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 セミナー2本に午後と夜に分けて行ってきました。

 一つは金沢商工会議所主催の経営者応援セミナー「未来へのストーリーを創ろう〜飲食店編〜」。

 金沢で来年飲食業をやりたい私にぴったりです。セミナーも一週間後の個別相談会も無料でありがたい。

 内容はとても分かりやすく、目から鱗が多かったです。

 飲食業はスタンダードの時代(店舗数)→インパクトの時代(新規客数)→を経て現在ミッションの時代(リピート率)と言われているそうです。

 ミッションの時代とは、自分の価値を高めてリピート率を上げるということです。つまり、差別化、競合、景気ばかり考えずに自分に何ができるか? 自分の役割つまりミッションを見つけるということです。

 確かに人口が毎年減っている日本では同じ人に同じシーンではもちろん、異なるシーンでも何度も使ってもらい、しかも客単価も上げていく、ということです。

 例えば750円の昼定食を一人で来ていたお客さんがデートや家族という違うシーンでコース料理も食べる、という具合です。

 また、都会と地方のお店の違いや日常型店舗と非日常型店舗、そして商圏人口が大きいところと小さいところの立地の違いによって変わる戦略など、いろいろと教えてくださいました。

 フランス人シェフのロロさんと私が目指すお店は非日常型で商圏が小さい立地なので、情報発信はWEB記事型がよいなど。

 そのほか盛りだくさんで大変勉強になりました。来週の個別相談会までに今の段階で考えている事業計画書をとりあえず作成してみてもらうつもりです。

 まあ、ロロさんがデンマークのノーマから帰ってきたら考えがガラリと変わっているかもしれませんが、ダーリンがいない間に私でやれることは少しはやっておこうという気持ちです。

 もう一つは、広報セミナーで金沢大学の公開講座「広報を構成する 広報力を高める」です。昔仕事で広報をしていて興味があったのと、講師の宇野文夫さんが「能登里山マイスター養成プログラム」の企画運営を担当されていたことで、興味がわきました。
 レストランのために能登の漁業や里山でとれる野菜や果物なども調査してみたい、と思っているのでその舞台裏を少し覗いてみたかったのです。

 広報力をつけるノウハウを能登の農業の事例で説明してくださり、とても面白かったです。

 たまに勉強漬けの一日も楽しいです。