年初に「国際結婚を考える会」に入会しました。ダーリンがフランス人シェフの ロロさんなので、同じテーマで語り合える仲間が欲しかったからです。会員には定期的に会誌が送られてきますが、その会誌が結構面白いのです!
 16ページ白黒簡易印刷のA4判ですが、その内容は多岐に渡っています。例えば「国籍を理由にした職場での不当な扱いとその対応」といった重い問題や「多重国籍」についてから、はたまた「ハーフの会 嵐山ハイキングに行ってきました」という楽しい話題や「不妊治療と体外受精の経験」といった個人的なトピックスまで。会員がそれぞれの立場で自由に言いたいことを書き、共有しています。
 特に印象に残ったのが、2005年11月号会誌の中の「10.22旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画」の文章です。「性奴隷」という言葉にまずビックリしますが、いわゆる「慰安婦」のことです。しかし、当事者の女性達は決して慰安のためにすすんで行ったのではなく、ほとんどは連れ去られて、暴力と監禁の耐え難い被害者だったという認識から、国際的には「性奴隷」という呼称が定着している、とのことです。
 被害女性が高齢のため、次々と亡くなっている中、被害女性たちが尊厳をかけて謝罪と補償を求めてきた声はかきけされようとしています。それではいけない、と全国的な証言集会が2005年10月22日に行われました。
 その際、京都では、フィリピンからピラールさんを招いて、生の声でその凄まじい体験を証言していただいたようです。最高裁で負けた後だということもあり、ほとんどの被害女性がその招聘を断ったにもかかわらず、ピラールさんは「誰も行かないなら私が行く。でもこれが最後にしてほしい」と言ったそうです。
 証言すること自体がピラールさんにとって悪夢を思い起こさせることでもあり、辛いことでもありますが、そのことが、日本の若い人たちの記憶に残り、また語り継がれることがれることに意味があるのだと思います。人間はいつも戦争を繰り返し、歴史に学ばないようにみえますが、こういう胸に刻まれるひとつひとつのことが、戦争ストップにつながればいいなあ、と思います。

 いろいろなことを教えてくれる「国際結婚を考える会」の会誌、次号が楽しみです。

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