花とは愛されるために存在しているものである。花が嫌い、という人はまずいない。「花泥棒」という言葉があるように花を盗んでも罪にはならないくらいである。
特に病気になったりして弱ったときにめでる花は、なんとも瑞々しくて生気に満ちているように感じ美しい。
しかし、私は自分が弱るということがあまりないくらい鈍感なのか、あまりロマンチストではないのか、完璧に花より団子派である。よく職場を離れる際に花を贈られるが私の場合は「ミミちゃんは、どうせ花いらないだろうから、代わりに何がいい?」と聞かれるこらいだ。
しかし、先日仕事で五島列島に行ったときのこと。「花っていいなあ」と初めて心から思った。まず浜木綿(ハマユウ)の優雅さ。しかも野生の強さがあって優雅。五島列島には植物の原生が残っているようだ。ナデシコの原生っぽいのや野生のランや素朴だけれど、とてもひっそりとしかも凛として咲いている花が多い。
やっぱり茎を切られて花瓶に押し込められたり、鉢植えの窮屈なところに閉じ込められた花より、野っぱらに咲く花がいい。厳しいけれど自由なところもいい。
というわけで、花の美しさに気づかされた五島列島でした。ダーリンことフランス人シェフの ロロさんが昔花を良く買ってきてくれたことを思わず思い出しました。
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コメント
コメント一覧 (3)
ロロさんのお料理も美味しく、楽しいひととき、ありがとうございました。
私も花のような女性になりたいといつも思ってします☆