祇園祭り2
祇園祭り1


 昨日は日帰りの京都出張でした。会社が発行読本のために、高名な栄養学者と私の友人のダンサー&大学客員教授との対談をおこなうためです。お忙しいお二人の日程がたまたま7月15日だったので、お昼の会食兼対談の設定をしたのですが、それが、大ラッキー。だって、たまたま祇園祭宵宵山だったんですもの。対談当日栄養学者の先生から「
祇園祭に合わせていらっしゃったんでしょ?」といわれ始めて気づいたほどのノウテンキぶりでした。

 祇園祭のときだけ年に一度各名家が秘蔵の屏風を公開すると言う風習があり、友人のダンサーと対談後に屏風探しに。といっても普通の家なので、だいたいの場所を尋ね、あとは宝探し状態。5,6件のお宝屏風を無事見ることができました。
 ダンサーの友人はカナダ時代の友人で、カナダでモダンダンサーとして鳴らした方です。共同通信のインタビュー記事の仕事でカナダで活躍する日本人アーチストに取材したくて、国際交流基金をたずねたら、「Mさんが今一番輝いているアーチストです」とご推薦いただき、その取材をきっかけにお付き合いさせていただくようになりました。その記事は大変好評で、多くの新聞に取り上げられ、担当者に褒められた記憶があります。
 カナダ時代が長い彼女は欧米人の感覚が良く分かるので、屏風には大いに興味あり! 屏風という日本文化独特の芸術に欧米人はびっくりするらしいのです。

 久しぶりに彼女に再会し、大いに刺激を受けました。私もフリーのライターとして仕事をしていた時期もあり、「自分の才能でどっこい生きている!」のに共感するところがあります。たまたまサラリーマンに縁があり、これまた社会の中にどっぷり漬かれて興味深いのですが、やっぱり自分の作品で勝負して生きることに執着してしまいます。この思いが彼女との再会でますます燃え上がったようです。

 東京の自宅に戻ると夜中の12時近く。ダーリンことフランス人シェフの ロロさんが待っていてくれました。でもよっぽどミミの顔が疲れていたのでしょうか。いつもは戌年のせいかキャンキャンまとわりつくのに「疲れてる顔してる〜」と比較的そっとしておいてくれました。
 この1週間接待、打ち合わせ、会社での事務処理など毎日夜中の12時ころの帰宅が続いています。仕事が忙しいのはあまり気にならないのですが、会社での人間関係が一番こたえます。こんなときほど、自分の成長のきっかけとしてプラスに考えるようにできたらなあ、と思います。

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