■フランス人シェフの妻 宿命その1 ブログランキング応援してね!
「ダーリンがフランス人シェフなの」という一言を発すると何が起こるか?
「フランス人」に反応する人と「シェフ」に反応する人
の二種類の反応に分かれます。
「フランス人」に反応する方は「フランス人? まあ、金髪で青い目でいいわねー」と勝手に想像がどんどん膨らんでいくようです。ちなみにダーリンことロロさん は
茶髪に茶色い目です。鼻は著しく高いけど・・・。
さらに「フランス人? 最近フランスリネンが流行ってるから、いいわねー」
と話が一方的に流れます。ちなみに我が家ではそのような高級品は残念ながら存在しておりません。
少し年配の方になると「おフランス?まあ、お上品でいいわねー」と
「お」がついた丁寧語に昇格するのです。まあ、悪い気はしないけど・・・。
一方、「シェフ」に反応する方は
1「毎日おいしいものが食べれていいわねー」
OR
2「ダーリン、お家で作ってくれるのー?」というパターンです。
さて、答えは?
答えその1:毎日おいしいものは食べないけれど、フレンチレストランに行く回数がどうしても多くなります。
なぜならば理由は二つ。ダーリンは日本食も好きだけれど、
やっぱりフランス人はフレンス料理が大好き(当たり前?)。
テーブルがあってワインをゆったりと傾けながらバケットをかじりつつ、
フランス料理を食するのが「料理を堪能している」と思うらしく、
その時間が本当にリラックスするようなのです。
もう一つの理由は、やはりシェフとしてのフィールドワーク。
いろいろなお店の味やメニューをトライして、自分のレシピに応用したり、
シェフとしてのセンスを高めるためです。
確かにシェフとして大切なことですよねー。しかし、お金がかかるのです!
パリに行ったとき三ツ星レストランのル・サンクで二人で10万円!
も使ったことは例外としても(その話は後日ゆっくり)、
リーズナブルなビストロでもかなり散財してしまいます(特にフランス人は!)。
お財布が痛いよー!
しかし、これもフランス人シェフ・妻の宿命その1です。
ここでは「おフランス、いいわねー」の世界ではなく
演歌「芸のためな〜ら、女房も泣かす〜」の
コブシが回る世界なのです!
でも、しょうがないよね、ダーリンのためだもの。
■宿命その2
答えその2:ダーリンはたまに家でも料理を作ってくれます。
東京のアパートの厨房が狭いので、あまり頻繁ではありませんが、
たま〜に作ってくれます。ポトフとかスープとか・・・。
カナダのトロントに住んでいた頃はよく作ってくれました。
庭付きの2K家具付きで家賃が4万5千円という格安物件に住んでいる頃は、フランス人シェフの妻の幸せにドップリと浸かっていました(ぬくぬく)。
厨房が広い上に巨大な収納抜群の冷蔵庫に4つも口のあるレンジ、そして何よりもフランス料理に大切な大きなオーブンと設備も整っていたし(カナダではしごく平均的な設備ですが・・・)、時間にも余裕があったので、ダーリンはよく作ってくれたのだと思います。
チャイナタウンのそばに住んでいたので、そこのスーパーには
毛皮を剥いだウサギ一匹丸ごと売っていたりしました。
ロロさんは丸ごとウサギを買ってきて、家でさばき(もう魚をさばく位の気軽さで)、ウサギのシチューを作ってくれたり、チキンのオーブン焼きなど
あっというまに作ってくれました。
ここで「いいわねー」という声が聞こえてきそうですね。
確かにまさにおいしい思いをしましたが、
世の中バランスがちゃんと取れているもので、
いいこともあれば、悪いこともある。
そう、待っていたのは「デブへの道」だったのです!
(私の頭の中ではブルース・リーの「ドラゴンへの道」のサントラが鳴っている)。
ナント体重が10キロもふとってしまったのでした。
デブへの道もフランス人シェフ・妻の宿命その2ですね!
デブへの道は明日の日記をお楽しみに。
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