ロクさんとシェフ長谷川六さん推薦! ブログランキングへ

 尊敬する人生の師であり、また友人でもある長谷川六さん(ナント70歳の現役ダンサーなのです!ゴメン、六さん、また年ばらしちゃった)ご推薦の恵比寿のビストロEbiteiに行ってみました。

 六さんはダーリンのフランス人シェフことロロさんとも大の仲良しで、しかも食通。
恵比寿の住人として、グルメ激戦区といわれている恵比寿のお店の盛衰興亡を長年見てきているので、お店をジャッジするその眼はかなり厳しい。そのグルメ審美眼に適ったビストロがとうとう誕生!というわけです。

 舞劇『覇王別姫』を観た後、六さんとEbiteiに。観劇中も永久の愛を誓う純愛に感動しつつ、頭の中では予約してあると聞いていた鴨のコンフィの肉汁がジルジル音を立てておりました。

ビストロEbitei
 Ebiteiは恵比寿駅から徒歩7〜8分。大通りを抜けて少し静かになったなあ、という丁度良いころあいの場所にあります。少し重いドアを軽々と開けて案内してくれたのは、飯野通典さん。笑顔がステキで、力持ちそうなところがとっても好感が持てます。10キロ増の私でもお姫様ダッコができるくらい力持ちかしら・・・とバカなことを考えながら中に入ると、テーブル席の先がオープンキッチンになっていて、キッチンに面してカウンターが設置されています。

 だからカウンターに座ると、オーナーシェフの海老子川永ニさんと会話をしながら食事を楽しむことができるし、オーダーに迷っても気軽に相談にのってくれるのです。また、一人時間を過ごすのにもカウンターだといいですよね(以外と一人フレンチできる雰囲気のお店って少ないから)。
モンタス メインが鴨のコンフィなので、ワインはモンタス・マディラン(Montus Madiran)2000(5300円)。ロロさんも大好きな赤ワインです。
しかしロロさん曰く「トム・クルーズが買い占めているほど好きなワインとして認知されてから、値段が上がったような気がするし、つまらない」とのこと。

 アミューズは鳥のムースとにんじんのラペル、ラディッシュと葉っぱのピューレ添え。
鳥のムースはしっかり味のついたつくね風で、親しみやすい味。
白レバー 前菜は地鶏白レバーのムース(600円安い!)と六さんおすすめの
1個丸ごとトマトのロースト、バジルソース(これも500円と超リーズナブル!)。
 実は私は白レバーが大好物!色々食べたけど、Ebite白レバーはブルーベリーと
見事なハーモニーを奏でていておいしい
 丸ごとトマトもあっさりとしていて、相性抜群のバジルのスープ状ソースがまた美味。夏バテで食欲がないときでも、丸ごと1個スルリとお腹に入っちゃう感じです。

 そして、待ちに待った肉汁ジルジル生唾ゴクゴクもののメイン、鴨のコンフィ登場(1800円)。 ブログランキングへ
かなりなビックサイズなので、二人で分けてもOK。コンフィ 
う〜ん(唸っている音)。
とってもトレビアーン! 思わずフランス人になってしまうほどの美味しさ。その証拠に
六さんは最初一人に一皿づつコンフィが出てきたとき「二人で一つでよかったのに」
と言っていたのが、一口食べたら「私これ全部食べるから下げないでいいわよ」と大変身したほど。
 鴨の皮がパリッとしていて、肉がジューシー。そして鴨の味わいがうまくコンフィされているので、しっかり肉の中にウマミがふうじこまれています。

 ああ、とっても満足。六さん、ありがとう! ところで六さん、9月16日は六さんの公演の日じゃなかったっけ。10キロ増のミミは他人も道ずれと、また六さんのダイエットの邪魔をしてしまったのかも。六さん、ゴメンナサーイ。
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長谷川六『夏の花隅田川』第一部公演 9月16日(金)午後8時開演
元麻布ギャラリー 電話03−3796−5564 当日券3000円

ビストロEbitei 東京都渋谷区恵比寿1−24−10 
電話03−3444−4518