昨日は久しぶりに一日思いっきり遊び、贅沢な時間を過ごしました。昨日はお天気もよくて最高の梅見日和。それに、ダーリンことフランス人シェフの ロロさんが月曜日しか休みではないので、春に向けてアクティブ系の一人遊びに慣れなくてはと、自宅から歩いて15分くらいの羽根木公園に散歩がてら梅見に出かけようと思いました。そのとき、一本の電話が。
■加山雄三with大友直人 シンフォニック・ガラ・コンサート
親友のJちゃんから「ガラコンサート行かない?」とのお誘いが。Jちゃんの旦那さんがそのコンサートの構成・演出を担当、というご縁で、出かけました。大友直人が指揮する東京フィルハーモニー交響楽団と永遠の若大将・加山雄三と谷村新司のコラボレーションをナント、設立45周年の東京文化会館大ホールでやったのです。まさに「クラシックとニューミュージックの融合」という歴史的瞬間を体験しました!
そして、ナントあの天才・千住明が編曲監修し、千住明が作曲した「砂の器」劇中テーマ曲「宿命」の抜粋を「題名のない音楽会21」でお馴染みの羽健こと羽田健太郎がピアノを担当し、千住が指揮をするという超豪華オプションつきです!
加山雄三のダンディーな雰囲気とクラシックが見事にマッチ。もちろんその裏には歌謡曲をクラシックに仕立てた編曲のプロ集団の技術があります。また、谷村新司も国立上海音楽学院の教授に就任したこともあり、より洗練され、もうニューミュージック界だけではとどまらない存在感を醸し出していました。加山と谷村が一緒に「サライ」を歌ったときはもう会場は興奮の渦でした。
構成・演出がすばらしく、ジョークを交えたトークも楽しく、コンサートは始終大盛り上がりで、日本では珍しいスタンディング・オベーションで幕を閉じました。
まったくの余談だけど、ミミが小学生のころNHK金沢放送児童合唱団に入っていて、「湯山昭の世界」という東京文化会館のステージに立ったことがあるのです。当時はこの会場がカラヤンなどが名指揮をするプレスティージあるクラシックの殿堂だとはまったく知りませんでした。メチャクチャ光栄なことだったのですね。
ミミはたまに心が乾くときがあって、そういうときはオーケストラの綺麗な音楽がムショウに聴きたくなります。ちょうど乾いた砂漠に音楽という水を与えられた感じがするのです。最近仕事で疲れてチョット心が乾いていたので、美しい音楽と子供のころの思い出で、よいリフレッシュになりました。
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■ちゃっかり梅も見たのだ〜
コンサートの前にはちゃんと羽根木公園に行って紅白の梅も観賞しました。お天気がよいせいか家族連れで混み合っていました。いつもなら一人ぼっち感が余計際立って落ち込むところですが、最近心を強くしなくては、とよく思うようになり、寂しさよりも梅の美しさに感動できるようになったのは、自分でも大きな進歩だと思います。
というわけで、とっても贅沢な心が潤う一日を過ごすことができました。心が潤うと今度はいろいろなことに感謝する気持ちの余裕ができてくるのですね。例えば、小さな梅がちゃんと咲いてくれた、とか、散歩中に気持ちよい風が吹いたとか・・・。そういう幸せって本当にいいですね!
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