ダーリンことフランス人シェフのロロさんが、悲しそうな顔をして「フランスで1400台の車が焼かれてしまったよ」とディナーの席で言っていたので、さらに「そもそもきっかけは?」と聞いたら、警官の追われた二人の若者が電力会社に逃げ込み、アクシデントで亡くなってしまった、とのこと。単一民族の日本人の私にとって「なぜ、このことが全国的な暴動に?」と不思議に思いました。
 ロロさん曰く「フランスは世界に植民地をもっていたから、旧植民地からの移民がたくさんいて、人種のるつぼになっている。その子供たちはフランスで生まれて、正真正銘のフランス人なのに、差別されている、と感じているから」だそうです。
 悲しいことです。日本では考えられない。フランスサッカー界の星、ジタンもアルジェリア移民の子供です。子供のころは本当に貧しくて、シューズも買えなかったそうですが・・・。今ではスターですね。
 植民地支配という重い歴史の痕跡がこのような形で現代にひずみとなって現れているのですね。日本人の「水に流す」なんて、通用しないんだなあ、としみじみ思いました。

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