image


 父が2月12日に84歳で亡くなりましたが、その葬儀に私の高校時代のある同窓生が来てくださいました。
  
 その同窓生とは1年ほど前にフェイスブックの友達申請で連絡することがあり、
「御父上には大変大変大変お世話になりました」という大変を3回もつけてくれたお礼のメッセージが届きました。

 父は、現役時代は主に金沢家庭裁判所で書記官として働いていました。
 
 その同窓生はかつて裁判所に勤務していたことがあり、そのとき父からいろいろ教えてもらったようです。

 さらに彼は「25年前のことですが、自分にとって25年前も今も同じ気持ちです」とまで綴ってくれました。

 そのことを父に伝えると、とてもうれしそうに笑い、同時に私はとても父が誇らしく思い、さらに25年も前のことを覚えていてくれる彼の気持ちをとてもありがたく感じました。

 その同窓生は新聞記事をみて父の葬儀にも参列してくれ、別れを告げてくれたのです。

 さらに、葬儀が終わった後、「父上は自分のことをフルネームで呼んでくださり、言動を笑って見守ってくれました」「あのころのお父様の年齢に近づいてますます素晴らしい上司に巡り合えていたのだと思い知らされます」とメッセージを下さりました。

 その彼の言葉がうれしくて私は父に何度も彼のメッセージを語りかけました。父が亡くなって言葉に尽くせないほど悲しく、後悔ばかり思っていましたが、そのことでずいぶん救われました。

 おかげで父は私の中で誇りをもって生き続けてくれています。Sさん、本当にありがとうございました。