古都金沢

 私ことミミの実家は古都金沢にあります。森の都や小京都と呼ばれる金沢はダーリンことフランス人シェフのロロさん も大好きです。今回の帰省ではロロさんはレストランでの仕事があるため、ミミ一人でした。少し寂しいけど、1日2回は必ず電話をくれるので大丈夫です。ちなみに金沢とフランスのつながりとして、姉妹都市がフランスのナンシー市で、バレエや芸能の交流を行っているようです。

加賀野菜を使う!

 ロロさんがいないので、今回は母とフレンチ。前から行きたいと思っていた
恵是瑠へ。恵是瑠は1976年に開業した老舗レストラン。金沢のダウンタウン片町にあります。

金沢といえば近江町市場という庶民の台所が有名なように、魚介類の宝庫。メインが旬の魚というラピスディナー(3600円)を注文。アミューズ、前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーか紅茶がついてこのお値段は東京に比べてかなり格安です。ではレッツ・トライ! グルメランキングへ
レストラン恵是瑠(ケイゼル)
 まず、アミューズ。マンジュ貝とパプリカのマリネ。私はマンジュ貝というものを始めて食べました。とても柔らかくマリネされていて、ナント中が味噌状になっていて、とってもおいしかったです。
フォアグラテリーヌゼリー寄せそして前菜。カワハギのカルパッチョなど金沢らしい生魚を含んだ、いくつかの中から選ぶ形です。私はフォアグラが入っているお肉のテリーヌ、母は
サーモンとホタテと夏野菜のゼリー寄せ。テリーヌはとても柔らかく、フォアグラもたっぷりの美味。ゼリー寄せも今流行の加賀野菜・金時草(キンジソウ)のソースと非常にマッチしてトレビアーンです。金時草のソースは軽くてさっぱりしたお味です。ちなみに金時草はカルシウム、ビタミンAが豊富で、血圧を下げる効果もあるそうです。
ポタージュケイゼルアマダイ
 スープはまたまた加賀野菜・五郎島金時(サツマイモ)の冷製スープ。五郎島金時はとっても甘く人気のブランド野菜。その特性をうまくいかした本当に美味しいスープでした。
フランス料理を食べつけない母も「これ、おいしいねえ!」と喜んで食べていました。

 そしていよいよメイン。アマダイのポワレ、冬瓜とキノコ(エリンギとシメジ)を使ったシェリー酒ビネガーのソース。アマダイの皮がカラッ、サクサク。カラッだけだったらプロのシェフだったら当たり前だけれど、サクで軽いのは高テクニック。そして身がジューシーでしっかりとした重量感があります。それが少し酸味の利いたソースに絶妙にぴったりときています。もうお見事! 

 ちなみに頼んだ白ワインはブルゴーニュ・シャルドネ。ボトル2600円、グラス600円。

 とどめはデザート。だってデザートワゴンの中から好きなだけ、何種類でも頼んでもOKなのですから、デザート好きには堪りません。蜂蜜のアイスクリームやミントと水あめのシャーベットやチョコレートケーキ、ババロア、プディングなど記憶にあるだけでも8種類以上。私は屋久島のパッションフルーツのシャーベットとレアチーズケーキを頼みました。シャーベットはすっぱいけれど口の中がさっぱり、すっきりして食後感がとても気持ち良くなりました。

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 今度はぜひロロさんを連れてこよう! 皆様も金沢にお越しの際はぜひ。
レストラン恵是瑠 金沢市片町2−6−1、2階 電話076−223−1133