ロロさんと入り口ガーデン・ウェディング
 ダーリンことフランス人シェフのロロさんのお友達の結婚式に参加しました。ロロさんのお友達はフランス人の銀行家。奥様は日本人です。会場は渋谷のマノワール・ディノ
一軒家のレストランスタイルです。目玉は樹齢100年の楠がそびえる庭。木の周りで写真撮影をしたり、ケーキカットをしたり、談笑したりと、ガーデンウェディングにぴったりです。また、木から素敵なエネルギーをもらえそうで、新たな旅立ちによいですね。

 やはり、招待客は新郎側はほとんどが外国人で、新婦側は日本人。新郎はフランスからご両親と弟さんが参加。招待客の中で印象に残った装いの方が三名いました。一人は新郎の弟さんで、金髪の長髪をひとつに後ろで束ねて、あごひげを三編みにしているのです。ちょうどエジプトのミイラツタンカーメンのお面のようです。そして、衣装はカーデガンにジーンズ。でもとっても似合っていて素敵でした。パリの芸術家風スタイルです。日本人にはとても真似できないし、似合わないですよね。もう一人の方はスコットランドの正装。あのタータンチェックのスカート姿です。スカートなのに、男っぽくてセクシーに見えるのです。つまり、スカートから覗く足の筋肉(特にふくらはぎ)が強調されて見え、それがマッチョに見えるのです。最後のお一人は日本人のご年配のご婦人。白髪と見事に着こなした着物がぴったりマッチ。着物を肌の一部のように着こなし、動くたびに、ほんわかとした和風の色気が漂ってきました。着物歴の年季を感じさせます。若い方で着物姿の方もいらっしゃいましたが、普段着慣れていない感じで、やっぱりしっくりしていないのです。着物の着こなしって難しいですね。

■料理
 フォアグラオマールいよいよ料理です。シェフはシェ・イノのオーナーシェフで有名な井上旭氏。オードブル二種。フォアグラのフラン、ポルト酒風味オマールえびのガトー仕立て、コートドール。フォアグラとトリフがプディング状になっていて、滑らかな食感です。私はおいしい、と思ったのですが、ロロさん曰く「フォアグラの味があまりしない」とのこと。オマール海老のガトー仕立ては野菜とシーフードのコンビネーション。シンプルな味付けで、海老やホタテの本来のおいしさが引き立っていました。しかし、ここでサービスに問題が・・・。
食べている最中にビデオ上映があり、私たちのテーブル(なんと新郎の家族席)からは見えなかったので、みんなで席をたち、見えるところまで移動。私は最後のホタテの一口とソースがたっぷり残った状態で、フランス風に後でソースをパンにつけて食べるのを楽しみに(もちろんナイフとフォークはまだ終わっていないよ、という意味で八の字に開いた状態)、席を立ちました。しかし、戻ってみるとミミの皿だけ片付けられているのです!
楽しみにしていたのに!! お祝いの席なのでクレームは遠慮しようと思ったのですが、皿を戻してもらおうと、怖いワイフキャラのミミはウエイターに「途中だったのに、下げられてしまった」と説明。しかし、そのウエイターは謝りもせず、スーッとどこかへ。ますます頭にきたので、別の少し格上っぽいウエイターに再度説明。ようやく「すみませんでした」と言ってくれたので、皿は戻らなかったけれど少し溜飲は下がりました。

魚 気を取り直して、魚のメインに集中。しかし、魚が来たタイミングで白ワインではなく、赤ワインのサービスが始まったのには閉口しました。魚が鯖やウナギなど脂が多い魚なら理解できますが、さっぱりフィッシュの代表スズキですもの。でも、乾杯のときにはシャンパンを何度もついでくれたのだからと、気を取り直して料理を楽しむことに。スズキの薄切り、バジリコ風味という料理です。サービスはともあれ、料理はソースの味もよく、さっぱりとして非常においしかったです。ロロさんも「おいしい」とにっこり。
ステーキ グラニテ(箸休めのシャーベットのようなもの)を挟んで、いよいよお肉のメイン、牛フィレのソテー、シェフ好み。お肉がとってもやわらかく、これまた美味でした。
デザート 
写真は新郎用のデザートの盛り合わせ。魚の図柄がかわいかったので、思わずパチリ。

 結婚式はビデオで新郎と新婦の子供時代から現在までをいろいろと工夫を凝らして紹介したり、新郎が一所懸命日本語で通訳し、詰まると客席から「がんばれ〜」と声援があったりと、とても和やかで楽しいものでした。素敵な結婚式に招待していただき、本当にありがとう! 末永くお幸せに。

 しかし、ここで終わらないのがフランス式。本場では朝までパーティが常識で、朝、新婚さんがオニオンスープを飲んでそれがシメとなり終了するのです。案の定今回もフランス人仲間たちは場所を移して夜中の3時4時までパーティ。ロロさんのご帰宅も午前4時半くらいでした。ダーリン、午前様のお疲れ様、でも仮眠をとってすぐ仕事。シェフの代わりはいないから大変ね〜、と思いながら朝のダーリンへのお見送りもベッドから決してです、やっと手首だけ微震動させ「バイバイ」と呟いたのみのミミでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました