昨日(9月22日)のブログで書いたリヨンの郵便屋さんことLさんはなぜ、カナダはトロントにやってきたのか?
フランス人にとってカナダはフランス語圏のケベック州独立問題を抱えているため、移民としてビザが取得しやすい、という背景はあります。
しかし、ダーリンことロロさん曰く「徴兵制度から逃げたかったんじゃない?」とのこと。
フランスの徴兵制度は2001年に廃止され、現在は仏軍改革の一環で志願兵制度(職業軍人化)になっています。 Lさんは廃止前の最後の徴兵制度対象ジェネレーションだったのです。志願兵制度に移行しても、いざ戦争が始まると、徴兵制度時代に1年間軍事訓練を受けた人々は参戦する可能性が非常に高くなります。
と、いう訳で運悪く徴兵最後のジェネレーションのLさんはトロントに来たわけだけれど、逃げ切れず、レストランでは盛大なお別れ会を催されて、とうとう軍事訓練のためフランスに行ってしまいました。しかし、その後風の便りで、Lさんはすぐにトロントに戻ってきてフェデラルエキスプレスに就職した、と聞いたので、もしかしたラフランスでがんばって交渉して徴兵を逃れたのかもしれません。その辺は謎です。しかし、フェデックスは民間企業だから国営のフランスの郵便局時代のように、もう犬を使ってバーに飲みに行ったりはできませんね。
ロロさんも海外にいましたが、呼び戻されて1年間フランスで軍事訓練を受けました。厳しい歩行訓練を受けても、まっすぐ歩けず、クネクネ行進していたので、後ろの人にいつも笑われていたらしい。さらに、その後ろの人がロロさんの歩き方を冗談で真似るので、ロロさんを境にクネクネ軍団が出来上がっていたとか・・・?
また、教官に探し物をしてこい、と言われたのに、実際は寮の部屋で寝ていて、「探したけどありませんでした」と顔に枕の跡をつけながら言ったものだから、こっぴどく怒られたとか。
戦争が起こったときのことを考えると悲しいけれど、怒られたり、クネクネしながらも義務を終了したロロさんは「若いころに乱れていた生活がこの1年間でビシッと直ったので良かった」と今では思っているようです。
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フランス人にとってカナダはフランス語圏のケベック州独立問題を抱えているため、移民としてビザが取得しやすい、という背景はあります。
しかし、ダーリンことロロさん曰く「徴兵制度から逃げたかったんじゃない?」とのこと。
フランスの徴兵制度は2001年に廃止され、現在は仏軍改革の一環で志願兵制度(職業軍人化)になっています。 Lさんは廃止前の最後の徴兵制度対象ジェネレーションだったのです。志願兵制度に移行しても、いざ戦争が始まると、徴兵制度時代に1年間軍事訓練を受けた人々は参戦する可能性が非常に高くなります。
と、いう訳で運悪く徴兵最後のジェネレーションのLさんはトロントに来たわけだけれど、逃げ切れず、レストランでは盛大なお別れ会を催されて、とうとう軍事訓練のためフランスに行ってしまいました。しかし、その後風の便りで、Lさんはすぐにトロントに戻ってきてフェデラルエキスプレスに就職した、と聞いたので、もしかしたラフランスでがんばって交渉して徴兵を逃れたのかもしれません。その辺は謎です。しかし、フェデックスは民間企業だから国営のフランスの郵便局時代のように、もう犬を使ってバーに飲みに行ったりはできませんね。
ロロさんも海外にいましたが、呼び戻されて1年間フランスで軍事訓練を受けました。厳しい歩行訓練を受けても、まっすぐ歩けず、クネクネ行進していたので、後ろの人にいつも笑われていたらしい。さらに、その後ろの人がロロさんの歩き方を冗談で真似るので、ロロさんを境にクネクネ軍団が出来上がっていたとか・・・?
また、教官に探し物をしてこい、と言われたのに、実際は寮の部屋で寝ていて、「探したけどありませんでした」と顔に枕の跡をつけながら言ったものだから、こっぴどく怒られたとか。
戦争が起こったときのことを考えると悲しいけれど、怒られたり、クネクネしながらも義務を終了したロロさんは「若いころに乱れていた生活がこの1年間でビシッと直ったので良かった」と今では思っているようです。
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