ダーリンはフランス人シェフ

フランス人シェフのロロさんと練馬で営んだフレンチレストランが、金沢市に移転しました。『マルシェロロ金沢』としてスタートします!

2005年10月

青森で出会ったもの

にんにくとおじさんアビウス
芋みたいな豆科植物:アビオス

 食は産地から、といいます。自分たちが食べているものが、どこで、どのように作られているか、知ることは大切なことですね。
 青森訪問で、農家の方が見せてくれた不思議な植物アビオス。芋のようですが、豆科の植物で、ちゃんと蔓が延びてきます。
 味は栗系。栗とジャガイモとソラマメと足して3で割ったようなお味。不思議な味ですが、ゆでて塩を振るだけで、かなりの美味です。
 ダーリンことフランス人シェフのロロさんもおいしい、と言っていました。農家の方のご苦労を話したら、「普段料理している食材の産地を訪ねてみることって、大切だね」とロロさんは言っていました。今は忙しくて、時間がないけれど、いつか産地ツアーとかしたら、面白そうですね。

にんにく噴水
にんにく噴水 
 とおりがけに見つけた噴水。なんとにんにくの形です。ユーモラスでかわいいですね。水が噴射しているところが見れなかったのが、残念です。

白鳥紅葉






紅葉と白鳥 秋ですね〜。紅葉がとってもきれいでした。白鳥も大自然の中で、のんびりと佇んでいました。

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サンゴで出来た島:バラス島

さんごの島
 バラス島は西表島の北部船浦湾からジェット船で5分のところにある、サンゴで出来た島です。真っ白なサンゴの死骸が積み重なって出来た島で、ジャリジャリと白いサンゴを踏み鳴らしていくと、なんだか人間の骨を踏み鳴らしているような気分になります。とても美しい島なのですが、天気が悪かったせいか、サンゴの墓場のように
感じてしまいました。その真っ白で、美しさゆえに逆に不気味な気がしたのです。

 なぜ、南のサンゴの島が不気味に思えたのか? やはり、自然な姿というのは、様々な素材、感触、色、形といった多様性を備えたものなのではないか?と思っているからかもしれません。また、白でサンゴだけで、という単一のものに慣れていないせいかもしれません。

 しかし、島の周りには熱帯魚がたくさんいて、シュノーケルにはとてよい場所だと思いました。

  最後までよんでくださり、ありがとうございました

  

西表島で見つけた不思議なもの

不思議なきのこ
きのこ 船浦湾からヒナイ川をカヌーでいき、徒歩15分ほど歩くとピナンサーラの滝壷にたどり着きます。ピナンサーラとは西表島の言葉で白いヒゲという意味。ピナンサーラの滝は、高さ55メートルの沖縄で一番高いところから流れ落ちる滝です。
 その滝壷までの道のりで、不思議なものを発見。まず、不思議なきのこ。きのこの中からグリーングラスが伸びています。においはちょっと排泄物系。でもポツンと一個だけ大きな花が咲いているように佇んでいるのです。ちょっと不思議で、魅かれるきのこでした。

十字架の根っこ
根 スパイダーのようにも見える十字架の根っこはイヌビワの根です。岩に抱きついて、体を支えているのです。恐竜の尻尾のような板根といい、スパイダーのような根っこといい、西表島の植物はなんだか動物的です。

■ヤシガニ
やしがに このヤシガニはペットとして西表島の居酒屋イルムテイヤで飼われているものです。ちなみにイルムテイヤとはイリオモテジマのこと。ヤシガニって、よくみると、不思議な生き物ですよね。蟹のようだし、蜘蛛のようだし、ザリガニ系にも見えるし。一緒に同行した人が「これ食べたい」といったら、「もう数が少ない貴重種だから、だめです」ときっぱり。以前、ダーリンことフランス人シェフのロロさんの誕生日に沖縄出身の人がヤシガニを持ってきてくれて、みんなでボイルして食べたけど、とっても美味でしたが・・・。

 というわけで、西表島は不思議いっぱいのワンダーランドなのでした。

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世界最大の豆:モダマ

もだまネックレスもだまさや
ジャックと豆の木?
 ネイチャーランド西表島は何でもお化けサイズのスケールの大きい島。
その中の一つが世界最大の豆「モダマ」。写真左がモダマの豆のネックレスで、右がサヤ。
 豆は直径4センチくらいで、とても固い。大切な豆を食べられないように、という自然の知恵です。ジャックがよじ登った豆はモダマじゃないかしら。こんなに大きくて固かったら、ハシゴ代わりによじ登っても納得。
 モダマは漂流散布で、豆が川に落ちてプクプク浮きながら海に流れ着き、あっちこっちにその生命を広げていくそうです。海に漂うモダマ、のんびりしていていいいなあ。
 モダマのネックレスを身に付けると、豆が肌と一緒に呼吸しているようでとても気持ちがいい。やっぱり自然のものはいいなあ。ダーリンことフランス人シェフのロロさんへのお土産はモダマのキーホルダー。最初は興味なさそうでしたが、それが世界最大の豆だと知ると、さすがシェフです、目が輝いてきて「食べれるの?」と質問。食べられない、とわかっても、とても気に入った様子で、早速、鍵をモダマキーホルダーに取り付けていました。
 今年は台風で、モダマの豆はすべて落ちてしまっていて、見れなくて残念だったけど、次回に期待しま〜す。
どんぐり
巨大なドングリ 
 ドングリころころもお化けサイズ。ジャングルの動物たちの餌になっていて、ドングリが不足すると、イノシシなど、里におりてきてしまうそう。ドングリに目を描いたり、お絵かきしたい人に、とっても描きやすいサイズです。

板根
板根
 写真はサキシマスオウの板根。弱い木が倒れないように、根が大きくなったとか。まな板などに使われるそうです。この大きくて動いているように湾曲したり、くねっている根はちょっと動物的。見方によっては恐竜の尻尾のように見えて、なんだか西表島の生命力を感じてしまいました。

 なんでもジャンボサイズの西表島は心もジャンボサイズにしてくれそうで、気持ちが良かったです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

お化けシジミを発見!

お化けしじみ お化けシジミを発見! ネイチャーランド沖縄・西表島には不思議がいっぱい。
マングローブ林の根っこの所に大きな大きなシジミが2個ゴロンと横たわっているではありませんか。ちょうど引き潮だったので、見つけることができたようです。
 なぜ、こんなに大きいのでしょうか? お化けシジミの天敵はノコギリガザミというハサミの大きな蟹です。ナントそのハサミで硬い貝殻を砕いてしまうのです。そこで西表島の言い伝えでは、もともとノコギリガザミもシジミも小さかったのですが、そのハサミから身を守ろうとしたシジミがさらに大きく成長し、またノコギリガザミもその貝殻を砕こうとさらに大きく成長し、と大きさ競争をした末に、両方とも大きくなったそうです。
 ノコギリガザミは美味で蟹汁にするとだしがよく出てトレビア〜ンです。唐変木という西表島のレストランで食べましたが、沖縄そばを入れる器からハサミや足がはみ出るくらい大きな蟹で、さすがお化けシジミを挟んで砕くくらいあります。
 一方、お化けシジミは食べれるけれどもまずい、とのこと。殻を開けると身は30パーセントくらいしかなく、あとは水分だそうで、見掛け倒しの貝のようです。なぜかというと、引き潮と満ち潮の間隔が6時間あり、水のある満ち潮の間に引き潮にそなえて水を貝の中に蓄える必要があるからです。
 身はまずくても、お化けシジミは水を浄化する役割も果たしていて、ちゃ〜んとマングローブ林の生態系の一員として、りっぱにその役目を果たしているのです。写真撮影後、ちゃんとシジミは元のところに戻しておきました。みんなの地球ですもの。マナーを守って共存しなくちゃね。
 マナーといえば、感心したことがありました。西表島を半周している県道にある一定の間隔をおいて、凹凸があるのです。最初、アメリカのハイウェイによくあるような、ドライバーへの眠気覚ましかなあ、と思っていました。ところが、凸凹があるところは、イコール、イリオモテヤマネコが出没するところだそうで、凸凹により車の音をさせることによって、早く逃げるように諭しているのだそうです。なるほど〜。極端に臆病なイリオモテヤマネコへの思いやりですね。
 余談ですが、イリオモテヤマネコが泳ぐ、ということも今回初めて知りました。普通の猫は水を嫌がるのに、やっぱり特別の猫なのですね。猫好きのダーリンことフランス人シェフのロロさんに早速この特ダネをおしえてあげよっと。

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ジビエ的石垣牛

 10月22日から25日まで沖縄西表島に行ってきました。免疫抗体食品研究協会発行の季刊誌『探健【たんけん】』嵐山光三郎のぴんぴん探健紀行の取材に編集者として同行するためです。その間ブログをお休みさせていただきましたが、本日から再開しますので、よろしくお願いしま〜す。
 西表島は住所でいうと沖縄県八重山郡の中にあります。そして、八重山諸島の食の代表といえばやはり、ソーキそば 石垣牛でしょう。そこで、トランジットのために石垣島に寄った際、奮発して石垣牛にトライしました。
 石垣島の台所、公設市場へ。公設市場の肉売り場は一見の価値あり。豚を目の前で解体しているのです。その辺に豚お面や皮をはいだ後の頭部や手足がごろごろ。ちょっと怖いですが、その手際のよさには感心しました。
目当ての石垣牛は値切り交渉の末100グラム1240円で牛ロースのステーキ肉をゲット。市場の3階のいちば食堂で焼いてくれる、との情報を得て、早速お願いしました。さて、お味は? おいしいけど、ちょっと違和感を感じる、というのが正直な感想です。いわゆる霜降りの和牛とは少し味が違うのです。口の中でとろける感触というのはあるのですが、少し野生的な味がするのです。フランスのジビエ(鹿やうさぎなどの野生の動物の肉)的和牛という表現がぴったりの味です。
 A氏が「日本人は肉食ではないから、肉にこだわらないが、アメリカ人など肉にこだわる国には、わざわざ牛をたくさん歩かせて、肉に野生の味を出させる」とおっしゃっていました。
 そういえば、ダーリンことフランス人シェフのロロさんもフランスでわざわざステーキを頼んでいたっけ。そのとき理由を聞いたら「日本のステーキは霜降りだから、こういう普通のステーキが食べたかったんだ」と言っていましたが、日本のステーキが霜降りというのは、さすがフランス料理のシェフならではの勘違い! 特に当時は結婚式上メニューを多く手がけるレストランで料理をしていたから、ステーキといえば前沢牛だったのです。ロロさんにとって、普通のステーキというのは、単に赤味の肉という意味ではなくて、広々とした草原で放牧され、普通に草を食んで育った野性味たっぷりの肉のことなのでしょう。
石垣ビール 飲兵衛のミミはついでに石垣の地ビールにも挑戦。酵母の味が利いたすこし甘いビールでした。ステーキにビール。なんかとっても豪快で元気でそう。八重山諸島の明るい太陽にピッタリコンでした!

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フランス的二人の熟女

 今日、以前紹介させていただいた季刊誌探健(たんけん)』の対談で、素敵な女性二人にお会いしました。かづきれいこさんと見城美枝子さんです。お二方とも50歳はゆうに超えているはずなのに、とても若々しく美しいのです。そしてお二方ともキャリアウーマンで、母でもあるのです。
 まず、スタイルのよさ! 足がスーッとしていてきれい。そして姿勢がよい。まず身体の元気のよさにびっくりしました。動きのキレが実によいのです。かづきさんが「人間はきれいに弱い。きれいになると、元気がでる」と言っていたことがよく納得できます。そして頭の回転の速さ。つまり、頭の元気のよさ。心身ともに元気一杯のお二人、という第一印象でした。素敵な方々に会えるのも編集者の仕事の魅力の一つですね。
 身体の動きのキレや元気はやっぱり、ふだんの食生活から。見城さんは「野菜をたっぷり」と栄養バランスばっちり。かづきさんは「90歳以上の方で元気な方は肉が好き。週一回肉を食べると、髪がつやつやになる」と以外な発言。今まで肉は悪人役でしたが・・・。やはりバランスよく食べることが大切ですね。
 そして頭の元気は心の元気。「メイクできれになっても心が元気でないと」とかづきさんは言います。仕事、子育て、家事をこなしながら、そしてきれいでいる努力もする。大変だけれどそんな張りのある生活や、家族や仕事上のお付き合いの方々といった沢山の人々から「必要とされている」ということがお二人を輝かせているのだなあ、と思いました。
 お二人をみていると、日本の熟女もまんざらではないなあ、と誇らしくなります。フランスでは女性はワインのように熟すればするほど、価値が上がりますが、日本ではまだまだ、そういう価値観は浸透していません。フランス的熟女のお二人に、その価値観をどんどん変えていってもらいたいものです。
 お二人の対談が載った『探健』は12月10日発行予定です。全国の病院や薬局、日興コーディアル証券のロビー、都民銀行のロビー、ティップネスなどに置いてあるフリーペーパーです。
 もし、欲しい方がいらっしゃれば、発行元の免疫抗体食品研究協会にお申し込みください。
 明日(10月22日)から25日まで、『探健』の取材で西表島に行って来ます。猫好きのダーリンことフランス人シェフのロロさんにイリオモテヤマネコがいる島、って教えたらジェラシーの塊になるので、そういう天然記念物の猫がいることはかえってきてから言おうっと。西表紀行については、またブログでご報告します。ネイチャーランド西表島はネット環境にないので、その間ブログはお休みします。また、再開しますので、忘れないでね。

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フランス・ルルドの奇跡の水

 友人から「ミミ、Eau de Lourdesってどういう意味?」というメールが来ました。確かにダーリンはフランス人シェフのロロさんだけど、わたくし本人は自慢じゃないけど、フランス語できないのよね〜。ロロさんの両親からの電話恐怖症になるくらいですもの。だって「ボンジュール、サバ?(こんにちは。元気?)」と言ったらすぐに受話器を放棄してロロさんに押し付けますもの。しかし、友人の頼みです。早速ロロさんに聞きました。
 「ルルドの水」という意味だそうです。フランスのスペインとの境のピレネー山脈に近い所にルルド(lourdes)はあります。1858年にベルナデッタという少女が村はずれの洞窟でロザリオの身につけた女性に出会います。そして「洞窟の岩陰を掘ってみなさい」といわれるのです。その女性はどうも聖母マリア(イエスのお母さん)らしい、ということになり、岩陰を掘ると泉が湧き出しました。そして不思議なことにその水に触れると、目が見えなかった人は見えるようになり、病気の人は治癒するのです。その泉はルルドの奇跡の水として瞬く間に有名になったとさ。ベルナデッタはその後ローマ教会から聖人として認められ、ルルドは名跡に数えられるようになり、今でも多くの観光客が訪れているそうです。
 ざっと、ロロさんからこんなことを教えてもらいました。ちなみにロロさんの両親も昨年の夏休みに訪れたそうです。ふ〜ん。奇跡の水ね〜。何かご利益あったのかしら?太った人がやせたりするんだったら、ぜひ行ってみたいものだわん。
 というわけで、フランス人の妻というだけで、フランス関連の質問をよくされます。即答はほとんど出来ないけど、ロロさんに聞くので、何か質問があるかたはどうぞ聞いてくださいね。

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ヴァカンスとフランス人

今午後10時30分。でも残業が終わらないよ〜。ダーリンことフランス人シェフのロロさんからお定まりの帰るコールが。ロフランス人ですもの、1日2〜3回の電話は当たり前。ロロさんが職場のレストランに着く朝9時ころに1回電話。昼休みの午後3時から〜5時の間に1回電話。私が出ないときは2〜3回電話。そして、仕事が終わったら1回電話、という具合です。それにしてもシェフのロロさんより遅くまで働いているなんて。あ〜、ミミも日本人の働き蜂なのね。
 そこで思い出すのが、フランス人のヴァカンスの長さ。ロロさんの友人のフランス人銀行家なんてナント7週間の夏休み! 3泊4日の海外旅行が普通の日本人には考えられませんよね。でもなんともうらやましい話です。郊外や海外でゆっくり、が定番でしょうが、小説を書きたい人は集中して書けるし、絵を習いたい人は集中して習えばヴァカンスが終わる頃にはある程度の腕前になれるかもしれません。うまく使えば、自分さがしの格好のチャンスにもなりますね。
 しかし、新聞によるとヴァカンス離婚というのがあるらしい。やっぱり一日中、しかもほとんど一ヶ月以上夫婦がベタッといると、その分けんかの確率も上がりますよね。日本人だったら3年持つカップルがヴァカンスの一ヶ月で分かれる、ってことですから、早く分かっていいのかも。
 フランスではシェフでも一日の労働時間が法律で決まっているので、日本のように一日中働いたりはしないようです。ロロさんが日本にいる唯一の理由はミミなのだから、ちょっと悪い気がする・・・。しかも東京は地震が多いし。今日も震度3の長い地震があったし。こんな怖い思いをするのも、ミミのため・・・。ああ、もっと今日から怖いワイフを卒業して、優しいワイフを目指すのだ。

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Oh!ジパングのフランス人たち3

 ダーリンことフランス人シェフのロロさんとパーティに行ってきました。ロロさんがヘッド・シェフをしているフレンチレストラン「ブラン・ド・ミュゲ」のオーナーの自宅で開かれたホーム・パーティです。オーナーのご両親がフランス・ディジョンマスタードで有名な所)から来日しているので、その記念パーティです。お土産はご両親用に日本的なものがいい、といわれたので、私たちは奄美大島の黒糖焼酎を持参しました。ラムと似ていて、フランス人の口にも合うことを知っていたからです。
 というわけで、フランス人だらけのパーティですが、合気道仲間が多いので、日本人より日本人らしい雰囲気(9月11日ブログ参照)なのです。家は古い木造建の長屋風の二階建て、小さい庭付き。メインの料理はナント鍋。それも十人分くらいは十分賄える大鍋をもっていて、そこに野菜やしいたけ、ギョーザ、タラ、あんこうなどぐつぐつ。メインはアンキモ白子。アンキモと白子のしゃぶしゃぶ状態は本当にとろけるおいしさでした。ワインも出されましたが、もっぱら人気は一升瓶の日本酒。特にセカンド・シェフが持ってきた加賀鳶の原酒はこの季節にしかない生酒で、通の味。シェフだらけの客も納得の宴会メニューでした。しかし、シメがレバニラだった、というところが、腑に落ちませんが・・・。
 フランス人だらけのパーティで新発見が。リヨンはみんなブルターニュだと思っているけれど、それは間違いだそうです。また、オーナーのお母さんとロロさんのお母さんが似ていること。小柄で、小太りでショートカットのパーマ。そしてメガネ。そうしたら、ロロさんの友人のEのお母さんもオーナーのお母さんに似ていて、小柄で小太りでショートのパーマで、メガネ。う〜ん。これは偶然の一致か、それともフランス人の田舎のお母さんはみんなそうなのか・・・。さらなる研究対象にしようっと。そして、猫の鳴き声。ロロさんはいつも「パオーン」と言いながら猫に近づいているから、てっきり、フランスの猫は「パオーン」と鳴くのかと思っていたら「ミィアオン」でした。なーんだ、ロロさんのオリジナルだったんだ。でも、猫がパオーンにとても反応するのが不思議です。
例のごとくフランス人のパーティは朝方まで続くので、Eのガールフレンドと私は早々に退散したのでした。

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渋谷でフレンチ・ランチ

うさぎのテリーヌ

■渋谷のアン・ジュアン 会社の同僚とちょっと気になっていたフレンチ・レストランへ。渋谷から徒歩5,6分くらいですが、側道でしかも二階にあるので、少し分かりづらい所にあります。だから少し隠れ家的で、渋谷の喧騒から離れてゆっくりとランチを楽しむのに向いているかもしれません。
 前菜とメインとパンがついて1500円のコースをオーダー。女性二人ですもの。別腹別料金でデザート(+500円)もしっかりお願いしました。

ウサギのテリーヌ
 前菜はウサギのテリーヌです。ウサギっていうと今ではフレンチの食材として高級食材のイメージがありますが、高度成長期前までの日本人には親しみやすい食材だったようです。獣の肉というよりは鳥扱いで、「一羽、二羽」と数えられていたくらいです。
 テリーヌには肉からの煮こごりもタップリ。ゼリー状で、プルンとした舌触りがなんとも言えません。煮こごりにはコラーゲンたっぷり。お肌にもとってもよいのです。
 コーンを目のように見立ててデコレーションもよく、野菜もタップリ使っていて、かわいくてヘルシー、そして美肌の良いことづくめウサギのテリーヌでした。
 ウサギといえば、ダーリンことフランス人シェフのロロさんが「子供のころお父さんが狩りをして捕まえてきたウサギの皮を剥ぐ担当だった」と言っていたことを思い出します。フランスの田舎の子供はそうやって小さい頃から動物の生命について考えるチャンスがあるんだなあ、と思いました。鳥でもウサギでも絞めるのはお父さんだけど、ロロさんは羽をむしったり、皮を剥いだりして、お手伝いしていたようです。
 ウサギといえばロロさんのお兄さん(高校の先生)もお手製うさぎのテリーヌを自慢して食べさせてくれたっけ(フランスでは自分で作った酒や料理が自慢の種になるのです!)

子羊のグリエ←クリックすると写真が大きくなります。
子羊のグリエ
 子羊のグリエはあっさりとした味付けで素材を引き立てています。メインも野菜たっぷりで、女性に優しい印象です。

かぼちゃのムース

かぼちゃのムーズ
 デザートはかぼちゃのムース。ナントいっても大きさにびっくり。普通のケーキの3倍くらいはあります。このへんも甘いもの好きの女性の心理を分かっていますね。味もあんまり甘くなく、かぼちゃの味がしっかりとしておいしかったです。

 アン・ジュアンはヘルシーで、野菜にこだわったフレンチを提供してくれる女性に優しいフレンチレストランだと思いました。

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アン・ジュアン 筍娃魁檻械苅坑后檻械沓牽

明大前でフレンチ・ディナー

舌平目←クリックすると写真が大きくなります!
 
 ダーリンことフランス人シェフロロさんと明大前のビストロ・イシュウでディナー。9月4日のブログですでにランチをご紹介しましたが、やっぱり本命はディナー。味の大審判委員長として、閻魔さま(もう死語になっている?)より舌にコダワルロロさんを引き連れてのフレンチ・ビストロディナーです。オードブルとして、トリップ(牛の腸などの内臓料理)とトマト煮込み(550円)と大山地鶏と白レバーのテリーヌ(980円)。

 トリップに関しては、ロロさん曰く「フランスはもっと味付けが強くて、スパイシー」とのこと。テリーヌはまさにねぎ間の焼き鳥をテリーヌにアレンジした感じ。だって七味までついているんですもの。ロロさんの印象は「おもしろい!」でした。

 そしていよいよメイン。魚は舌平目。肉は鴨を頼みました。グルメランキングへ続きを読む

モッツアレラチーズとトマト

モッツレラとトマト←写真をクリックすると大きくなります!モッツレラとソース 
ダーリンことフランス人シェフのロロさんが密かに大好きなのはモッツアレラチーズとトマトのサラダ。どうもイタリアンっぽい、と思われるのがイヤなようで今まで黙っていたようです。フランス人はイタリア人のことを騒々しい民族だと思っているのです。鼻にかかったボソボソモグモグ、ブブブブ〜といった口にくぐもった感じのフランス語の印象に比べて、イタリア語ってオーソレソレミヨ〜というカンジで確かに賑やかで明るいイメージがありよね。近くて遠い国なのですね。
 しかしその秘密は、飛騨高山から取り寄せた牧成舎フレッシュ・モッツアレラチーズを見つけたときに「これ大好き〜」と思わずカミングアウトしたことで発覚したのです。    
 モッツアレラチーズが他の熟成タイプのチーズと違うところは、お刺身並みのフレッシュさが命なところ。だから本場イタリアのものを空輸するよりは国内のとっておきを見つけたほうがよいようです。
 モッツアレラとトマトにミミ手作りのバーニャカウダーソース(覚えたて)を合わせるともう最高! このソースはイタリア料理の名人落合務シェフの本を参考に自宅でイタリアンフェアを楽しんでいる友人から教えてもらったものです。このニンニクとアンチョビとオリーブオイルたっぷりのソースは、パスタにも野菜にもぴったりで、大活躍中です。作り方は簡単。牛乳1リットルにニンニクホール9個分を煮てからニンニクを取り出し、缶詰のアンチョビと一緒に潰しながらあえて、500mlのオリーブオイルと混ぜるだけ。ここでロロさんの一口アドヴァイス「ニンニクはお湯につけておくと、自然と皮がむけてきて、処理が楽だよ」とのことです。
 フレッシュなモッツアレラの歯ごたえとトマトの甘みと酸味、そしてソースのアクセント。う〜ん、イタリアンっぽいけど、表現はやっぱりトレビア〜ン

最後まで読んでくださり、ありがとうございました
*牧成舎のモッツアレラチーズのことを昨日書く予定でしたが、残業でかけませんでした。
ごめんなさい。

フランス人シェフのお取り寄せ:牧成舎の乳製品

牧成舎セット
 日本のまんまん中飛騨高山のおいしさをギュッと濃縮した牧成舎乳製品の紹介です。
白の命」セットの中身は、白の命(牛乳 720ml×2本)、飲むヨーグルト(1L×1本)、生クリームヨーグルト(90g・3個×2パック)、ストリングチーズ(100g×2袋)、フレッシュモッツァレラチーズ(100g×2袋)と充実の内容で4,410円(送料込み)。
 低温殺菌の「白の命」という牛乳については10月12日のブログでご紹介しました。65度で35分間と牛乳に優しい形で殺菌するので、本来のおいしさが損なわれていません。飲んだ感触はサラリとしたのどごしで、乳脂肪が口の中に残りません。高温殺菌の牛乳はどうしても口の中に変なベタツキが残ってしまいますが・・・。
 実はダーリンことフランス人シェフのロロさんはヨーグルトとモッツァレラチーズが大好物。当分の朝食は生クリームヨーグルトで、今夜のお夜食はトマトとモッツァレラチーズのサラダ。そしてミミの特製ソースを添えます。
 ヨーグルトは生クリームが入っているのでとても滑らかでやわらかい食感でおいしいです。飲むヨーグルトも甘さがほどよく、さっぱりと飲めます。酸味も微妙なバランスで、ヨーグルトらしさを残しながらも、酸味が苦手な人もOKな味。固形も液体もヨーグルトはとても繊細な味です。
 今夜はモッツァレラチーズなので、ストリングチーズはまた別の日にトライします。あ、もうすぐロロさんが帰ってくるから早くソースの用意しなくちゃ! モッツァレラチーズは明日のブログでご紹介しま〜す。お楽しみに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

アニバーサリーのパウンドケーキ

ティーセット杏

 10月11日のブログでフランス人の結婚式のことについて書きました。そのときの引き出物のひとつが、このアニバーサリーのパウンドケーキセット。杏のマシェリ、イチジクのマシェリとイチゴのマシェリの三種です。

 せっかくのケーキですから、ちょっとこだわりのお茶の時間にしました。
ちょっとイギリスっぽいですが、紅茶はディムブラ。紅茶の権威の磯淵猛さんに以前取材させていただいたときに頂いた貴重な紅茶です。そして紅茶に入れるミルクは牧成舎低温殺菌牛乳白の命」。65度で30分殺菌で、イギリスと同じ低温殺菌牛乳です。日本の牛乳は高温殺菌なので、ミルクティーには実は向かないのです。低温殺菌牛乳だと、クリームたっぷりのお菓子と合わせても、クレンジングオイルで顔を洗うように、ミルクティーにしてもクリームがさらりと口の中で流れて、実にさっぱりと食べられるのです。そして、杏のマシェリ。トッピングはアーモンドやがシューナッツなど、ナッツ類がたっぷり。ミルクティーとパウンドケーキ。う〜ん、トレビア〜ンです。

 贅沢なお茶の時間はたとえ一人でも充実したときが過ごせるのですね。
でも、やっぱりダーリンことロロさんと一緒の方がうれしいなあ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

アニバーサリー 南青山店 東京都港区南青山6−1−3
             電話 03−3797−7894

サーカス出身のフランス人パフォーマー

フランス人パフォーマー
サーカス出身のフランス人パフォーマーの作品『隠された面』を東京・森下スタジオで観ました。サーカスというと、日本では芸術というよりは、どちらかというと見世物小屋の延長のような雰囲気があり、人によってはレトロな郷愁を呼び起こすものでもあるようです。しかし、この26歳のパフォーマーは、アートとしてのサーカスとモダンダンスを融合させているのです。

 ジャン・バティスト・アンドレは1979年フランス・ランス地方で生まれました。シャロン国立サーカス芸術学校を卒業し、アートとサーカス、またはニューテクノロジーと現代美術を横断する舞台の研究、創作を行います。フランスで国立のサーカス芸術学校が存在するように、フランスではサーカスはあくまでアートなのですね。日本のように悪さをした子供に「サーカスに売り飛ばすよ!」と折檻するような、ナマハゲの代用にも江戸川乱歩の世界にも絶対なりえないのです。

 私がジャン・バティスト・アンドレの舞台を観にいこうと思ったのは、やはりサーカス学校出身という経歴からアクロバティックな舞台を期待したこともありますが、サーカスと芸術をどう体現してくれるか、に非常に興味があったからです。彼は白いシンプルな舞台の上で、シャツとジーンズという姿にエンジェルの羽を小道具にして踊ります。高い身体能力を発揮して倒立や側転など取り入れてはいるのですが、それらが流れるような一連の動きの中で表現されているので、ことさら大げさなアクロバットには見えません。青木孝充のミステリアスで繊細な音楽と松本典子のステージをキャンパスに見立てた映像効果もあり、悩める青年の苦悩や二面性のようなものを見事に表現していたと思います。

 今回の来日はフランス外務省のアーティスト支援活動「ヴィラ・メディシス海外派遣プログラム」において、サーカス分野で初めて奨学生に選ばれ、実現しました。山口に一ヶ月滞在制作し、その成果を山口と東京でトータル4日間の公演で発表しました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

フランス人のウェディング

ロロさんと入り口ガーデン・ウェディング
 ダーリンことフランス人シェフのロロさんのお友達の結婚式に参加しました。ロロさんのお友達はフランス人の銀行家。奥様は日本人です。会場は渋谷のマノワール・ディノ
一軒家のレストランスタイルです。目玉は樹齢100年の楠がそびえる庭。木の周りで写真撮影をしたり、ケーキカットをしたり、談笑したりと、ガーデンウェディングにぴったりです。また、木から素敵なエネルギーをもらえそうで、新たな旅立ちによいですね。

 やはり、招待客は新郎側はほとんどが外国人で、新婦側は日本人。新郎はフランスからご両親と弟さんが参加。招待客の中で印象に残った装いの方が三名いました。一人は新郎の弟さんで、金髪の長髪をひとつに後ろで束ねて、あごひげを三編みにしているのです。ちょうどエジプトのミイラツタンカーメンのお面のようです。そして、衣装はカーデガンにジーンズ。でもとっても似合っていて素敵でした。パリの芸術家風スタイルです。日本人にはとても真似できないし、似合わないですよね。もう一人の方はスコットランドの正装。あのタータンチェックのスカート姿です。スカートなのに、男っぽくてセクシーに見えるのです。つまり、スカートから覗く足の筋肉(特にふくらはぎ)が強調されて見え、それがマッチョに見えるのです。最後のお一人は日本人のご年配のご婦人。白髪と見事に着こなした着物がぴったりマッチ。着物を肌の一部のように着こなし、動くたびに、ほんわかとした和風の色気が漂ってきました。着物歴の年季を感じさせます。若い方で着物姿の方もいらっしゃいましたが、普段着慣れていない感じで、やっぱりしっくりしていないのです。着物の着こなしって難しいですね。

■料理
 フォアグラオマールいよいよ料理です。シェフはシェ・イノのオーナーシェフで有名な井上旭氏。オードブル二種。フォアグラのフラン、ポルト酒風味オマールえびのガトー仕立て、コートドール。フォアグラとトリフがプディング状になっていて、滑らかな食感です。私はおいしい、と思ったのですが、ロロさん曰く「フォアグラの味があまりしない」とのこと。オマール海老のガトー仕立ては野菜とシーフードのコンビネーション。シンプルな味付けで、海老やホタテの本来のおいしさが引き立っていました。しかし、ここでサービスに問題が・・・。
食べている最中にビデオ上映があり、私たちのテーブル(なんと新郎の家族席)からは見えなかったので、みんなで席をたち、見えるところまで移動。私は最後のホタテの一口とソースがたっぷり残った状態で、フランス風に後でソースをパンにつけて食べるのを楽しみに(もちろんナイフとフォークはまだ終わっていないよ、という意味で八の字に開いた状態)、席を立ちました。しかし、戻ってみるとミミの皿だけ片付けられているのです!
楽しみにしていたのに!! お祝いの席なのでクレームは遠慮しようと思ったのですが、皿を戻してもらおうと、怖いワイフキャラのミミはウエイターに「途中だったのに、下げられてしまった」と説明。しかし、そのウエイターは謝りもせず、スーッとどこかへ。ますます頭にきたので、別の少し格上っぽいウエイターに再度説明。ようやく「すみませんでした」と言ってくれたので、皿は戻らなかったけれど少し溜飲は下がりました。

魚 気を取り直して、魚のメインに集中。しかし、魚が来たタイミングで白ワインではなく、赤ワインのサービスが始まったのには閉口しました。魚が鯖やウナギなど脂が多い魚なら理解できますが、さっぱりフィッシュの代表スズキですもの。でも、乾杯のときにはシャンパンを何度もついでくれたのだからと、気を取り直して料理を楽しむことに。スズキの薄切り、バジリコ風味という料理です。サービスはともあれ、料理はソースの味もよく、さっぱりとして非常においしかったです。ロロさんも「おいしい」とにっこり。
ステーキ グラニテ(箸休めのシャーベットのようなもの)を挟んで、いよいよお肉のメイン、牛フィレのソテー、シェフ好み。お肉がとってもやわらかく、これまた美味でした。
デザート 
写真は新郎用のデザートの盛り合わせ。魚の図柄がかわいかったので、思わずパチリ。

 結婚式はビデオで新郎と新婦の子供時代から現在までをいろいろと工夫を凝らして紹介したり、新郎が一所懸命日本語で通訳し、詰まると客席から「がんばれ〜」と声援があったりと、とても和やかで楽しいものでした。素敵な結婚式に招待していただき、本当にありがとう! 末永くお幸せに。

 しかし、ここで終わらないのがフランス式。本場では朝までパーティが常識で、朝、新婚さんがオニオンスープを飲んでそれがシメとなり終了するのです。案の定今回もフランス人仲間たちは場所を移して夜中の3時4時までパーティ。ロロさんのご帰宅も午前4時半くらいでした。ダーリン、午前様のお疲れ様、でも仮眠をとってすぐ仕事。シェフの代わりはいないから大変ね〜、と思いながら朝のダーリンへのお見送りもベッドから決してです、やっと手首だけ微震動させ「バイバイ」と呟いたのみのミミでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました
 

アラン・デュカスの料理教室

アラン・デュカスの料理教室に参加しました。べスラ・ド・ベルフォンというシャンパンの会社とのコラボレーションで、シャンパンに合う料理を学ぼうというクラスです。講師はシェフ・プロフェッサーのクリスチャン・ジュリヤール。モナコでデュカス・プロデュースによるレストランのシェフを経験した後、パリのプラザ・アテネの「アラン・デュカス」のオープンに貢献した36歳のシェフです。

 スクールは東京の半蔵門線・水天宮から徒歩5分のところにあり、中世のワイン倉にあるような重い木の扉を開くと、そこにはアラン・デュカスの世界が広がっています。ドアから一歩足を踏み出すと、まずロマネコンティでいっぱいのケースに蹴躓きそうになるほど、ロビーはフランスの代表的なワインで埋め尽くされています。もうこの段階でフランスの三ツ星気分でいっぱいになります。そしてキッチンと世界のデュカス関連のレストランのメニューや、本がおかれているダイニングがあるメインルームへと導かれます。キッチンはプロ用の本物のレストラン仕様。デュカスのレストランの厨房が再現されているといっても良いくらいです。つまりデュカスの舞台裏を実体験できる、というわけです。

 クラスは3時間なので、一緒に料理を作るというよりは、クリスチャンが作っている様子を見ながら、説明を聞いたり、デュカスの料理への考え方やアイデアを学ぶ、といった感じです。しかし、ただ聞いているだけではなく、スプーンを持ち歩いて、調味料やブヨンなど自由に味見できるので、厨房を宝探しのようにキョロキョロしながら受講することになります。そして、メニューは「アラン・デュカスのリビエラ料理」でアミューズ三種とメインとリゾットです。リビエラ料理とは南仏からイタリアにかけて食される庶民的料理のことです。庶民料理といってデュカスの冠がつけば当然三ツ星の味になります。それらの料理はすべて実際にデュカスのレストランで出されたもので、それぞれシャンパンと供に試食できるので、超贅沢クラス、というわけです。

アミューズ三種シーザーサラダのサンド魚のジュレ
 アミューズ1:魚のスープとザリガニ
スープといっても魚のニコゴリのためにジェリー状になっています。色々な魚を使って味を複雑にしています。それにザリガニをトッピングし、生クリームとコライユ(ザリガニのメスの卵巣のようなもの)を加えたものです。
 アミューズ2:海老のロワイヤル
海老のすり身に海老の頭などから作ったソースをかけ、海老を丸ごとつかったもの。
 アミューズ3:シーザーサラダのサンドイッチ
レタスにパルメザンチーズと特製ソースをトッピングして一口タイプにしたもの。

 もう、全部トレビア〜ンです。特に魚のスープが個人的にはお気に入り。

■「ヴィテッロ・トンナート」、まぐろの腹身、薄切りのセロリメイン1(肉)盛り付け 肉を切る
 






いよいよメイン。ヴィッテロとは子牛のことで、トンナートとはマグロのことです。子牛をロゼ(肉に完全に火を通さないで、中をピンク色の半生焼き状態にする)にオーブンで焼き、薄くスライスして、マグロと特製ソースを合わせたもの。
 まず、シェフ・プロフェッサーのクリスチャンの言葉で印象に残ったことがいくつか。1、パスタでよく聞く「アルデンテ」という言葉があるように、食材に完全に火を通さない方が、エネルギーが蓄積される前に消化されるので、体に良い、とのこと。2、トッピングのセロリを切っていたとき、セロリの小さな芽を大事そうに切り取り「小さくて可愛いものは取っておきましょう」と言った事。フランスでは「プチ」つまり小さい、という事は可愛くて美しいことなのです。ということは、ミミは背が低い、つまりプチ。つまり、可愛い、てこと? 誰?そこで横に大きい、といったのは! 今度からミミではなく、ミニと言う名前に変えようかしら。クリスチャンはセロリの芽を飾り付けに後で有効に使っていました

乾燥かつおのコポー、ガンベローニのリゾットリゾット
 ガンベローニとはジェノバ産の海老のことです。乾燥かつおとは鰹節のこと。リゾット一つ作るにしても、本当に手間がかかっているのには脱帽します。オマールのヒュメだとか、白い鳥のブイヨンだとか、見えない隠し味がたっぷり。そしてビックリしたのが写真の甲殻バター。澄ましバターに海老の頭などでだしを取ったエキスを混ぜたもの。初めて見たので、甲殻バターをパクリと味見。う〜ん、海老の風味がします。当然ながら。

 美しく盛り付けられ、美味しい料理とシャンパンをたっぷり楽しんでいる間、厨房では片付けが。何本もある包丁を一本一本シェフ・プロフェッサーが自ら磨いで、大事そうにアタッシュケースにしまっているのが印象的でした。やっぱり職人さんであり、アーチストなんだなあ、と思った瞬間でした。

 ウチに帰ってさっそくダーリンことフランス人シェフのロロさんに報告。もらったレシピを熱心に見て、「良い経験をしたね」といってくれました。最後まで読んでくださり、ありがとうございました

シャンパンとアラン・デュカス

フルーツとシャンパン

 あのフランス料理界の巨匠、アラン・デュカスの料理教室に今日の午後7時から10時まで参加します。べスラ・ド・ベルフォンというシャンパンの会社とのコラボレーションで、シャンパンに合う料理をテーマにアラン・デュカスの技を受け継ぐ一流フランス人シェフが8人限定クラスで直接指導してくれます。ダーリンことフランス人シェフのロロさんも、以前プロ用の2日間のクラスに参加しました。そのときの受講料がナント9万円! 実はミミが冬のボーナスをはたいてクリスマス・プレゼントとしてロロさんにプレゼントしたものです。ああ、糟糠の妻とはミミのことをいうんだわ(完全に自分に酔っているモード)。ロロさん曰く「受講して本当によかった。アイディアや哲学に刺激されたし、シェフとして新たな野心がわいたよ」とのこと。物は無くなるけど、身につけた芸や技は一生ものですものね。プレゼントのしがいがあって、よかった!

 今日のクラスはアマチュア用で、3時間で1万8千円。この金額を高いとみるか安いとみるか、意見が別れるところですが、ミミ的にはとってもリーズナブル。デュカスのクラスの半日コースは通常2万5千円。今回はべスラ・ド・ベルフォンの協力があるので、1万8千円にディスカウントの上、ベスラ・ド・フォンのキュベ・デ・モワン・ロゼのフルボトル一本(通常価格6,500円)とクリスタル・シャンパングラス2脚もついている超お得セットプランですもの。それに、三ツ星レストランの味をこの手で再現できるようになれるのですから! フランス人シェフのワイフとして当然このチャンスに飛びつきました。

 ということで、プレゼントのシャンパンを早速ロロさんと試飲しました。ロゼのシャンパンは色が淡いピンクできれいですね。シャンパンのお供はメロンピーチ。映画『プリティ・ウーマン』でリチャード・ギアジュリア・ロバーツがシャンパンと合わせたのはストロベリーでしたが、「今の季節はピーチとあうよ」とのロロさんのアドヴァイスでピーチを購入。当然ロロさんがシャンパンの栓を抜いて、フルーツも盛り付けます。フランスではワインやシャンパンは男性が開け、女性にサーブするのが基本です。そして、いよいよ試飲!グルメ・ランキングへ
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フランス人シェフ・ロロさんの料理:牛ほほ肉の赤ワインソース

牛ほほ肉牛ほほ肉の赤ワイン







■牛ほほ肉の赤ワインソース

 ダーリンことフランス人シェフ・ロロの料理のご紹介です。ロロさん得意の赤ワインソースを使った「牛ほほ肉の赤ワインソース・手打ちパスタ添え」。ロロさんがヘッドシェフを務めるフレンチレストラン「ブラン・ド・ミュゲ」でも人気メニューです。
 
 柔らか〜い牛ほほ肉に特製赤ワインソース。当たり前のことですが、科学調味料やインスタントのフォンド・ボー(信じられない話ですが、使っているお店が以外と多い)は使用せず、仔牛の骨などをぐずぐず長時間煮て作ったロロさん特別フォンド・ボーをベースに力強く繊細な味の赤ワインソースに仕上げています。そして魔法のトッピング。ビンの中に入っている不思議な赤いディップはレシピ秘密厳守の隠し味の元です。パスタはロロさん自ら粉を練って作るお手製パスタ。モチモチして美味しい。ジューシーな牛ほほ肉とスペシャル赤ワインソースにお手製パスタ、そして隠し味の赤いディップを口の中で合体させると、本当にトレビア〜ン!!!

 荻窪にお寄りの際はぜひ、一度はロロさんに牛ほほ肉の赤ワインソースを食べにブラン・ド・ミュゲにお立ち寄りくださいませ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました

参考:ブラン・ド・ミュゲ JR荻窪駅西口すずらん通りをまっすぐ徒歩5分
             電話03−3220・5448
             東京都杉並区荻窪5−14−4



 

ダーリンはやっぱり猫が好き! その3

ロロさんと猫 ダーリンことフランス人シェフのロロさんは猫が大好き! パオーン(フランスでは猫はニャオーンではなく、パオーンと鳴く)と言いながら猫に近づき、ナデナデするのです。猫もロロさんだとなぜか逃げないで、甘えてくるので不思議です。もしかしたらロロさんの先祖は猫族だったのかもしれません。

シャロット 写真はカナダ時代にルームメイトが飼っていて、一緒に暮らしていた猫のムーに似た猫。フランス・ブルターニュ地方の良くレースが行われる海岸に行った時(ロロさんの実家から車で1時間のところ)、パブにいた猫です。ムーは交通事故でなくなってしまいましたが、今でもたまに一緒に散歩したことを思い出します。だからムーに似た猫を見つけたとき、とても懐かしかったのです。
少女と猫 猫が大好きなロロさんは通りで猫に会うと、決して無視できないのです。写真の猫は道端で猫を抱えていた見ず知らずの少女に頼んでパチリ。いつもデジカメを持ち歩いているミミがロロさんのために猫を見かけたら写真を撮ろうと思うのですが、なぜかいつも逃げられてしまうのです。ロロさんだったら逃げないのに・・・。猫って本能で怖いワイフを見抜けるのかも・・・。やさしくならなくちゃ。オニババと呼ばれないうちに。
 
 オニババといえば、三砂ちづる著『オニババ化する女たち』(光文社新書)が面白そう。女性の皆様、オニババ化現象にはお互いくれぐれも気をつけましょう!

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フランス人シェフ・ロロさんのお友達

 フランス人シェフことロロさんとの出会いがストーリー・テリング(御伽噺の話し方教室)のクラスだったことは10月3日のブログで書きました。御伽噺教室ですから、最終的に各自割り振られた御伽噺を本を見ないで、ロウソクだけの灯火の中で表現たっぷりに朗読できるようになる、というのが目的です。生徒は若い人よりはどちらかというと年配の方が多く、ロロさんは最初から目立つ存在ではありましたが、一緒に飲みに行ったり、お話ししたりするきっかけは、一緒にクラスに参加していたロロさんの親友シリアのおかげでした。

 シリアは当時50歳くらいのオランダ人で、ロロさんの親友兼、ルームメイトでした。ルームメイトは3人いて、シリアとそのボーイフレンドのブライアン、そしてキャロルです。ちなみにブライアンとキャロルはカナダ人です。シリアは好奇心たっぷりの女性で、ストーリーテリングのクラスでも唯一の日本人である私に非常に興味を持っていて、「ミカドって何?」とか質問してきたくらいです。それで一緒に三人でクラスの近くのパブに飲みに行こう、となったのです。そのときのアッパー・カナダ・ラガーの美味しかったこと。カナダにはたくさんの種類のビールがあり(確か一般の人がビールの醸造をすることが法律で認められていたはず)、中には蜂蜜入りのビールもあるくらいです。

 シリアはオランダでボートの上で家族と生活し、結婚してからビリヤードバーなど経営し、オーストラリアで暮らしたりしていましたが、ブライアンと出会ってカナダに来たようです。しかし、もう結婚という形式はとりたくないようで、住宅をカナダで購入するために一時的にブライアンと結婚し、すぐに離婚しましたが、二人は相変わらず仲良く一緒に暮らしています。便宜上行った結婚でしたが、その結婚式は神父に出張してもらって丘の上の原っぱで行い、シリアはブレザー姿、ブライアンはスーツ、という簡素ですが、とても素敵なものでした。

 ロロさんと私もシリアたちを見習って、新宿御苑で結婚式を行おうとしたのですが、神父さんに断られて実現しませんでした。シリアとは今も電話やメールで連絡をとりあっており、私が勤める会社で落語の会を催した話にはとても興味がわいたみたいで「日本人のコメディアンがクッションの上に座って一人で話をする伝統芸能」という説明に好奇心たっぷりでした。カナダにいるオランダ人にとって、日本はまだまだ神秘的な国のようですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

ノーベル賞とフランス料理

たんけん 文化の秋、食欲の秋、そして受賞の秋ですね〜。ということで、ノーベル賞の発表が始まりました。
 
 仕事がらみでもうれしいことがありました。私が勤めている会社の顧問で、また、編集を担当している季刊誌探健(たんけん)』の発行元でもあるNPO法人免疫抗体食品研究協会の名誉顧問でもあるバリー・マーシャル博士がノーベル生理医学賞を受賞したのです。マーシャル博士は胃がんや胃潰瘍の原因といわれるピロリ菌を発見したことで有名です。しかもその方法が、自らピロリ菌を飲んで実験した、というのですから、まさに身体を張った勇気ある学者です。

『探健』では直接インタビューしたこともあり、ピロリ菌の味を「腐ったチキンの味がする」と言っていました。偉い方なのにとても素朴で、素敵な方だった、と覚えています。ちなみにそのときのカメラマンはあの加納典明氏でした。マーシャル博士はパソコンが大好きで、来日すると必ず秋葉原に行くくらい。また、自宅のあるオーストラリアでは牧場も持っていて、その牧場にカメラを取り付け、自宅でも、旅先でもパソコンで牧場の動物たちを見ることができるようにセッティングしていました。インタビューしたときも「さっき動物をみたばかりだよ」と言っていたくらい、動物たちに愛情をもっていたようです。

 ノーベル賞といえば、フランス人シェフのロロさん的に気になるのが晩餐会でのメニュー。やはり世界的な権威ある賞や正式なパーティのメニューは世界の料理の王様、フランス料理ですね。2002年と2003年の晩餐会メニューは下記の参考欄に記しました。今年はどういうメニューなのか今から楽しみです。毎年12月10日に開催されるノーベル賞授賞式晩餐会で、スウェーデン国王一家や受賞者に供する料理を担当しているレストランがスターズフースヘーラレンというところ。市庁舎の一角にあるこのレストランでは、飲み物も含めて晩餐会と同じメニューを、同じ食器を使って楽しむことができるそうです。スウェーデンに行ったら、ぜひノーベルメニューをロロさんと試してみたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

参考:
■ノーベルメニュー2002年
Tartelett med getost och rödbeta samt marinerade pilgrimsmusslor och havskräftor med tryffelvinaigrette. Nobelbröd.山羊チーズのタルト、赤カブソース、帆立貝とエビのサラダ、ノーベル・パン


Kryddstekt svensk hjortfilé med rostade rotfrukter, lingonchutney och kanelsky, serveras med rosade rattepotatisar
鹿のロースト、桃とシナモン・ソース、根野菜ソテー、ラッテ・ポテト

Nobelglassparfait
洋梨とシャンパンのシャーベット、洋ナシをのせたチョコレート・バニラ風味のババロア、洋ナシ・ナシ・キャラメル・ソース

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Corte Giara Amarone Dell Valpolicella 1999
コルト・ギアラ・アマローネ

Moscatel de Setubal
ムスカテル・ド・サチュバル


■ノーベルメニュー2003
Löjroms cheese cake, Kräftströmming, Gravlax med gurka, salladslök och senap, Inkokt havskräfta med jordärtskockscréme, Kvibillemousse på kavring
コイ科の魚卵チーズ・ケーキ、バルト海ニシンを焼いたものとトマトとディル、マリネード・サーモンときゅうり、玉ねぎとマスタード、軽く茹でた冷たい伊勢エビとキクイモ・クリーム、甘い黒パンに載せたブルー・チーズ

Murkelfärserad pärlhöna med ragu på Karl-Johansvamp, bondbönor, pumpa och haricots verts, serveras med potatisterrin och svampsås
イヌホオズキを詰めたギニア産鶏肉、ソラ豆とかぼちゃとインゲン豆の煮込み、ポテト・テリーヌ、マッシュルーム・ソース

Kaffe bavaroise på mandel- och kaffebotten, med punsch- och likörpralin samt citrussallad
アーモンド、コーヒー・ビスケットに載せたコーヒー・クリーム・ババロア、パンチ・リカー・チョコレート、レモンとオレンジのサラダ

Champagne Moët & Chandon
シャンパン

Château Cordet 2000 Margaux
シャトー・コルデ

L´etoile select vieux 1985 Banyuls
レトワールセレクト

フレンチ VS チャイニーズ

ダーリンことフランス人シェフロロさん と初めて出会ったのは7年前の秋。カナダはトロントでのことです。ロロさんはフランス人シェフとして、私は共同通信や日加タイムスなどに寄稿するライター兼学生として滞在していました。そんな二人がどこで出会ったか? のんべえで食いしん坊の二人だからバーかレストランで? いえいえ、ナント、ストーリーテリングのクラス(要するに御伽噺を上手に話せるようになりましょう、というクラスのこと)で出会ったのです。ジョージ・ブラウン私立大学の夜のコースで見つけました。なんだかカワイイでしょう? 

 一方で、私にはもう一つの出会いが同時期にありました。トロント生まれのチャイニーズのWさんです。そのころ、ロロさんともWさんとも単なる男友達で、どちらも同じスタートラインに立っていたのです。Wさんは両親が離婚したので中国生まれの英語があまり話せないお母さんの細腕で育てられました。幼いころは貧しく、電車賃が払えないので、妹と一緒に30分の道のりを歩いて学校に通ったそうです。しかし、がんばってアグネスチャンも通った名門トロント大学を大変優秀な成績で卒業し(学部内11番目の成績で)、出会ったころは某有名ソフトウェア会社のシニア・エンジニアをしていました。ですから、若いのに苦労人で、お母さん自慢の一人息子です。トロントで生まれましたが、中国とカナダの両方の要素をたっぷりもった人でした。性格も優しい、純情で背も180センチはあり、頭もいい。

 では、なぜ同じスタートラインに立っていた二人なのに、ロロさんとはステディなボーイフレンドになり、Wさんとは単たる男友達で終わったのでしょうか?
 
 それは食文化の違いです。つまり、フレンチ VS チャイニースのグルメ対決で、ロロさんが勝利したからです。グルメ対決といっても料理の腕を競ったわけではなく、食べ物に対する認識がロロさんとは合い、Wさんとは合わなかったからです。

 下記の会話を読んでいただければ、誰もが納得するはず。
ミミ「犬と猫とどっちが好き? 」
W 「ボクは動物を食べるのが好き」
同じ質問をロロさんにすると
ロロパオーン、猫が大好き! 」Wさんにある日「私、トンボが好きなの」とミミが思わず呟いてしまったとき
W「おいしいの?」・・・絶句するミミ。

 フランス人もカエルとかカタツムリ(エスカルゴ)とか食べるけど、やっぱり中国人にはかなわない! 中国人は脚がついているものは机以外は何でも食べる、といいますが、Wさんとトロントで会ってから、妙に納得したのでした。
 
 やはり、人間は胃袋で考え、判断し、男も決めるのですね。

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ワインと『ピアノマン』

南フランスワイン 作家の嵐山光三郎氏プロデュースのコンサート『ピアノマン』が10月1日(土)東京都国立市せきやホールで行われました。ピアニスト青井彰氏とフルート奏者海冶洋一氏によるコンサートです。嵐山氏には、私が編集をしている季刊誌『探健(たんけん)』にレギュラーで対談や紀行文などでご協力いただいていることもあり、コンサートにご縁ができました(ラッキー)。ちなみに青井彰氏はカプスーチンというロシアのピアニストにえにしがあり、また嵐山氏のいとこだそうです(びっくり)!

 さすが独創的で楽しい発想で不良定年のリーダーとして活躍の嵐山氏。並みのコンサートではありませんでした。会場がナントいってもシュール。演奏者を境に椅子の席(普通のホール)と畳敷きの座敷に分かれているのです。普段はホールと和室と別々に使用されているのを、仕切りを外して特別仕様にしたのだと思います。私は座敷で座布団に座り音楽鑑賞をしました。

 子供のころに金沢ヘルスセンターというところで、だだっ広い座敷で時代劇の芝居や三善英史ショーを観たことがありますが、クラシックは初めてです。畳の上でのクラシックはリラックスして聴けてナントも贅沢な気持ちでした。ダーリンのロロさん にも聴かせてあげたかった・・・。
 
 青井氏も海治氏も元々クラシックの世界の方々ですが、クラシックはもちろんのこと、ジャズや童話やアニメーションの主題歌まで幅広いジャンルの音楽で楽しませてくれました。例えば、バッハのシャコンヌから浜辺の歌荒城の月千と千尋の神隠しハウルの動く城の人気主題歌、そして鉄腕アトムの編曲バージョンまで、といった具合です。とくにフルート独演のジャズは生まれて初めてのヴァージン体験でしたが、意外とよかったです。スウイングや情感が息とともに伝わってくる感じです。

 目を閉じて聴いていると、曲によって様々なシーン思い出が蘇ってきます。例えばフランス・ブルターニュの石畳や港の風景が浮かんだかと思うと、子供のころ遊んだ広場や田んぼの風景など。それが決して曲のイメージと脳裏に浮かぶシーンとは必ずしもイメージが合うわけではないのです。たぶん音楽って特別な周波を持っていて、曲や奏でられる楽器やそして演奏者によって微妙にその周波が変化し、人間の脳に影響を与えるのではないかしら。例えばラジオのチューニングを合わせるように、その周波が人間の脳のいろいろな思い出のアクセス・ポイントにマッチして、様々なシーンを思い出させるのではないかしら、と思ってしまいました。そして、そのアクセス・ポイントにアクセスするには機械音より人間が奏でた昔からある楽器による音からでる周波のほうが効果的なのではないかしら。つまり、アナログにはアナログが、生ものには生ものとの相性がいいように。

 そして生ものの人間には生もののワインがぴったり(話が飛ぶ!)。このコンサートがさらに粋なのは、なんと休憩時間にロゼワインがサービスされたこと。これは嵐山氏が応援しているガンテーワインを販売しているセキヤという酒屋さんのご好意です。ちなみにせきやホールの地下一階に店舗があります。やはりコンサートやお芝居の休憩時間はワイングラスを傾けるにかぎります。これぞ大人の社交場、エンターテイメントという感じになるではありませんか。私もしっかりいただいて後半のコンサートはお座敷でほろ酔い気分で素敵な音楽を楽しみました。

 写真は打ち上げで出された南フランスの赤ワイン。デビッド・トーマスというソムリエが選んだ97年もの(La Bastide Dalmeran)です。コンサートのシメもおいしい赤で極楽気分でした。

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フランス人シェフのお取り寄せ:ヴァイオレット・マスタード

ヴァイオレット・マスタードモンマルトルの丘で出会ったヴァイオレット・マスタード

 ドゥノワ社ヴァイオレット・マスタードとの出会いはフランスはパリモンマルトルの丘でした。昨年の夏休みにダーリンことフランス人シェフロロさん とフランスに行ったときです。ロロさんのお母さんの60歳のお祝い(フランスでも還暦のお祝いをするのですね〜)に家族が全員集まるというので、里帰りした際にパリに寄ったのです。

 モンマルトルの丘はもともと有名な観光地ですが、映画『アメリ』の大ヒットでさらに人気スポットになりました。アメリのカフェなど新名所ができているくらいです。私たちが行ったのは9月末で、ハイシーズンは終わっていましたが、それでもテルトル広場などは観光客で大賑わいでした。宿泊先のホテルエルミタージュのマダムにおすすめレストラン情報をすでにゲットしていたので、探したのですが、そのレストランがどうしても見つかりません。お腹の虫に負けてしまった私たちはしょうがなくその辺のレストランに入りました。店内は観光客で満員。流しのシャンソン歌手も観光客のチップ目当てで、懐かしのシャンソンの名曲を披露し、雰囲気はまさにパリ観光。でもナツメロはメロディーだけ知っている曲も多く、歌詞を知らなくても「ルルル〜」で歌えたり、それなりに楽しくエンジョイしていました。

 そして、いよいよ料理。野菜スープを頼んだのですが、今までの人生の中で食べたスープの中で、ダントツ一番まずい。だってお湯ですもの、味が! 残念を通り越して怒りの境地になってしまいました。強面キャラのミミの迫力は自慢じゃないけど、合気道の強者達を恐れさせるほど(9月11日のブログ参照)。ウエイターに殺気を送りながら、ロロさんに「シェフは味付けを忘れたみたい」と言ってもらって、当然の返品。他の料理も推してしかるべくで、まず〜い。堪りかねた私はメイン料理をパス。ロロさんはステーキを注文。ステーキは塩コショーで味付けして焼いただけの肉にフレンチフライの付け合せと、ウエイターが乱暴にテーブルに置いて行った何やら紫色の小ビンのみ。ここはアメリカのステーキハウス? と思ったほどでした。しかし、この紫色の小ビンがナント魔法の小ビンだったのです。ブログランキングへ続きを読む
マルシェロロ金沢情報

●2017年9月27日(水)マルシェロロ金沢をオープンします。

●メニュー:1週間以上前のご予約制コース料理をご提供致します。
     ランチ:5000円(税抜き)〜
     ディナー:8000円(税抜き)〜
 *2名様以上のご予約をお願い致します。
  6名様以上の場合予算をご相談くださいませ。

●住所:金沢市寺町4-12-20

●☎050-7515-9175
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。故郷の金沢でフレンチレストランを再オープン!
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