ダーリンはフランス人シェフ

私のダーリンは年下のフランス人シェフ・ロロさん。外国人にも飲食業にもトンと縁のなかったはずの私が、ロロさんとフレンチデリカ&レストランをオープンすることに!

2017年04月

長宗我部友親著『絶家を思う』

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 殿がまた本を出した。殿とは、あの四国制覇で有名な大名・長宗我部元親を先祖にもつ長宗我部家17代目当主長宗我部友親さんのことだ。

 殿は、たまたま私の上司であったこともあり、友人であったり、そしてマルシェロロのお客様であったりする。

 殿と出会ってから人間には名家のDNAとか誇り高き血脈とかちゃんと存在するんだ、と思うようになった。まず、態度物腰そして見かけが殿様らしい。

 顔が大きくて鼻が高いちゃんとした大物顔をしている。そのせいかどことなく偉そうな雰囲気を醸し出している。「殿!」と呼ぶとちゃんと「はい」と答える。そして何かビックリするようなことがあると「今、背中の先祖様の霊がぶるっと震えた」とか言う。

 『長宗我部』(バジリコ出版、文庫は文春から)『長宗我部、復活篇』(文春文庫)に続き、今回で三作目となる長宗我部家のことを書いた『絶家を思う』(新講社)でも殿様らしいエピソードを語っている。

 戦国時代に大名が武士を集めたように、殿の家にはだいたいいつも食客がいたらしい。その代表格が通称「まむし」といい、殿が飲み屋で出会って意気投合してから20年以上家に住み着いていたらしい。まむしは一日五合ほどただ飯を食い、歯のない口をぱっくり開けて食べる姿がマムシという名前の由来らしい。

 昔の侍は飯を食わせたら戦で働いてくれたものだが、まむしはワンちゃんや猫ちゃんの世話をして恩義に多少報い、潮時だと思うとたまにフーテンの寅さんのように旅に出てはまた戻ってくる、を繰り返し20年以上となったようだ。

 また、先祖を斬首されている殿は川風が吹いてくるような感じがしてその中で自分が斬首されている夢をみたり、また幽閉された先祖がいる殿は極度の閉所恐怖症だったりするらしい。

 大名のルーツをたどった本はあまたあるが、子孫が直接書き下ろしている本は珍しい。子孫ならではの逸話がいくつも散りばめてあって面白い。

 長宗我部家と伊達政宗との関係など一般にはあまり知られていないルーツや、元親の娘阿古姫の活躍などを含め、家を繋いでいくということは並大抵の苦労ではできない大仕事なのだと思った。

 また、名家であろうと跡継ぎ問題があり絶家を考えざるを得ない状況や、先祖供養の話など一名家の遠い話ではなく、一般人の私も共感できる話として、殿の悩ましさがヒシヒシと伝わってきた。

 散歩に携行して、桜の木の下で遠い先祖に思いを馳せながら『絶家を思う』を読んで過ごすのもいいかもしない。

 

 

 

 

富来の活甘えび

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 加賀能登食べる通信から甘えびが送られてきた。石川県の甘えびは有名だが、今回の甘えびは特別で、志賀町の漁師・瀬川善彦さんが籠漁で活きたまま獲った甘えびだ。

 石川県では一般的に甘えびは底引き網で漁獲するそうだが、籠で取るのは志賀町だけらしい。傷つきにくく鮮度を高く保てるのは特徴だそうだ。

 志賀町は能登でも外浦で日本海の荒波にされされた立地だ。冬の厳しい海を深夜出かけていき、活きたままの甘えびをその日の金沢のセリに間に合うように出荷する。

 通常スーパーなどで出回っている甘えびは水揚げされてから1〜3日経っているものだが、瀬川さんの甘えびはまさに捕れたての活甘えびだ。

 その甘えびが瀬川さんからダイレクトに自宅に届き、さっきまで海にいた活甘えびを楽しむことができた。もちろんダーリンことフランス人シェフのロロさんも一緒にむさぼりつくように食べた。

 さて、そのお味は? まず食感が違う。弾力がちゃんとあり、プリップリだ。ちゃんと甘い味がするのだが、その甘さが通常のトローッとした甘みではなくスッキリした甘味なのだ。だから何匹でも頬張れてしまう。

 ロロさんも大絶賛の活甘えびをお店でも出したいが、何にもしないでシンプルに塩か醤油で食べる以外にロロさんテイストでどのようにお出しできるか、これからの課題だなあ。

マルシェロロ情報

●閉店のお知らせ:6月19日を最後に閉店致します。いままでありがとうございました。

◎5月29日(日)照姫祭り参加のためランチお休みします。ディナーは通常営業いたします。

◎マルシェ弁当(テイクアウト)始めました。1680円&2880円(1人前)。2日前までのご予約をお願いします。

◎オードブルセット(2〜3人分)3780円&5150円始めました。2日前までのご予約をお願いします。

◎送歓迎会に!パーティプラン(6名様以上、平日限定、2H、要予約)
・フレンチコース(前菜、メイン1~2品、デザート)
*プラス500円でビール飲み放題に

◎ご予算に応じて、お弁当ご予約承ります(2日前まで、2人分2100円から)

●フレンチレストラン
マルシェロロ
練馬区石神井町2-13-5-102   03-6763-0909
ミミ Paquet(パケ)
古都金沢でフツーに育つ。夫のロロさん(イラスト上)はフランス人で、しかもシェフ。ロロさんが東京・石神井公園にてフレンチレストラン&デリカ「マルシェ ロロ」(TEL03-6763-0909)をオープンしたのでママさんとして日々奮闘中。
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