昨日は久しぶりにおお酔っ払いしてしまいました。酒豪のお客様のご接待だったので、食事の後4件もはしご酒。そして夜中の12時ころにお見送りをしたあと、よせばいいのに一人で飲みに行ってしまったのです。しかも新宿で。少し緊張ぎみのご接待から解き放たれた開放感からか、上機嫌の酔っ払い。間違えて入った初めての店だったけど、ちょっとトシだけどイケメンのマスターを相手に饒舌ぶり大発揮。しかしやがて記憶があいまいに・・・。「じゃあ」と言って店を出たところまでは覚えているのですが、その後の記憶がプッツンなのです・・・。
 気がついたら自宅のベッド。ちゃんとコントクトレンズもはずし、化粧も落としてある・・・。念のため財布のチェック。なくなったものはなく、3000円のタクシーの領収書も出てきた。しかし、なにかおかしい。店に入るときは1万円あったのに、財布に7000円も残っている。ということは、無銭飲食!でも、店出たときマスター何も言わなかったような気がするけどなあ。というより「この酔っ払いに何言っても・・・」状態だったのか? 今度行って確かめに行ってみようっと。
 
 と、首をかしげているときに、ダーリンことフランス人シェフの ロロさんが起床。でもなんだか様子がおかしい。とてもションボリしている。
「どうしたの?」といつになく優しげに質問するミミ。
「ミミが
蹴った!」えっ? 「パルドン(もう一度)」と突然フランス語になって青ざめるミミ。
「帰ってくるなり、電気をバンッとつけて寝ている僕を蹴ったんだ!」と上目遣いに恨めしげに言うロロさん。
「酔っ払ってたから偶然足が当たったんじゃないの〜?」と自分が信じられないミミ。
「最初はそう思ったけど何回も蹴った、しかも膝蹴り!!」
「エーッ」ともう絶好状態。だって信じられないんですもの。自分がロロさんを膝蹴りするなんて、しかも何回も!!!だって何にも覚えてないし・・・。
 
 そのとき、ある遠い記憶が蘇ってきたのです。10年以上前やはり大酔っ払いして知り合いの家の泊めてもらったとき「うちの犬蹴ってたわよ」と言われたことが。ミミは「大酔っ払いすると蹴る」という法則を発見したのでした。ああ、気をつけよう〜。いくら戌年だからって、ロロさんまで蹴っちゃかわいそうだもんね!

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