今日は日本でもダーリンことロロさんの国フランスでも父の日です。母の日がフランスと日本では日にちが違うのですが(ちなみにフランスの母の日は5月の最終日曜日)、なぜか父の日は日本でもフランスでもアメリカでも同じ日なのです。
 父の日のプレゼントは知り合いに聞いてもみんな迷うそう。女性用ギフトはかなり幅広くネットでもデパートでも用意されているので、母の日のプレゼントはそんなに迷わないのですが、父の日のプレゼントの選択は結構大変です。
 特に父はもう引退していて高期高齢者にさしかかろうとしているし、お酒も健康上あまり飲んでいないので、ネクタイやお酒という選択もできない。靴下やシャツのたぐいもすでに過去の父の日で何回もプレゼントしマンネリ化しているし、サムイを着るガラでもないし・・・。うーむ、本当に困った。
 そんなときに母からヒントが。どうも父と喧嘩したらしく、機嫌がちょっと斜めだったらしい。電話口で「お父さんが宝くじ買ってきてくれ、って言うのよ、でも節約だからいつもは30枚のところ20枚にしてやった」とちょっと怒気を含んだ声でプチ意地悪を披露。また喧嘩かい、とちょっと呆れて聞いていたが、ピカッと頭の中で電球が光った。「そうか、あとの10枚を補填すればいいんだ」と。
 案の定、宝くじをプレゼントされた父は大喜びであったらしい。今度はプチご機嫌な声で母から電話があり「お父さんがとってもよろこんでいて、今から抽選を楽しみにしているみたい」との報告がありました。
 喜んでくれてうれしいけれど、よく考えたらこれは母子そろっての陰謀ではないかしら。まあ、結果オーライ。よ〜し、来年もこのパターンでいくぞ〜。