70歳の現役ダンサーとして有名な長谷川六さんのダンス公演が七夕の日(7月7日)に行われます。六さんはダーリンことフランス人シェフ・ロロさんの大親友で私がとても尊敬する友人です。
 六さんは大手広告代理店や一部上場会社で当時はめずらしかった女性管理職として活躍後、モダンダンサーになった、という異色かつバイタリティあふれる経歴の持ち主です。ダンサーとして、世界各国で招聘されダンスを披露するほか、ダンスの学校PASも主宰されています。人生はチャンスが幾度とあり、何回も楽しめる、ということを本当に身体と情熱で表現してくださる方だと思います。

 さて、公演について(六さんから頂いたご案内の抜粋から)

「隅田川」の連作の最後の作です。
ニューヨーク帰りの山崎広太が能なら船頭の役、六版では国籍不明の男の役で
踊ります。子役は加藤健廣、昼はコンピュータプログラマーの頭脳派、この対比が
また、いいかと。
長谷川六は、身体の衰えをいかにカバーするか、それとの格闘です


能の「隅田川」での狂女の悲しみ、情念を長谷川六がモダンダンスという形でどのように舞うか、とても楽しみです。

 共演の山崎広太さんは世界的なダンサーで、私がトロントに住んでいたとき、トロント公演リハーサルのお手伝いをしたことがあります。彼が振り付けで、カナダ人のダンサーを使ったダンスのリハーサルの通訳をすることになっていたのですが、現実は通訳など必要ありませんでした。なので、とっても楽チンをした記憶と情熱的な演出に感動した記憶があります。

長谷川六さんの公演『緑陰隅田川』情報
7月7日月曜、開演16時、19時
シアターX(カイ)
両国駅西口下車、国技館の反対方向(ホテルベルグランデあり)3分。
交差点を渡り左折、デニーズの終った角を右に入ると左手に入り口があります。
電話03−5624−1181

*予約してくださると、山崎広太のインタヴュの載った本をプレゼント。

入場料・3000円、当日・3200円
ご予約は
mailto:pas@yf6.so-net.ne.jp、
ファクシミリ・03−3443−2579