■ビストロ・イシュウ(Isshuu)
今日はダーリンことフランス人シェフのロロさん もお気に入りの
明大前(我が家のご近所さんです!)のビストロ・イシュウでランチをしました。
ロロさんをフレンチレストランに連れて行くのは本当に至難の技で、
例えば、私の上司がおすすめレストランに招待してくれた時も、
「このソースはインスタントのパウダーを使っているね」とコキオロシ、
私の面目丸つぶれ。こんなことはもう、日常茶飯事なのです。
しかし、イッシュウはロロさんが「また行こう」と言っているくらい
なので、おすすめです。
少し東京のセンターから離れると(といっても新宿、渋谷からたったの10分)、
こんなにも値段が変わってくるの? と思うほどリーズナブル。ワインも3000円台
が中心です。
高級レストランではジビエ(野生の動物の肉)料理として、もったいぶって
提供している猪のステーキも、時にはさりげなくメニューの隅っこに載っていたりします。
また、堀コタツのテーブル席だったりと、和の雰囲気の中でフレンチを食べること
ができるのも、魅力の一つです。
■Bランチを食べた
土日はランチがあり、Aランチ(カップスープ、サラダ、メイン、デザート、
コーヒーまたは、紅茶)1200円、Bランチ(カップスープ、オードブル盛り合わせ、
メイン、デザート盛り合わせ、コーヒーまたは紅茶)1680円と2種類から選べます。
私はせっかくなので、Bランチにトライ。パンプキンの冷たいカップスープの後に、
オードブル。内容は、サラダ、リエットのカナッペ、ピクルス、
シュー生地にチーズを練りこんだグ・ジェール、そして鴨のミートボール。
全部美味しかったけど、特に鴨のミーとボールが鳥には出せないコクがあり、
味に迫力がありました。
■ブリジットジョーンズのせいでビストロで汁ぶっかけご飯
メインは胃の調子が悪いので魚(サクラ鯛のソテー、キャベツの蒸し煮添え)
をオーダーしました。これが絶品。
ソースはムール貝などからとったさっぱりとしたスープ状のソース。鯛の身にしっかり
そのスープの味が染みているのに、鯛の皮はパリッとしたまま、という離れ業もの
でした。
胃の調子が悪くなったのは、昨夜、
映画『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月〜』をDVDで
観て寝たのがなんと深夜といってよいのか、早朝といってよいのか、4時30分だったから。
それにしてもレニー・セルウィガ−ってすごい。あんなに太って、すぐ元の体重に
戻せるなんて。
私はフランス人シェフのロロさんと結婚してからナント10キロ増。そして、痩せる気配
ゼロ。美味しいものを食べて太るのはしょうがない、と思っているからだけど・・・。
と言う訳で、胃の調子が悪いのでパンではなく、ご飯をオーダー。
そこで大問題発生!
フランス料理はソースが命。ロロさんの影響で、私もソースはパンにぬぐって
きれいに食べるのが信条。本当にフランス人と食べると、最後の一滴まできれに
ソースをパンにつけて食べるので、お皿がみーんなきれいです。
しかし、ご飯ではそれができないではありませんか!
困った私はしばらくスープ状のソースを見つめていましたが、「えい」
とばかり、ソースをご飯にぶっかけてしまいました!!
もう、美食のためなら、なりふりかまわず、周りを省みず、とは・・・。
「う、うめえ!」と思わず唸り声が飛び出るほど、美味しかった。
「おいしい」ではなく「うめえ」がぴったりした表現です、この場合。
ご飯に魚介とキャベツの味が染みて、うめー。
だれ? 軽蔑の眼を向けているのは。しかし、ビストロとは居酒屋のことですよ、
みなさん。気取っていられません。
そこで提案です。日本人ですもの、胃の調子が悪くなくたってフレンチでご飯を
食べたい時もあります。そのときは「ぶっかけ」なくてもスプーンでソースを少し
すくってご飯にかけるとか、もしくは少しご飯をソースの中に入れて食べても
いいのでは?
でもきどったレストランではなるべく避けるか、こっそりね。
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■デザート
デザートは白ゴマのブラマンジェと紅茶のシフォンケーキ。
ヘルシーで、あまり甘くなく美味しかったです。
ビストロ・イシュウ(Isshuu)
電話 03−3321−4343 月休み
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