デブへの道

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 フランス人シェフのロロさん と結婚してから、ナント10キロも太ってしまいました。
美食という愛のオリの中でぬくぬくブロイラーされている気分。
将来、フランス人シェフの妻として、食材という形で殉職するような予感を持つのはちょっと狂気の沙汰かしら・・・。

 そう、「デブへの道」もフランス人シェフ・妻の宿命その2なのです。

結婚したばかりのころは「おいしいものを食べて太るのはショウガナイ」と体重より美食に価値があるくらいに思っていました。しかし、忍び寄る成人病の影・・・。

フレンチパラドックス」という言葉があるように
フランス人はバターたっぷりの食事を取りつづけていながら、比較的長生きの種族として有名です。通説ではフランス人がよく飲む赤ワインのポリフェノールのせいだ、といわれています。

 しかし、フランス人がアルコール分解酵素を沢山持っているように、
動物性脂肪分解酵素」を持っているから、だと思うのです。
フランス人が長い狩猟民族としての歴史のなかで勝ち取った賜物で、
農耕民族の日本人が持ち得ない酵素なのです。
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動物性脂肪分解酵素をもつフランス人

 知り合いのフランス人と結婚した妻たちは口をそろえて
夫の帰省のアテンドは地獄だー」と言っています。
「フランスでの休暇?」「うらやましー」という声が聞こえてきそうですが、
とんでもない! 楽しいのは最初の2日。後は動物性脂肪地獄です! 
朝コーヒーとパン(朝は普通)、昼2時間かけて
前菜、メイン、デザート、もちろん食前酒とワイン付き。夜3〜4時間かけて
スナック、前菜、魚、肉、チーズ、デザート、もちろん食前酒、ワイン、食後酒。

 久しぶりの帰省に歓迎してくれるからなのですが、それが毎日滞在している間中続く・・・。日本人にとっては吐き気と戦いながら胃薬を握り締め、たまに仮病を使ってディナーをジャンプ、もしくは本当に吐く、などして過ごすことになるのです。しかし、フランス人たちはみーんな、とっても平気。とっても楽しそう。
美食と会話を楽しみ人生を謳歌、という感じです。

 と、いうことで「フランス人は動物性脂肪分解酵素を持っている」という結論
に達したのでした。だから、日本人の私が同じペースで食べていてはいけないのです! そう気づいた日からダイエットの日々がスタートしたのでした(ダイエットの話は後日ね)。
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