ビーフシチュー 本日友人と新宿へ。新宿での待ち合わせ場所はいつも新宿東口にある紀伊国屋の1階の本売り場。元祖オヤジギャルとして20歳くらいからゴールデン街を徘徊していたころの待ち合わせ場所も同じです。しかし、当時は1階に本屋が無かったような気がします。だから今は便利。待ち人が遅刻しても本を読みながら待っていられます。

 紀伊国屋といえば、その地下1階にある「珈穂音(カポネ)」にもオヤジギャル時代に良く行きました。20歳そこそこのオヤジギャルの私にとって、洋食とは珈穂音のビーフシチュー以外に考えられませんでした。そして、将来フランス人シェフの
ロロさん と結婚して洋食の王様、フランス料理を極めよう、だなんてコレッポッチも想像だにしていませんでした。
 
 そこで、ミミの洋食の原点である珈穂音のビーフシチューをご紹介したく思い、久しぶりに食してみました。珈穂音はビーフシチューをはじめエビフライやパスタもあるのですが、基本的には魚を食べさせる居酒屋風のお店です。だから「おじさん、ビーフシチューとチュウハイと枝豆お願い」とか変なオーダー模様になってしまいます。

 フランス人シェフのワイフとして、フランスの三ツ星レストランをはじめ、あちらこちらでグルメのセレブ修業を重ね十分肥えた舌で、ほぼ15年ぶりのビーフシチューを味わう。その結果は?
「やっぱり、うまい!」
あっさりしていて、すこし和風の味でした。もしかしたら隠し味に醤油を使っているかもしれません。柔らかく煮込んだ牛肉の塊がごろごろ。ユニークなのは沖縄の紅芋が入っているところ。サツマイモと違ってさっぱりとした甘さがシチューの味と調和しています。それに紅芋はポリフェノールが入っているので体にもよさそう。その後の新宿徘徊(飲み歩き)に耐えられる丈夫な体になれそう?ビーフシチューはご飯と合わせた定食(ビーフシチュー、ご飯、お味噌汁、サラダ、お新香)の形で1200円。ご飯とも良く合います。

 新宿で飲む前に、ショッピングの合間に、待ち合わせをして待ち人来ず、の日のやけ食いに、新宿紀伊国屋(東口の方)の地下1階のビーフシチューをどうぞ、お試しあれ。

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珈穂音(カポネ) 東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊国屋ビルB1
TEL 03-3352-1539