いよいよフランス人シェフロロさん のグルメ・お取り寄せ第二弾です。前回は定番だったので、今回はこだわりの菊池牧場のご紹介です。

菊池牧場のソーセージ〜血も滴るレバーケーゼ〜

レバーケーゼバケットとレバーケーゼ 写真でお分かりになるでしょうか? 真空パックにレバーケーゼが血も滴る姿で入っていたのです。手に取った瞬間に「これから動物を食べるんだ」と実感が沸きました。
狩猟民族系のロロさんも血の滴りを見てニヤリ。そんなロロさんはちょっとキモイかも。

 菊池牧場は盛岡から50キロ離れた山の中にある牧場で、家族で牛や豚を育てています。ソーセージ類は30種類くらいあるそうですが、牛や豚を丸ごと使いきるため、いつも同じものがあるとは限らず、カタログもないようです。送られてきたソーセージ類と一緒に同封されていた手書きの手紙に「野生的でクセのあるソーセージとよく言われます」と書いてありました。う〜ん、野性的な味、楽しみ。

 レバーケーゼに合わせるバケットはBoulangerie Burdigala(パン屋ボルドーという意味です)。17種類のフランス産小麦と国産小麦をミックスして焼いているそうです。
レバーケーゼの味が強そうなので、バケットの中でもよく焦げ目がついたものをチョイス。そして、血も滴る系の肉やソーセージを食べるときの必需品ヴァイオレット・マスタードを用意します。ヴァイオレット・マスタードはもともとブラッド・ソーセージやジビエに合うので、血も滴るレバーケーゼにも合うはず(ヴァイオレットマスタードのお取り寄せは後日のブログで)。

 いよいよ試食。レバーケーゼを厚めに切って(あ、ロロさんなんか1センチ厚に切ってるー、ずるい!)、スライスしたバケットにのせ、ヴァイオレット・マスタードをさらにその上にのせて、パクリ。うーん、最高! レバーケーゼは確かにレバーの臭みがありますが、それをヴァイオレット・マスタードのホンノリした酸味と甘みがうまい具合に相殺して、なんとも絶妙な味になっています。もちろん、レバーケーゼだけでも肉の複雑な味が堪能できておいしいですよ。あー、ロロさんのペースが異常にはやい、おいしいからって一人で食べないでねー。
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菊池牧場〜ふわふわ感+肉汁のバイスブルスト〜

バイスブルスト
 そして、もう一つの菊池牧場のソーセージ、バイスブルスト。バイスブルストはドイツのバイエルン州の名物で、子牛肉を主体にしたねぎ入りソーセージです。

 野菜の煮込みにあう、と書いてあったので、少しボイルして食べました。白くてふわふわっとした外見なので、少し色っぽい。食欲と性欲と両方でガブリとやりたい本能が炸裂しそうなソーセージです。でも、そこは少しお上品にナイフを使うことにしました。ス−ッとナイフを入れると、もう肉汁がジュワーと出てきます。肉汁が出きってしまわないうちにパクリ。う〜ん、長ねぎとニンニクの味が複雑に絡まってナントもいえない味の肉汁とソーセージの固体そのもののプリッと食感と肉の味が絡み合って、うーんトレビアン! 原理としては小籠包(ショウロンポウ)に似ているかしら、肉まんの生地の代わりに腸をつかって、肉汁と肉を包み込んでいる、というところ。これだけ肉汁を堪能できるソーセージは始めてでした(ロロさんも食べながらうなずいています)。

参考:価格はレバーケーゼとバイスブルストのセット1500円+送料1000円
レバーケーゼの原材料 牛肉、豚肉、豚脂肪、レバー、天塩、香辛料、卵、ニンニク、玉葱
バイスブルストの原材料 子牛肉、豚肉、豚脂肪、天塩、長ねぎ、香辛料、卵、玉葱、ニンニク、しょうが

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菊池牧場 岩手県岩手郡岩手町一方1-256 Tel:0195-62-2444
Fax:0195-62-2620
Boulangerie Burdigala http://burdigala.jp