昨夜は日帰りの大阪出張でした。知り合いの方の会社がちょうど天神のそばだったので、今注目の天満天神繁昌亭を見学しました。
 上方落語の歴史は長いのに、漫才に押されて落語専門寄席をする場所がなかったんですね。漫才や曲芸と一緒にごった煮状態で寄席も行われていた、というのが実態でした。
 そしてとうとう天満宮が土地を提供し、地元の有志を中心とした寄付でりっぱな会場ができました。毎日満員御礼の大盛況。建物もりっぱで、寄付をした方の名前をかいた提灯が美しく輝いていました。
 寄付だけで寄席会場が建つほどですもの。大阪人はやっぱり喋りに関しては日本一こだわりがあるのではないでしょうか?昨日も営業でラジオ局まわりをしたのですが、東京だったら15分で終わる挨拶も大阪では1時間びっちり。しかも落ち が必要とする面白い小話のような話が延々と続きます。もともとミミも口先女系なので、こういう営業はとっても楽しめるからいいのですが、慣れていない真面目人間はたぶん面食らうでしょう。
 大阪の方とその辺の落ちについて話をすると、基本的に会話には落ちが求められる、とのこと。落ちがないと「落ちどこや?」と地面を探してくれるほど。なんでも電車の中の人々の会話が特に面白いとか。地元の方も「電車の会話聞いて笑い転げる」と言っているほどです。普段からのこの喋りを聞いて楽しむ、そしてしゃべりを楽しませて「どうや!」という、喋りそのものをもう息を吸うように楽しむ、というのがとってもいいですね。

 やはり落語、漫才など上方文化の影響でしょうか?大阪恐るべしです。ダーリンことフランス人シェフの ロロさんにはあまり感じない文化の違いも、同じ日本の大阪のほうにその違いを感じるなんて、なんだか不思議ですね。

一日一回のクリックをお願いします。応援宜しくお願いします。