■ポール(PAUL)のケーキ
ダーリンことロロさん がフランス産の小麦粉を使ったポールのパンを
気に入ったので、今度はケーキに挑戦!
■サントノーレ
まず、サントノーレ(写真上)。
サントノーレは19世紀に生まれたフランスの伝統菓子。
パイ生地の上にシュー生地をリング状に絞り、飴を付けた小さいシューを飾り、
その中にクリームを詰めます。パリのサントノーレ通りにあったケーキ屋さん
が作ったといわれています。
ポールのサントノーレは、底がパイ状の平べったいシュークリームのお皿
にさらに小さいチョコレートクリームのシュークリームと
モカのシュークリームがのっている、という感じです。
シューの上にシュー、そしてそのシュークリームの間に生クリームをたっぷり
トッピングしたナントも贅沢なお菓子です。
ロロさんの美味しそうにパクリ! 口の周りにいっぱい生クリームをくっつけて、
こういうときは、すぐに子どもに帰っちゃうのですね。
ところで、フランス人って、シュークリームを積み重ねたお菓子が好きなのかしら。
フランスの結婚式では、小さいシュークリームを重ねて重ねて、クリスマスツリーの
ような形にしたものが出されます(シュークリームのビエス・モンテ)。
そういえば、ロロさんと私が結婚したとき、まだロロさんがメルシーボクーという銀座あけぼの 系列のWedding & レストランに勤めていて、
あけぼののケーキ職人さんが
シュークリームのビエス・モンテをプレゼントしてくれたっけ。
また、私たちの結婚パーティのときもロロさんの親友のフランス人シェフEも
シュークリームのビエス・モンテを作ってくれました。
ロロさんと私はカナダや日本でかなり長く一緒に暮らしてから、日本でビザの必要
から結婚という形式を選びました。後藤久美子とアレジもそうだけど、フランス人は
結婚という形式にはこだわらないのです。この話は長くなるので、また後日ね。
■タルト・フリュイ・ルージュ
次のポールのケーキはタルト・フリュイ・ルージュ。
タルト・フリュイ・ルージュは真っ赤な木の実を詰めた贅沢なタルトです。
フランラズベリー、ブラックラズベリー、ブルーラズベリー、レッドカラント
をたっぷり使っています。
甘酸っぱい4つの木の実の味とサクッとしたタルト生地にカスタードの味の
ハーモニーが見事。そして、木の実のツブツブ感も味わえ、木の実そのものの
美味しさもしっかり味わえます。
ロロさんも「おいしい」とにっこり。
また、見た目が美しい。やはり、赤ってなんともインパクトが強い色で
その中にブラックベリーの黒がはいっていたり、なんだかきれいな赤いビロード
のドレスをお菓子にしたような感じ。
ポールのケーキもパンと同様おいしいのはもちろん、雰囲気も味も
とってもフレンチなテイストでした。
ブログランキングに登録しています。応援してね。
ポール(PAUL) アトレ四谷店 電話 03−5368−8823
コメント