ダーリンことフランス人シェフ・ロロさんのフレンチレストラン&デリカマルシェ ロロ石神井公園)では、テラスがあります。
 フランスでは同じエスプレッソをカフェやレストランで飲むのもテラス席とテーブル席とカウンター席では料金が違うのです。一番高い席はテラス席でそれだけフランス人はテラスに座って太陽を浴びながら人々を観察しつつ飲食するのが大好きなのです。ちなみに次に高い席はテーブル席で、カウンター席と続きます。
 というわけで、マルシェロロにもロロさんお気に入りの小さなテラスがあり、ワンちゃんと一緒にお食事もできるようになっています。
 しかし、そのテラスに最近異変が! なんかいつもと風景が違うな〜、と思っていたら、なんとローズマリーの小さな鉢がなくなっていたのです。誰も捨てたりプレゼントしたりしていないので、多分盗まれたようです。なんとも残念なことですが、少し不思議です。
 というのはローズマリーは確かに料理に欠かせないハーブですが、観賞用としては全く面白くもないただのとがった葉っぱだからです。しかも匂いも独特でたまに虫除けに使われるほど。そこでロロさんはじめスタッフみんなの意見の一致したところでは「料理好きな人がメニューを考えながら歩いていると、目の前にフレッシュなローズマリーが」あったのではないか、ということです。
 なんとも料理を愛する人間たちが考えた勝手な想像かもしれませんが、せめて毎日水をあげて育てたローズマリーが美味しい料理となっていますように、と祈るばかりです。しかし一番いいのは料理ですでに使った分のローズマリーは差し上げますので、残りをご返却していただければ、なおありがたいです!