ダーリンはフランス人シェフ

私のダーリンは年下のフランス人シェフ・ロロさん。外国人にも飲食業にもトンと縁のなかったはずの私が、ロロさんとフレンチデリカ&レストランをオープンすることに!

2016年07月

ノーマ〜世界を変える料理〜

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 ドキュメンタリー映画『ノーマ〜世界を変える料理〜』を観た。料理関連映画だから、もちろんダーリンことフランス人シェフのロロさんも一緒である。
 デンマークにある北欧料理のノーマは、「ベストレストラン50」で4度世界一の称号を与えられた世界有数のレストランだ。
 その料理の秘訣は、シェフ・レネの力量もさることながら「料理にはその季節と場所を感じさせないといけない」という地消地産の素材への取り組み方にある。さらに発酵食品にもこだわりラボもレストランに併設しているほどだ。なんだか和食と似ている。そのせいかレネは日本が大好きで日本に素材調査に来た際には利尻の昆布が特に驚いた、という話もある。
 素材へのこだわりが半端ない。そのために森や海の達人との付き合いも大切にしている。そしてその達人たちは一筋縄ではいかない人々である。荒くれ男のウニの素潜りの達人も最初は反発していたが、おだててかつプッシュするレネに今では最高のウニを供給している。森のキノコを取る仙人のような農民や木から樹液を採集する人など、ノーマの料理はそのような自然を知り尽くした生産者によって支えられている。
 北欧ならではの素材で変わったものは、例えばアリが有名だ。映画では生きたアリを皿にあしらっていたが、実際は冷凍にしたりしているのでは。また、そのほかにはバッタのペーストをつかったりもするそうである。
 映画を観ながらつい金沢での食材のことを考えてしまった。レストランをオープンするにあたってよい食材の調達がマストだ。特に金沢を中心にした石川県の食材。魚はもちろん野菜や肉も地元の新鮮でおいしいものを見つけたい。
 そのためにまず金沢に帰ったら運転免許証を取得して(取れたらだけど・・・)、いろいろな生産者さんを訪ねて、そして思わずその発想の延長で野菜を自分で育てようと思ったが、おおざっぱなB型の私はあまりにもマイペースなのでそれは断念。その代り猟師の資格を目指して自分でウサギや鴨など捕ろうか、とも思ったが間違えて人を撃っちゃいそうなのでそれも断念。
 なので金沢に帰ったらプロの生産者さんを探す旅に出ることに決めたのです。皆さま、おすすめの農家さんや猟師さんや漁師さんや魚屋さんやお肉屋さん、八百屋さんなどご存じでしたら、どうかお教えくださいませ。お願いいたしますです!

引っ越し屋さん

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 金沢に移転するために引っ越し業者3社に見積もりを頼むことにした。知り合いの評判もいい大手1社と家具の買取もやっている中規模の会社と以前頼んだことのある小さな引っ越し業者の3社だ。なんとなく松竹梅ではないが、ノリで大中小と選んだ。
 一番手は大手の営業マンの若いお兄ちゃんだ。大学を出て4年目くらいだというが、目端がきいて仕事ができそうな雰囲気。早速普通のご家庭にはないレストランから持ってきたワインセラーや製氷機に目が行く。
「近所でフレンチレストランをやっていたんですよ」と言うとお兄ちゃんは何かの電波をアンテナで探っているような顔つきに一瞬なったが、思い直したように見積もりの計算を始めた。
「285000円です」と言って私の顔色を窺うお兄ちゃん。言われても見積もり一発目だし、高いのか安いのか皆目わからない。
「思ったより高いですか?」と聞かれキョトンとしていると「違うと思いませんでしたか?」とさらに畳みかける。
これは値切れということか?と思い、
「20万切ったらいいかなあ」と答えると、妙を得たりと、
「そうですよね、ちょっと上司に電話します」と答え「15万円でいいですか?」と早速聞いている。
これってなんか演技っぽいなあ、とは思ったけれど「15万円プラスタックスでいいそうです。これで決めてくださいね」と言われ「ハイ」と答えてしまった。
 なんだか騙されたかなあと、ちょっと後悔し始めていると、
「実は僕のおばあちゃん、マルシェロロのファンで閉めると聞いて、すごく残念がっていたんですよ」と言うではないか。聞くと80歳のおばあちゃんとお兄ちゃんは仲良しで、彼が北京に留学しているときも万里の長城に案内したり、よく一緒にご飯を食べるという。おばあちゃんはマルシェロロに半年に1回は来ていたらしい。
 実はマルシェロロは高齢者に人気があって最高齢は101歳のお客様だった。90歳代や80歳代のお客様は珍しくはないのだ。多分味覚が化学調味料に侵されていない年代でロロさんの繊細な料理を分かってくれるのかなあ、と勝手に思っている。
 まあ、お客さんの孫ならたとえ少し高かろうが(もしかしたら安いかもしれませんが)、いいっか!という気持ちに一気になった。しかもこちらが引っ越し業者を決断したあとに告白するところはちょっとかわいいではないか。
 急にお兄ちゃんに人が変わったように優しくなったゲンキンな私は、頂きもののとっておきブルーマウンテンのアイスコーヒーをおすすめしたのであった。
 

 
マルシェロロ情報

●閉店のお知らせ:6月19日を最後に閉店致します。いままでありがとうございました。

◎5月29日(日)照姫祭り参加のためランチお休みします。ディナーは通常営業いたします。

◎マルシェ弁当(テイクアウト)始めました。1680円&2880円(1人前)。2日前までのご予約をお願いします。

◎オードブルセット(2〜3人分)3780円&5150円始めました。2日前までのご予約をお願いします。

◎送歓迎会に!パーティプラン(6名様以上、平日限定、2H、要予約)
・フレンチコース(前菜、メイン1~2品、デザート)
*プラス500円でビール飲み放題に

◎ご予算に応じて、お弁当ご予約承ります(2日前まで、2人分2100円から)

●フレンチレストラン
マルシェロロ
練馬区石神井町2-13-5-102   03-6763-0909
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。ロロさんが東京・石神井公園にてフレンチレストラン&デリカ「マルシェ ロロ」(TEL03-6763-0909)をオープンしたのでママさんとして日々奮闘中。
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