラドックス」という言葉があるように
フランス人はバターたっぷりの食事を取りつづけていながら、比較的長生きの種族として有名です。通説ではフランス人がよく飲む赤ワインのポリフェノールのせいだ、といわれています。

 しかし、フランス人がアルコール分解酵素を沢山持っているように、
動物性脂肪分解酵素」を持っているから、だと思うのです。
フランス人が長い狩猟民族としての歴史のなかで勝ち取った賜物で、
農耕民族の日本人が持ち得ない酵素なのです。
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フランス人シェフの妻・宿命 その1

美食の絵


フランス人シェフの妻 宿命その1 ブログランキング応援してね!

ダーリンがフランス人シェフなの」という一言を発すると何が起こるか?
フランス人」に反応する人と「シェフ」に反応する人
の二種類の反応に分かれます。

「フランス人」に反応する方は「フランス人? まあ、金髪で青い目でいいわねー」と勝手に想像がどんどん膨らんでいくようです。ちなみにダーリンことロロさん 
茶髪に茶色い目です。鼻は著しく高いけど・・・。
さらに「フランス人? 最近フランスリネンが流行ってるから、いいわねー
と話が一方的に流れます。ちなみに我が家ではそのような高級品は残念ながら存在しておりません。
少し年配の方になると「おフランス?まあ、お上品でいいわねー」と
「お」がついた丁寧語に昇格するのです。まあ、悪い気はしないけど・・・。

 一方、「シェフ」に反応する方は
1「毎日おいしいものが食べれていいわねー」
OR
2「ダーリン、お家で作ってくれるのー?」というパターンです。

さて、答えは?
答えその1:毎日おいしいものは食べないけれど、フレンチレストランに行く回数がどうしても多くなります。
 
 なぜならば理由は二つ。ダーリンは日本食も好きだけれど、
やっぱりフランス人はフレンス料理が大好き(当たり前?)。
テーブルがあってワインをゆったりと傾けながらバケットをかじりつつ、
フランス料理を食するのが「料理を堪能している」と思うらしく、
その時間が本当にリラックスするようなのです。
 
 もう一つの理由は、やはりシェフとしてのフィールドワーク
いろいろなお店の味やメニューをトライして、自分のレシピに応用したり、
シェフとしてのセンスを高めるためです。
 
 確かにシェフとして大切なことですよねー。しかし、お金がかかるのです!
 パリに行ったとき三ツ星レストランのル・サンクで二人で10万円!
も使ったことは例外としても(その話は後日ゆっくり)、
リーズナブルなビストロでもかなり散財してしまいます(特にフランス人は!)。
お財布が痛いよー
 
 しかし、これもフランス人シェフ・妻の宿命その1です。
ここでは「おフランス、いいわねー」の世界ではなく
演歌「芸のためな〜ら、女房も泣かす〜」の
コブシが回る世界なのです!
 でも、しょうがないよね、ダーリンのためだもの。

宿命その2

 答えその2:ダーリンはたまに家でも料理を作ってくれます。
 
 東京のアパートの厨房が狭いので、あまり頻繁ではありませんが、
たま〜に作ってくれます。ポトフとかスープとか・・・。
  
 カナダのトロントに住んでいた頃はよく作ってくれました。
庭付きの2K家具付きで家賃が4万5千円という格安物件に住んでいる頃は、フランス人シェフの妻の幸せにドップリと浸かっていました(ぬくぬく)。
 厨房が広い上に巨大な収納抜群の冷蔵庫に4つも口のあるレンジ、そして何よりもフランス料理に大切な大きなオーブンと設備も整っていたし(カナダではしごく平均的な設備ですが・・・)、時間にも余裕があったので、ダーリンはよく作ってくれたのだと思います。
 チャイナタウンのそばに住んでいたので、そこのスーパーには
毛皮を剥いだウサギ一匹丸ごと売っていたりしました。
ロロさんは丸ごとウサギを買ってきて、家でさばき(もう魚をさばく位の気軽さで)、ウサギのシチューを作ってくれたり、チキンのオーブン焼きなど
あっというまに作ってくれました。

 ここで「いいわねー」という声が聞こえてきそうですね。
確かにまさにおいしい思いをしましたが、
世の中バランスがちゃんと取れているもので、
いいこともあれば、悪いこともある。

 そう、待っていたのは「デブへの道」だったのです!
(私の頭の中ではブルース・リーの「ドラゴンへの道」のサントラが鳴っている)。
 ナント体重が10キロもふとってしまったのでした。
 
 デブへの道もフランス人シェフ・妻の宿命その2ですね!

 デブへの道は明日の日記をお楽しみに。
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南仏風のカフェ 

bistro347
347 Cafe

 フランス人シェフの妻であり、かつ渋谷のOLでもある私ことミミが見つけた
南仏風カフェ「347Cafe」。

 渋谷の新名所PICASSO 347 ビルの3階と4階の吹き抜けを使ったなんとも豪華な
カフェ。なんたって、テラスにプールがあるんですもの! 気分は南仏リゾート
ですよね。

 なんともいえないフランスの香り漂うカフェに、早速ダーリンことロロさん
を連れて行きました。ロロさんも大喜び。ミミも大喜び。だって、そのカフェの
ウエイターさんはイケメン揃いなんですもの。もちろんダーリンにはそんなことは
オクビにも出さず、「ダーリンが喜ぶと思って、一生懸命見つけたの」風の振る舞い。

 ビールやカクテルのほかにオリジナルジュースやお茶など、ドリンクメニューも
幅広く揃えています。ちなみに生ビール700円で、ドリンクは600円から。ミミの
お勧めは柚子ソーダ(700円)で、本物の柚子の皮ピールを蜜に漬け込んだものが
たっぷりはいていて、美容にも健康にも良さげ。さらにソーダと相性がよく、ほどよい
甘さに仕上がっています。ロロさんはビールを飲んでいました。

 最近のフランス人の若者はワインよりビールを趣向する傾向があるそうです。
食事のときはワインですが、カフェではもっぱらビールを頼んでいるようです。
ロロさんも例外ではなく、カフェではもっぱらビールを飲んでいるのです。
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フランス人とカフェ
 フランス人にとって、カフェとは日本のように純粋にお茶を飲みにいくところ、と
いうよりはバーと喫茶店の中間のような存在。

 ロロさんが友達に「カフェに行こうよ」という場合は、
ほとんど「飲みに行こうよ」という意味です。ちなみにオランダで
「カフェに行こうよ」とは「マリファナやりに行こう」という意味もあるそうです。

 ロロさんがカフェでお酒を飲み始めたのは、何と14歳のこと! でもちっとも
特別なことではないらしい。家でワインを飲み始めるのはもっと早い・・・。
さすが、特別なアルコール分解酵素を持っている種族、日本人とは違いますねえ。
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Oh! ジパングのフランス人たち 2

フランス人のたすけあい精神

 ダーリンことロロさん 歓迎会の後、「ロロのワイフはタフ!」といった人たち。
つまりフランス語で「○玉がついている女」(タフという意味)
と表現したフランス人たちは、
その口の悪さに似合わず、実は助け合いの精神の持ち主でした。

 先週の月曜日(9月5日)、東京の杉並区と世田谷区は台風の影響で、洪水に
みまわれました。ロロさんがヘッドシェフをしているレストランの
系列店のデリカテッセンの工場も杉並区荻窪にあります。なので、一階にある工場は
洪水の影響をモロに受けて水浸しになってしまったのです。

 そこで十数人のフランス人が工場に集まって、復旧作業をしたのですが、ナント、
みんな自主的に手伝いに来たのです。丁度その日はオーナーのRはフランスにいて、
だれも声をかけたわけではないのですが、オーナーの友達、従業員がそれぞれ自分の
意志で集まってきたのです。

 これが本当のボランティア(自由意志)ですね。

 ロロさんもその日は週に一度だけの休日でしたが、
普段工場で働いている友人のEに「助けがいる?」と自分から電話して、
お手伝いに行ったようです。

 なぜ?
 日本人が失った大和魂にあこがれている合気道野郎たちだから?
 フランス人だから?
 クリスチャンだから?

 多分どれも当たっているのだろうけど、ロロさんは一言
「当たり前だから」という返事。

 当たり前と言われれば、確かに困っている人がいたら助けるのは当たり前です。
しかし、自分の目の前で誰か困っていれば、手を差しのばすけれど・・・
沢山の人間が工場にいることが分かっていて、さらに自分の仕事と関係なければ
日本人ならば「誰かやってくれるさ」と思いがちなのでは?

 ただ言えることは、9月10日のホワイトバンド2の日記にも書いたけど、キリスト教圏
のフランスで育った人々は子どものころからチャリティ(慈愛)について学ぶ機会が
圧倒的に日本人より多いので、その心が自然に身についているかもしれない、
ということです。

 それにしても、フランス人が十数人、あくせく(なんだか似合わない気がするけど)
荻窪の工場ので働いていた姿はチョット見物だったかも。 ○玉女呼ばわりしたことも
なんだか許せる気がします(さすが〜太っ腹!)。

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Oh! ジパングのフランス人たち

ダーリンの歓迎会

 ダーリンことロロさん は今年の1月に現在ヘッドシェフをしている
荻窪のフレンチレストラン「ブラン・ド・ミュゲ」に転職しました。
(ちなみにブラン・ド・ミュゲとはフランス語で、白いスズランという意味です)。

 ロロさんの歓迎会兼元シェフ送迎会にワイフの私も西洋の慣習に従って招かれたのです。
フレンチレストランのパーティだもの。当然期待するじゃない? ワインにプロが作った
パテなどのオードブルや凝ったソースのかかった絶妙の焼け具合の肉や魚の数々・・・。
もしかしたらシャンパンも・・・。

 ところが、パーティ会場は和風居酒屋の座敷。もちろん畳敷きで、
テーブルの上にすでに用意されているのは、刺身盛り合わせ、鍋セットなどの居酒屋メニューの数々・・・。しかも、日本酒の一升瓶がところどころにドーンと置いてある。

なんだかとっても異様な風景。だって、宴会場の上座は全員ズラ〜リとフランス人。
しかも、黒澤明の『7人の侍』のように、眼光鋭くて、姿勢がよくって、アグラがとっても
様になっている! ど、どうして?

 気を取り直して宴会場を見まわすと、まあ、日本人といろいろな国の方々の比率が
半々くらい。やはり、姿勢が良い外国人もチラホラいる。

 いよいよ宴会スタート。上座のオーナーのRの挨拶。とっても流暢な日本語に、
日本酒の一升瓶を注いでいるその姿は、なんだか日本人より日本人らしい。
日本人が遠い昔に忘れてしまった、大和魂のようなものすら感じてしまう。

 ダーリンの新しい職場の関係の人たちだもの。賢妻ミミは一所懸命感じ良くするよう
に努めたのでした。ニコヤカにいろいろな人々の話に耳を傾けているうちに、
謎が解けてきました。

 オーナーのRはそもそも日本に合気道の修業に来たらしいのです。そして、
人間関係も合気道仲間が多く、ウエイターのMも合気道青年、デリカテッセンの方の
パートナーも、レストランの内装を手伝ってくれた人も合気道仲間なのです。
だから、宴会場には合気道をしているフランス人がゴロゴロいて、その中には
日本にいる外国人の中で最高位の七段の取得者もいたらしい。

 道理で、みなさん、ビシッとした雰囲気でいらっしゃる。そして、合気道を
通して、日本のよき武道の精神を学び、尊敬し、日本人より日本人らしくなった
のでした。

 ちなみに、二次会もお座敷に日本酒でした。ブログランキング応援してね!

恐いワイフ パート2

 ロロさんの歓迎会の次の日。ロロさんが帰宅すると開口一番、
「みんな、ミミのこと、とっても印象的だったようだよ」。

 そうでしょう、そうでしょう。なんたって、ダーリンの新職場、気を遣いましたよ。
評判がいいのも当たり前だよね、と得意げにルンルンしていると、

「フランス語で○玉がついている女性、っていうんだけど。つまりタフな
日本人女性だってことで、とてもインパクトがあったみたい」

 なに! 一体私が何をしたっていうのよ? ただニコニコして、人の話を
よ〜く聞いていただけじゃない。アイリッシュパブみたいに、誰かと
取っ組み合いの喧嘩をしたわけでもないのに。

 一通りロロさんに悪態をついた後、冷静になってよ〜く考えてみました。
だって、大和撫子にとって、恐く見えるというのは恥ですもの。

 理由その1:大方のフランス人はブリブリぶりっ子の日本人女性を見なれているので、
ナチュラルな態度のミミが新鮮で、西洋人風のタフな女性に見えた。
(チョット無理のある好意的解釈)

 理由その2:彼らは合気道の達人、つまり武道家なので、目にみえない殺気を感じる
ことができる。そしてミミには本人が気づいていない、スゴ〜イ殺気を身につけている
天性の武道家、もしくは先祖に武道家がいて、そのDNAを受け継いでいて、その
DNAが殺気を放っている。

 理由その3:本当に恐い!(酔っ払っているミミ本人が覚えていない恐い振る舞い、
言動をした)しかし、ロロさんは否定してくれている(もしかしたら、ミミが恐くて
本当のことがいえないだけ?

 ウ〜ム、理由を考えたが、依然謎のままだ〜。ミミの世界の不思議辞典に加えて
おこう。

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ホワイトバンド 2

ホワイトバンド
ホワイトバンド・デー

 9月10日はホワイト・バンドデー

 「ほっとけない 世界の貧しさ」キャンペーンの金字塔ともいえる日です。

 東京・芝公園では3500人以上の人々が集まり、大盛り上りだったよう。

 ダーリンことロロさん と私は仕事のため参加できなかったので、
二人でホワイトバンドを身につけ、自宅で静かに「ほっとけない 世界の貧しさ」
について、考えました。

 ホワイトバンドのWEBサイトでは

「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンは、チャリティではなく
“ジャスティス”。お金を寄付するのではなく自国の政策に働きかけて、
根本的に解決しようとする日本ではめずらしいアドボカシー(政策提言)型
のムーブメント。

 を訴えています。確かにチャリティだけでは焼け石に水になることが多く、
政治を動かすことはなかなか難しいかもしれません。

 政治を動かすには、冷徹な策略や政策が必要になってきます。

 しかし、チャリティは大切で、チャリティ(慈愛)の心から
ムーブメントは推進力を持つのだと思います。

 ホワイバンドは、チャリティの心をキリスト教圏ではない、日本の若者に
植付け、浸透させるのに、とても効果があるように思います。

チャリティ精神
 
フランス人のロロさんはキリスト教徒なので、チャリティ精神が子どものころ
から植え付けられています。

 クリスマスに寒そうにしているホームレスがいると、自分が来ているコートを脱いで、
あげるくらいです。本当に迷うことなく、サラリとやってのけ、とっても
驚きました。

 現在の日本はほぼ無宗教という家庭が多いので、なかなか子どもたちはチャリティの
心というものを教わるチャンスが残念ながら少ないのでは、と思うのです。

 ですから、中田英寿藤原紀香などのような有名人も協力し、
国際的なムーブメントであるホワイトバンドは
「ほっとけない 世界の貧しさ」を実に分かりやすく、日本の若者に教えている
のではないか、と思います。

 楽しみながら、国民の精神性を高めることに、とても貢献していて、よいなあ、
と思います。

 9月10日ホワイトバンドの日はロロさんとミミにとって
マジメに色々考えるチャンスをくれた日でした。

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ポール(PAUL)のケーキ

シュー

■ポール(PAUL)のケーキ

 ダーリンことロロさん がフランス産の小麦粉を使ったポールのパン
気に入ったので、今度はケーキに挑戦!

サントノーレ
 
 まず、サントノーレ(写真上)。

 サントノーレは19世紀に生まれたフランスの伝統菓子。
パイ生地の上にシュー生地をリング状に絞り、飴を付けた小さいシューを飾り、
その中にクリームを詰めます。パリのサントノーレ通りにあったケーキ屋さん
が作ったといわれています。

 ポールのサントノーレは、底がパイ状の平べったいシュークリームのお皿
にさらに小さいチョコレートクリームのシュークリームと
モカのシュークリームがのっている、という感じです。

 シューの上にシュー、そしてそのシュークリームの間に生クリームをたっぷり
トッピングしたナントも贅沢なお菓子です。

 ロロさんの美味しそうにパクリ! 口の周りにいっぱい生クリームをくっつけて、
こういうときは、すぐに子どもに帰っちゃうのですね。

 ところで、フランス人って、シュークリームを積み重ねたお菓子が好きなのかしら。

 フランスの結婚式では、小さいシュークリームを重ねて重ねて、クリスマスツリーの
ような形にしたものが出されます(シュークリームのビエス・モンテ)。

 そういえば、ロロさんと私が結婚したとき、まだロロさんがメルシーボクーという銀座あけぼの 系列のWedding & レストランに勤めていて、
あけぼののケーキ職人さんが
シュークリームのビエス・モンテをプレゼントしてくれたっけ。

 また、私たちの結婚パーティのときもロロさんの親友のフランス人シェフEも
シュークリームのビエス・モンテを作ってくれました。

 ロロさんと私はカナダや日本でかなり長く一緒に暮らしてから、日本でビザの必要
から結婚という形式を選びました。後藤久美子とアレジもそうだけど、フランス人は
結婚という形式にはこだわらないのです。この話は長くなるので、また後日ね。

 タルト

タルト・フリュイ・ルージュ

 次のポールのケーキはタルト・フリュイ・ルージュ。 

 タルト・フリュイ・ルージュは真っ赤な木の実を詰めた贅沢なタルトです。

 フランラズベリー、ブラックラズベリー、ブルーラズベリー、レッドカラント
をたっぷり使っています。

 甘酸っぱい4つの木の実の味とサクッとしたタルト生地にカスタードの味の
ハーモニーが見事。そして、木の実のツブツブ感も味わえ、木の実そのものの
美味しさもしっかり味わえます。

 ロロさんも「おいしいとにっこり。

 また、見た目が美しい。やはり、赤ってなんともインパクトが強い色で
その中にブラックベリーの黒がはいっていたり、なんだかきれいな赤いビロード
のドレスをお菓子にしたような感じ。

 ポールのケーキもパンと同様おいしいのはもちろん、雰囲気も味も
とってもフレンチなテイストでした。

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ポール(PAUL) アトレ四谷店 電話 03−5368−8823 

メルシー・ボクー

ムムット写真はムムット

奇跡の人 智ちゃん

 「(愛猫)ムムットはいつもそっけないけど、私が悲しんでいたり、泣いたりしていると、ムムットは近寄ってきて慰めてくれるの」と、カナダのトロントで一緒に暮らしていたカナダ人のルームメイトCが言っていた(9月6日の日記にも書きました)。
 
このCの言葉が頭を過ぎるたびに、ある一人の女性のことを思い出します。

その女性は「智ちゃん」です。智ちゃんは、ダウン症の女性です。

確かに障害は持っているけれども、心がきれいで、感受性が豊かな女性です。

そして、智ちゃんもムムットと同じように、涙を流している人や心が傷ついた人が
いると、例え知らない人でもそばに寄っていって、その人を抱きしめてあげるのです。

 智ちゃんはダーリンことロロさん が今年の1月まで働いていたレストランのマネージャー
のお姉さんです。

 智ちゃんのことが『奇跡の人 智ちゃんの光』(鈴木秀子著、講談社)という本になったので、マネージャーがロロさんを通して本を貸してくれたのです。その本を通して智ちゃんを知りました(残念ながら実際お会いするチャンスはありませんでした)。

 ―「この子は宝物です」―ダウン症の智ちゃんが生まれたとき医師は言った。
余命1年と言われた少女は、人を癒す無限大の力を授かっていたー

 この本の紹介文です。さらに本の中で、船上パーティに参加したとき、
智ちゃんが突然、知らない女の人のところに駆け寄り、抱きしめてあげる、という
記述があります。その女性は実は深刻な心の傷を抱えていて、智ちゃんが慰めてくれたことで、本当に癒された、という話です(ずいぶん前に読んだので、細かいニュアンスが
違うかもしれません。そのときはごめんなさい)。表面だけ見ていては、だれもその女性が傷ついている、とは分からないはずなのに・・・。智ちゃんはそれがわかるのです。

 私は決して、智ちゃんが猫のようだ、といっている訳でも、猫と同じレベルだといっている訳でもありません。人間と猫はもちろん違います。

 言いたいのは、もしかしたら、現代に生きる私たちは、情報や余計な知識といった
重い鎧をまとって生きているのではないか? ということです。

 本来ならみんな、もっと鋭い感覚や勘といったものを、本能として(神から授かった美点として)持ち合わせているのが、情報や知識、さらには欲望などの重い鎧のために、感じることができなくなってしまったのではないか、という気がするのです。

 そして、人は心が悲しむと、オーラだか、波動だか分かりませんが、
何か信号のようなものを発するのではないでしょうか?

 智ちゃんはその重い鎧を着ていないので、その信号、
つまり人の心が分かるのかもしれません。

 また、ムムットは猫ですが、純粋さゆえに信号をやはり感じることができるのではないかしら。

 もしかしたら、人間は進化していると思っていながら、実は
退化しているのかもしれませんね。

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メルシーボクー

 ロロさんが今年の1月までスーシェフ(セカンドシェフ)として働いていたレストランは
メルシー・ボクー(Merci Beaucoup)という和菓子の老舗「銀座あけぼの」系列のWedding & レストランです。そして、智ちゃんの弟である、ロロさんの元マネージャーは和菓子の老舗「銀座あけぼの」のオーナーの長男です。

 1984年、智ちゃんのご両親は お菓子の家「愛の鈴」 をつくり、養護学校の高等部を卒業した智ちゃんをはじめ7家族8人の子供達が力をあわせ、お菓子の製造を始めました。

 残念ながらお母さんの澄子さんは2001年、癌にかかり、天国に旅立ってしまいましたが、智ちゃんは福祉作業所「愛の鈴」で、元気に働いているそうです。

「弱者と呼ばれる人々が、自然な形で、楽しく輝いて生活できるスペースを作りたい」
という澄子さんの思いが生かされています。

 メルシー・ボクーはロロさんが日本に来てはじめて、社員の形で働かせていただいたレストランです。ロロさん以外はみんな日本人という環境でしたが、マネージャーはじめ、みなさんにとても良くしていただいたようです。3年ほどお世話になり、円満退社しました。マネージャーとは今でも良い友人で、相談相手です(実は30歳前半の超イケメンなのです、ロロさん、ゴメン!!)。

 

ダーリンはやっぱり猫が好き その2

ポストと猫
トロントの二匹の猫「ムー」と「ムムット」その2
 昨夜、ダーリンことロロさん がレストランから帰ってきたので、
「ブログでムーとムムットの事、書いたよ−」というと、
ロロさんの目は急にユルユルとなり、懐かしさでいっぱいになったのでした。

 思わず二人で深夜の猫談義。
ロロさんはどちらかというとムムット派で、私はムー派
 
 私がなぜ、ムーが好きか?
ムーと散歩をした話を昨日書きましたが、猫とは勝って気ままな生き物で、
人間と散歩する猫はとっても珍しい、と思います。ちゃんとムーは私の後を
ついてきたのですから(途中見ず知らずの人の庭に入ったりと、たまに寄り道はしますが)。

 それだけ、人間が大好きなのです。また、冬の寒さが厳しいカナダのトロント
のアパートでは、私の仕事机の下がムーの居場所で、よく足をムーのお腹の下に
突っ込んでは暖めていたことを思い出します。ムーはデブ猫だったので、お腹も
ドーンと出ていて、とっても暖かかった。

 どうも、ダーリンといい、お腹が出ている生き物に魅せられる傾向にあるようです。

 昨日も書きましたが、ダーリンとの寝室に部屋のドアがしっかり閉まっているのにもかかわらず、自分でドアを空けて(どうやったのか今だ謎です)、入ってきます。

 あるときは静かに入ってきて、巨体にもかかわらずポーンとベッドに飛び乗り、
いつのまにか、ロロさんと私の間で何食わぬ顔をして、寝ていたりするのです。
 
 またあるときは、アピールするように音を立てて入ってきて、「遊んで」と
人に飛び乗ったりします。

 ああ、ムーの体温を思い出して、懐かしくなりました。

 しかし、ロロさんは「僕はムムットの方が好きだったな。とってもフェミニンで
きれいな猫だったからね」と言います。

 きれいで女っぽいのが好き、という意味ね、と少し意地悪な気持ちになって、
「でも、ムムットは最後までなつかなかったね」と言うと、
ロロさんは待ってました、とばかりに、急に優越感に浸ったような表情をして
「僕にはなついていたよー」と大威張り。

 ゲッ、あんなに気位の高いムムットでさえ、手なずけていたなんて、いったいどんなテクを使ったのだろう? やっぱりムムットはメス猫だから男が好きなのかしら。

 「その猫その猫で、それぞれ扱い方があるんだよ。だからそれを見つけてあげて、
あとは愛情を注ぐだけでいいんだ」。

 さすが愛と美食の国フランスから来た男。

 トロントのアパートには猫じゃらし(つり竿式で、たれた糸の先に擬似マウスがついた
もの)があって、ルームメイトのCも私もノーマルな使い方しかしませんでした。

 つまり、つり竿部分を小刻みに上下させて、マウスを生きているかのように見せて
猫と遊ぶ方法です。

 確かに、ムムットはそうやって遊んであげても「フン!」という感じで見向きも
しなかったっけ・・・。

 でも、ロロさんはノーマルな方法ではなく、そのふわふわマウスの部分だけを
使って、ムムットの顔やボディを愛撫したらしい。

 「もう狂ったように喜んでいたよー」とまた自慢げ。

 確かに、ムムットとしては「私は大人よ。子どもみたいに遊ばないで、ちゃんと
愛して」ということだったのかもしれない。

 もう一度、さすが愛と美食の国、フランスから来た男。人間も猫の女性には細かく気遣い!。
ですね。

 でも、意地悪なのは、その方法をCにも、私にもわざと秘密にしていたこと。
ムムットの愛を独り占めしたかったんだー。

 そしてこの言葉。「ムムットは今でも僕のことを懐かしく思っていると思うよ。
だって、唯一僕が彼女を満足させてあげられるんだから」。

 はいはい、さらにもう一度いわせていただきます! さすが愛と美食の国、フランス
から来た男。さ・す・がです! これで満足した? ねえ、ダーリン。

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ダーリンはやっぱり猫が好き!

neko

ダーリンはやっぱり猫が好き!

 ダーリンことロロさん は猫が大好き! 

 街で猫を見つけると「パオ−ン」と言いながら忍び足で近づき、
ある程度近づくと、「ムムット」と呼びながら愛情たっぷりに愛撫するのです。そう、フランスでは猫は「ニャー」ではなく、「パオ−ン」と鳴くのです。そして、猫のことを
「ムムット」と呼ぶのです。日本語でいうと「おい、ニャン子」という感じでしょうか。

 猫もロロさんが好き。私が「パオ−ン」と言って近づいても、ほぼ100%の確率で
猫が逃げてしまいます。でも、ロロさんだと逃げないのです。

 なぜ? ロロさん曰く「そんなに牛みたいにドタドタ近づくと
逃げるにきまってるよー」。
 
 普通に歩いているつもりなのに・・・。まるで私が牛みたいに太っているみたいな言い方して。いったい、誰のせいで10キロ太ったとおもってるのよー。絶対やせてやるー!

 ロロさんは猫を見つけるのも得意。一緒に歩いていて、いつも先に猫を見つけるのは
ロロさん。ロロさんが「あ、猫」といって指さす方向を見たら、もう時すでに遅しで、逃げた後だったり、がほとんど。

■ダーリンはやっぱり犬年!
 

 実はロロさんは目がとっても良いのです。視力がいいことは言うまでもなく、
視野がとっても広いのです。
だから、猫だけでなく、よく物を見つけては拾ってきます。使いかけの100円ライターとか、現金とか(最高2万円)。 
 
イヌイットがアザラシを捕ってきて、妻に「さあ、どうだ」と男ぶりを発揮するのと違って、ロロさんは「誉めてもらいたい」、という感じで、私に拾ったものを
持ってくるのです。その辺は猫というより、やっぱり犬年生まれっぽいけど・・・。
(交番に届けられるものだったら届けるけど、現金や使いかけの100円ライターは無理だよね)。

 カナダのトロントにいるときは、フィットネスマシーンやレンガやガラス板(レンガとガラス板を使ってサイドボードを作ってくれました)なんかも拾ってきてくれたっけ。そういえば。

トロントの二匹の猫「ムー」と「ムムット」 

 トロントでは、猫に思い出があります。ルームメイトが猫を二匹飼っていて、当時フリーのライターだった私は部屋に缶詰状態のことも多く、猫とよく遊んだり、散歩したり、
していました。「ムー」と「ムムット」です。ムムットは多分他のちゃんとした名前があったのだと思いますが、ロロさんがいつも「ムムット」と呼んでいたので、ムムットになったわけです。
 
 ムーは甘えん坊のデブのオス猫。
 黒色だけど、足が靴下を履いているように白いで猫でした。
人間が大好きで、ロロさんと朝まだ寝ていると、「早くかまって」と、
ベットルームに自分でドアを空けて入ってくるくらい。そのくせ恐いもの知らず。
一緒に散歩したとき、公園で巨大な犬に「ウー」と背中を弓なりに
湾曲させ、今にも飛びかかりそうな姿勢で威嚇するのです。猫はすばしっこいので
「猫パンチ」で勝ったかもしれませんが、さすがに心配になったので、戦いたいムーを
無理やり胸に抱いて帰りました。

 ムムットは白くて美しいメス猫。気位が高く、あまりなつきませんでしたが、
ルームメイト曰く「彼女はいつもは知らん振りだけど、私が泣いていたり、悲しい気持ちでいると、近くに寄ってきてなぐさめてくれる」。そんな猫らしい気配りができる猫でした。

 ムーは去年交通事故でなくなったそうです。今でも街でロロさんが黒と白の混じった色の猫を見ると「ムー」と呼んで懐かしんでいます。

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ジーコ・ジャパン 勝ちTゲット!

勝ちT
勝ちT

 ある日突然、キリンの勝ちT(日本サッカー代表をイメージしたTシャツ)が
我が家に届いた。ジーコと彼が書いた文字をアレンジしたシックなTシャツだ。

 多数の応募者の中から厳正なる抽選の上で当たったらしい。

 わが身の運の強さに少しうぬぼれたりして、まんざらでもない。

 応募のきっかけは、会社の納涼会。ビンゴをして社員全員にプレゼントが当たる、
という趣向だったが、私へのプレゼントが応募シール付き応募ハガキだったわけだ。

 「面白いプレゼントだなあ」、と思う反面、「当たらなかったらつまらいないな」
と思っていた。

 なんだかうれしくなって、まず、記念撮影。勝ちTをダーリンことロロさん 
着せようとすると
 「僕は日本人じゃないし、サッカーにはそんなに興味ないから」
 と冷たい返事。フランスといえばサッカーではないの?

 98年フランスがワールドカップで優勝したとき、凱旋カーがカナダはトロントを
横切ったとき、「ウォー」とうれしそうに応えていたのはだれ?

 ワールドカップ出場がまだ決まっていないからって、そんなに盛り下がらなくても
いいじゃない?

ジタン

 調子が今一つのフランスチームもジタンの復活によって、生き返ったみたい。

 やっぱり、ジタンはフランスの司令塔。技だけでなく、なんといっても
兄貴として頼り甲斐がある。

 ロロさんも「サッカーのことはあまり分からないけど、ジタンは良い人に見える
とジタン善人説を唱える。

 私もスタートレックスポック船長に似ていると、親しみがあったが、
今度の復活では我がことのようにうれしかった。

 ワールドカップ出場祈っています!

 アルジェリアの移民の子として貧しい環境で育ったジタン。フレンチドリームという
言葉はないが、精神も身体もバランスよく成熟していて、素敵。

 そういえば、ロロさんのお父さんもフランスの植民地だったアルジェリアに戦争のため
赴任したことがあったっけ。

 フランスと日本。植民地とか歴史とか考えると、ずいぶん違う国なんだなあ、と
思う。日本は大二次世界大戦後、リセットした感があるが、フランスは違う。

 徴兵制や植民地、今だ世界中にあるフランス領(ニューカレドニア、タヒチなど)の
ことなど考えると、本当に遠くて遠い国なんだなあ、と思うこのごろです。

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明大前のビストロ・ランチ

イシュウオードブル
ビストロ・イシュウ(Isshuu)

 今日はダーリンことフランス人シェフのロロさん もお気に入りの
明大前(我が家のご近所さんです!)のビストロ・イシュウでランチをしました。

 ロロさんをフレンチレストランに連れて行くのは本当に至難の技で、
例えば、私の上司がおすすめレストランに招待してくれた時も、
「このソースはインスタントのパウダーを使っているね」とコキオロシ、
私の面目丸つぶれ。こんなことはもう、日常茶飯事なのです。
  
  しかし、イッシュウはロロさんが「また行こう」と言っているくらい
なので、おすすめです。

  少し東京のセンターから離れると(といっても新宿、渋谷からたったの10分)、
こんなにも値段が変わってくるの? と思うほどリーズナブル。ワインも3000円台
が中心です。

 高級レストランではジビエ(野生の動物の肉)料理として、もったいぶって
提供している猪のステーキも、時にはさりげなくメニューの隅っこに載っていたりします。

 また、堀コタツのテーブル席だったりと、和の雰囲気の中でフレンチを食べること
ができるのも、魅力の一つです。

Bランチを食べた

 土日はランチがあり、Aランチ(カップスープ、サラダ、メイン、デザート、
コーヒーまたは、紅茶)1200円、Bランチ(カップスープ、オードブル盛り合わせ、
メイン、デザート盛り合わせ、コーヒーまたは紅茶)1680円と2種類から選べます。

 私はせっかくなので、Bランチにトライ。パンプキンの冷たいカップスープの後に、
オードブル。内容は、サラダ、リエットのカナッペ、ピクルス、
シュー生地にチーズを練りこんだグ・ジェール、そして鴨のミートボール

 全部美味しかったけど、特に鴨のミーとボールが鳥には出せないコクがあり、
味に迫力がありました。

ブリジットジョーンズのせいでビストロで汁ぶっかけご飯イシュウメイン
 
 メインは胃の調子が悪いので魚(サクラ鯛のソテー、キャベツの蒸し煮添え
をオーダーしました。これが絶品。
ソースはムール貝などからとったさっぱりとしたスープ状のソース。鯛の身にしっかり
そのスープの味が染みているのに、鯛の皮はパリッとしたまま、という離れ業もの
でした。

 胃の調子が悪くなったのは、昨夜、
映画『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月〜』をDVDで
観て寝たのがなんと深夜といってよいのか、早朝といってよいのか、4時30分だったから。
 
 それにしてもレニー・セルウィガ−ってすごい。あんなに太って、すぐ元の体重に
戻せるなんて。

 私はフランス人シェフのロロさんと結婚してからナント10キロ増。そして、痩せる気配
ゼロ。美味しいものを食べて太るのはしょうがない、と思っているからだけど・・・。

 と言う訳で、胃の調子が悪いのでパンではなく、ご飯をオーダー。
 
 そこで大問題発生!
 フランス料理はソースが命。ロロさんの影響で、私もソースはパンにぬぐって
きれいに食べるのが信条。本当にフランス人と食べると、最後の一滴まできれに
ソースをパンにつけて食べるので、お皿がみーんなきれいです


 しかし、ご飯ではそれができないではありませんか!

 困った私はしばらくスープ状のソースを見つめていましたが、「えい」
とばかり、ソースをご飯にぶっかけてしまいました!!

 もう、美食のためなら、なりふりかまわず、周りを省みず、とは・・・。

 「う、うめえ!」と思わず唸り声が飛び出るほど、美味しかった。
「おいしい」ではなく「うめえ」がぴったりした表現です、この場合。
ご飯に魚介とキャベツの味が染みて、うめー。
 
 だれ? 軽蔑の眼を向けているのは。しかし、ビストロとは居酒屋のことですよ、
みなさん。気取っていられません。

 そこで提案です。日本人ですもの、胃の調子が悪くなくたってフレンチでご飯を
食べたい時もあります。そのときは「ぶっかけ」なくてもスプーンでソースを少し
すくってご飯にかけるとか、もしくは少しご飯をソースの中に入れて食べても
いいのでは?
 
 でもきどったレストランではなるべく避けるか、こっそりね。

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デザート
イシュウデザート
 デザートは白ゴマのブラマンジェと紅茶のシフォンケーキ。
ヘルシーで、あまり甘くなく美味しかったです。

ビストロ・イシュウ(Isshuu)
電話 03−3321−4343 月休み

フランス人は美食と恋の種族!


プリザーブドフラワーフランス人は本当にロマンチスト 

 ダーリンことロロさん はシェフという職業柄、当然、美食家ですが、
やっぱり、世にはびこっているフランス人のイメージ通り、
恋に生きる種族でもあるのです。

 だって、知り合ってから7年間、誕生日でも記念日でもないのに、
(一輪挿し用の花が多い)をしょっちゅう買ってきて、
プレゼントしてくれるのです。

 それもアメリカ人のように(すごい偏見かも!)義務で買ってくるのではなく、
ナイトのように、まさにひざまづく感じで、熱い眼差しとともに、プレゼントして
くれるのです。

 そして、その花をちゃんと自分でひっくり返して干して、ドライフラワーとして
花瓶に飾ったりするほど大事にするのです。

 しかも、ある友人とロロさんとの会話を偶然聞いた際、
「僕は引退したら、ミミ(私のこと)に花をプレゼントするお金さえあればいいんだ」
とマジメに言っているのだから、感動を通り越してびっくり。
違和感さえ感じたくらい。

元祖オヤジギャル

 だって、自慢じゃないけど、私は元祖オヤジギャル(年がばれそう)じゃないけど、
「オヤジギャル」という単語をはじめて聞いたとき、「古いなあ、とっくにやってるよ、
そんなこと」と思ったくらい。

 18年くらい前、バリバリの営業ウーマンだった私は、朝は立ち食いそば、
「おじさん、コロッケとごぼう天入れて」なんてやってて、夜は居酒屋当たり前、
ワインどころか、チューハイ(当時タコハイが流行っていた)グイグイ。二十歳
そこそこなのに、ゴールデン街にも出没。週末は営業ゴルフ。
まさにオヤジ。思考回路もオヤジ回線で、女らしいといわれたこともあるけど
それは営業上の作戦上のもの。

 つまり、ロマンのロの字もなかったのです。

 だから、オヤジの私がなぜ、フランス人のしかも5歳年下のシェフと結婚すること
になったのか、本当に神ぞのみ知る、という感じです(なんでも神様のせいにするのは
ダーリンと結婚したせいかも)。

 当然、ロロさんは「もっとワイフとしてロマンチックになって」と言う。
 クリスマスにロロさんがムール貝のワイン蒸し(エシャロット入り)に
シャルドネワインを準備して待っていても、私は仕事の電話しまくりで、とうとう
ロロさんがブチ切れてしまったくらい。

 でも、ゼ−ッタイ私には無理! なぜなら、フランス人がロマンティックなのは、
何千年もの間に代々培われた歴史とDNAの賜物だからです。

それはDNAの賜物!

 ロロさんの田舎に行くと(パリからTGBで二時間のナントからさらに車で
1時間のところ。人よりも牛のほうが多いかも)、それが良くわかります。

 ロロさんの家族と森を散歩したときのこと。ロロさんの甥(8歳)と
私はその辺の棒切れを使って、いわゆるチャンバラで盛り上っていました。

 「やっぱり、どこの国でも子どもは子どもだなあ」と
チャンバラに夢中になっているロロさんの甥を目を細めて見ていると、
散歩も終わりに近づいたころ、
「これプレゼント」と、恥ずかしそうに、いつのまにか摘んだのか
野花の花束を私にくれるのです!
しかもチョット赤くなっている。思わず「カワユーイ」と思ったほど。

 そして、ロロさんが今度は姪(10歳)に、本当に冗談で
「彼氏は元気?」と聞くと(彼氏なんかいるはずがない、と思っていて
からかう気分で)、
「もう、彼には興味ないの」とつれない返事。確かに年の割には女っぽいなー、とは
思っていたけど。やっぱり、フランス人は恋の種族

 フランスの女の子って、赤ちゃんのころからナンダカ色っぽい。写真に写るときも
ちゃんとシナを作るし・・・。やっぱり、歴史とDNAの賜物という結論にますます
確信を得たのでした。

 一方、私は子どものころから、ピンクのフリフリなど、着せてもらえず、いつも
アイビー、そしてショートカット。三つ子の魂・・・とやらで、いまさら直りませーん。
と今度は日本人らしく親のせいにしたりします。

四つのほっぺにキス 

 だからロロさんのお父さんも当然ロマンチスト。ロロさんがパパに電話して切った
後、必ず私の方に擦り寄ってくるのです。なぜなら、

 「パパがミミに四つのほっぺにキスを、って言ってるから」とロロさんが
パパの代わりに私の四つのほっペ、つまり、両頬とお尻の両サイドにキスをするのです(服の上から)。

 つまり、日本語で「よろしくお伝えください」が四つのほっぺへのキスになる、
というわけです。

 まあ、恋と美食の種族と結婚したのだから、少しは見習わなくちゃ、と思うけど・・・。

 早く「オヤジギャル」をフランス語で説明できるようになって、理解してもらわ
なくっちゃ。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました

写真は最近流行りのプリザーブドフラワー。同僚作。
本物の花を使って作ります。フランス発祥。
 

ポールのパン


ミニポール
フランス産小麦粉を使ったバケット

 ダーリンことロロさん はフランス人シェフなので、当然のことながら
とてもパン、特にバケットにはうるさい。

 神戸屋のバケットなど、私はとてもおいしいと思うのだが、ロロさん曰く
「おいしいけど、フランス産の小麦粉を使っていない!」と言いながら、
外国人特有の首を横に小刻みに振る「ノンノンの動作をする。さすがに人差し指
まで立てて横には振らないけど・・・。

 「何でフランス産の小麦粉を使っていないって、わかるの?」と聞くと、
「色も違うし、なんとなく違う」というナントも曖昧な説明。色は同じ白にしか
見えないよ−。

 しかし、世界で唯一日本人の職人だけが「ひよこのオスとメスの違い」
を選別できるように、フランス人シェフは識別できるのだ。


 そこでダーリンを満足させてあげようと、賢妻のミミががんばって
見つけたのが、ポール(Paul)のパン

 ポールは1899年に、パンづくりの名職人シャルマニヨ・メイヨによって、
フランス北部の街リールに生まれた老舗。材料は、小麦はフランス・リマ−ニュ産
のカン・レミ。水はダイエットでブームになったコントレックス。塩は南仏カマルグ
地方エグモント産のセル・ブランジェリ、というこだわりよう。

 そこで「どうだ、ロロさん」とばかりにミニ・アンシェン・ポール
(写真上の白いパン)を差し出すと、
「ウィ。これフランス産の小麦を使ったパン。おいしいよーと満足の様子。
し、しかしなんでわかるんだろう? 夫ながら感心、感心。

 なんだかうれしくなって、次から次へとポールのパンをロロさんに食べさせてみた。
セイグル・オ・レザン・ノアという胡桃とレーズン入りのライ麦パン(写真上の茶色いパン)に関しては、
「ブルーチーズとポートワインを合わせると最高ー」とのアドヴァイス。

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本日のワイン

 ちなみに本日のワインは1982年もののボルドー(写真下)。個人的にはちょっと
酸味が強いけど、おいしいワイン。


82年ボルドー

そのほかのポールのパン

 チェダ−チーズの味が利いたイルクグロフ・オ・ゾーオレとブリオッシュに
ソーセージをはさんだブリオッシュ・ソーシス(ともに写真下)にもトライ。
 
 それぞれチーズとソーセージの味が生きていて、パン生地がフェミニンな味。
つまり、優雅なスィートさがあり、ふわふわ感が官能的な生地。

 ロロさん曰く「ソーセージがエロティック」。せっかく味覚のプロと、夫ながら
尊敬モードだったのに・・・。ただのフランス人みたいじゃない、それじゃ。

ブリオッシュ

ポール(Paul) アトレ四谷店(JR四谷駅に直結)
 03-5368-8823

ホワイトバンド

 ダーリンことロロさん がすでにベッドに行ってしまったので、今日は私こと
ミミの独り言・・・。よかったら付き合ってね。

 最近白いゴムでできたブレスレットのようなバンドをしている人をチラホラ街で
見かけます。私の勤めている会社でも何人かの女性が身につけながらパソコン
ボードを叩いていたりします。

 そう、ホワイトバンドです。「ほっとけない世界の貧しさキャンペーン」というキャッチで
世界の子どもの飢餓を救おう、というNGO活動です。
 私も「大賛成!」とホワイトバンドを買いに出かけたのですが、どこも売り切れ
状態。それだけこの運動が成功している、ということで、とっても良いこと。

 「日本人のチャリティ精神も満更でもない!」とクリスチャンのロロさん
に自慢しよう、とベッドに行くと、彼はベイビーのように眠っていました。
すやすやと安心して眠る彼の寝顔を見ていると、ふと「平和」という言葉が
頭に浮かんでしまいました。

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平和にも興味を
 
 だって、世界の貧困が解決しない大きな原因は戦争や、紛争といったまさに
人災。第一回目のブログにも書いたけど、フランス人のロロさんは徴兵制度のため、
2年間の軍事訓練を受けています。だから、フランスがどこかの国と戦争をはじめ、
傭兵では間に合わなくなった場合、「ロロさんは戦争に行かなくてはならないのです!」
しかも最前線に。

 平和ボケそのものだった私は、この事実を知ったときは、本当にショックで、
戦争」ということを真剣に考えました。そして、戦争や紛争が地球上
で行われていることを知り、「人間の安全保障」に興味を持つようになりました。
(今日私はとってもマジメモード)

 アフリカのスーダンでは民族浄化の名目のもと8万人も殺され、現在も紛争や、
キャンプ生活に蔓延している病気のために多くの人が亡くなっています。

 でも、こうゆうニュースって、ちぃっとも日本で放送されない。私も最近知って
ホント超びっくりでした。
 
 
 ホワイトバンドでせっかく盛り上っている日本人の「チャリティ精神」が
もっと平和とかまで広がったらいいなあ。

■「ホテル ルワンダ」日本公開を求める会

 「ホテル ルワンダ」はルワンダの大虐殺を扱った映画。
「ルワンダ版シンドラーのリスト」ともいえる映画で、昨年度のアカデミー賞では主要3部門にノミネートされているほどの映画です。
しかし、日本の配給会社が触手をのばさず、公開が危ぶまれています。
 
 「日本人にとって興味がないテーマだから?」
 配給会社よ、ちょっと遅れているんじゃないの? と言ってあげたい。

 ぜひこの映画を公開させようという運動があり、ずいぶん署名も集まったようなので、
今後に期待しています。早く観たいよ。ホント(ちょっと外国人っぽい言い方になっている)。

人間の安全保障の本 

 人間の安全保障は「国家の安全保障」と違って、あくまで人間を中心に据えています。
人間の安全保障によると、「健康」とは心と身体の健康、そして、将来への希望を持つこと、
とあります。なるほど〜。
 
 もし、興味がある方がいれば、お勧めの本は次の2冊(もっとあるかもしれないけど、
私が知っているのはこの2冊。ごめん)

 1、「いま平和とは」最上敏樹 (NHK人間講座)テレビ用なので、コンパクトな内容わかりやすい。
 2、「安全保障の今日的課題」緒方貞子、アマルティア・セン (朝日新聞社)
人間の安全保障
マルシェロロ情報

●閉店のお知らせ:6月19日を最後に閉店致します。いままでありがとうございました。

◎5月29日(日)照姫祭り参加のためランチお休みします。ディナーは通常営業いたします。

◎マルシェ弁当(テイクアウト)始めました。1680円&2880円(1人前)。2日前までのご予約をお願いします。

◎オードブルセット(2〜3人分)3780円&5150円始めました。2日前までのご予約をお願いします。

◎送歓迎会に!パーティプラン(6名様以上、平日限定、2H、要予約)
・フレンチコース(前菜、メイン1~2品、デザート)
*プラス500円でビール飲み放題に

◎ご予算に応じて、お弁当ご予約承ります(2日前まで、2人分2100円から)

●フレンチレストラン
マルシェロロ
練馬区石神井町2-13-5-102   03-6763-0909
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。ロロさんが東京・石神井公園にてフレンチレストラン&デリカ「マルシェ ロロ」(TEL03-6763-0909)をオープンしたのでママさんとして日々奮闘中。
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