■ダーリンはやっぱり猫が好き!
ダーリンことロロさん は猫が大好き!
街で猫を見つけると「パオ−ン」と言いながら忍び足で近づき、
ある程度近づくと、「ムムット」と呼びながら愛情たっぷりに愛撫するのです。そう、フランスでは猫は「ニャー」ではなく、「パオ−ン」と鳴くのです。そして、猫のことを
「ムムット」と呼ぶのです。日本語でいうと「おい、ニャン子」という感じでしょうか。
猫もロロさんが好き。私が「パオ−ン」と言って近づいても、ほぼ100%の確率で
猫が逃げてしまいます。でも、ロロさんだと逃げないのです。
なぜ? ロロさん曰く「そんなに牛みたいにドタドタ近づくと
逃げるにきまってるよー」。
普通に歩いているつもりなのに・・・。まるで私が牛みたいに太っているみたいな言い方して。いったい、誰のせいで10キロ太ったとおもってるのよー。絶対やせてやるー!
ロロさんは猫を見つけるのも得意。一緒に歩いていて、いつも先に猫を見つけるのは
ロロさん。ロロさんが「あ、猫」といって指さす方向を見たら、もう時すでに遅しで、逃げた後だったり、がほとんど。
■ダーリンはやっぱり犬年!
実はロロさんは目がとっても良いのです。視力がいいことは言うまでもなく、
視野がとっても広いのです。
だから、猫だけでなく、よく物を見つけては拾ってきます。使いかけの100円ライターとか、現金とか(最高2万円)。
イヌイットがアザラシを捕ってきて、妻に「さあ、どうだ」と男ぶりを発揮するのと違って、ロロさんは「誉めてもらいたい」、という感じで、私に拾ったものを
持ってくるのです。その辺は猫というより、やっぱり犬年生まれっぽいけど・・・。
(交番に届けられるものだったら届けるけど、現金や使いかけの100円ライターは無理だよね)。
カナダのトロントにいるときは、フィットネスマシーンやレンガやガラス板(レンガとガラス板を使ってサイドボードを作ってくれました)なんかも拾ってきてくれたっけ。そういえば。
■トロントの二匹の猫「ムー」と「ムムット」
トロントでは、猫に思い出があります。ルームメイトが猫を二匹飼っていて、当時フリーのライターだった私は部屋に缶詰状態のことも多く、猫とよく遊んだり、散歩したり、
していました。「ムー」と「ムムット」です。ムムットは多分他のちゃんとした名前があったのだと思いますが、ロロさんがいつも「ムムット」と呼んでいたので、ムムットになったわけです。
ムーは甘えん坊のデブのオス猫。
黒色だけど、足が靴下を履いているように白いで猫でした。
人間が大好きで、ロロさんと朝まだ寝ていると、「早くかまって」と、
ベットルームに自分でドアを空けて入ってくるくらい。そのくせ恐いもの知らず。
一緒に散歩したとき、公園で巨大な犬に「ウー」と背中を弓なりに
湾曲させ、今にも飛びかかりそうな姿勢で威嚇するのです。猫はすばしっこいので
「猫パンチ」で勝ったかもしれませんが、さすがに心配になったので、戦いたいムーを
無理やり胸に抱いて帰りました。
ムムットは白くて美しいメス猫。気位が高く、あまりなつきませんでしたが、
ルームメイト曰く「彼女はいつもは知らん振りだけど、私が泣いていたり、悲しい気持ちでいると、近くに寄ってきてなぐさめてくれる」。そんな猫らしい気配りができる猫でした。
ムーは去年交通事故でなくなったそうです。今でも街でロロさんが黒と白の混じった色の猫を見ると「ムー」と呼んで懐かしんでいます。
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